トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

岩古谷山からののミニ縦走

2008年02月17日 | データ

■Date:2008/02/16 以前から岩古谷山~平山明神山~大鈴山~鹿島山のミニ縦走の資料は準備してあり行くばっかりになっていた、鈴鹿でもいいが雪が少なそうな設楽山系のこのコースに単独で行くことに決める。コース距離約:7km、累積標高差:850m登り甲斐のあるコースである。いつものように豊川ICを出て、設楽町和市に向かう、自宅からは2時間20分で登山口へ着く。駐車スペースには車は止まっておらずまずはラッキー、駐車スペースから今回の登り口までは一般道を7~8分歩く、いよいよ登山開始。
いきなり急な上りで登山道は先週の雪か融けて凍っている、滑らないように注意しながら行く。鎖場の斜面は凍っており特に注意が必要だ、しばらく行くと岩古谷山頂上。晴天で三ツ瀬明神山が南に大きく見える。しばらくすると堤石峠に着く、堤石峠から平山明神山分岐までは一般登山道ではないが、近年良く登られ赤テープやフィックスローブで幾分整備されたようだ。途中幾つかのピークを超えるが、残雪が多く溶け出し所は凍てついており三点確保も自然に手に力が入る。下りの凍てついたルートでは簡易アイゼンを付けクリヤして行く

天候が良く風も無いので汗が噴出す、それでも気温は-1度程度である。この核心部に1時間10分を費やし平山明神分岐に着くが雪が多く20cmはある、小明神を過ぎ厄介な岩場を越し尾根にでる両サイドには木々があり安心して行けるが次の下り気味のナイフリッジ前で・・・・

今日はまだ誰とも出合っていないし既に12時だという事を考え、無理をせずここで平山明神山を諦め早々次の大鈴山へ向かう。この途中で本日始めての登山者1組(2名)に出会う、彼らは私と反対ルートの周回している様だがここで出会うには少し時間的に厳しくハイペースで抜けていった。グミンダ峠からの標高200mの上り返しはきつく一般登山道は雪に覆われた場合、ルートが分かり難くトーレースのみが頼りで不安になる。
しゃりばて寸前で大鈴山に着く、ここでチキンラーメンを作りキンキンに冷えたビール片手に昼食タイムとする、

ここは眺望も良く南アルプス南部の山々(聖岳等)が見える。天気も良く、風も無いが山頂は雪に覆われじっとしているとかなり寒いので空腹を満たしたら早速、鹿島山に向かう。鹿島山では眺望も無く写真を撮ったら下山する、神社脇を抜け林道を行くと和市登山口に出る。
駐車スペースには本日唯一であった登山者と思われる車が1台止まっている。本日の登山者は単独行の私と1組(2名)の計3名の入山となる。
帰りに『とうえい温泉』へ行く為、北上し1時間ほどゆっくりし家路を急ぐ。

初めての積雪のある山行で堤石峠から平山明神までのルートはきつかったが非常に楽しく、雪の無い時期に今回未踏の平山明神も含めぜひ来たいと思います。

■コース
堤石トンネル脇登山道→岩古谷山→堤石峠→明神山分岐→小明神→ナイフリッジ前
→明神分岐→グミンダ峠→大鈴山→鹿島山→神社→水場→和市登山口
コースタイム(4時間30分:休憩含む30分)

■反省と対策
1)手袋は予備を持参する(出来ればフリース素材)