トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

シロヤシオの三池岳、釈迦ヶ岳経由

2017年05月19日 | データ
■2017.05.19 鈴鹿山脈でまだ行けてない『シロヤシオの三池岳』へ
釈迦ヶ岳にも立ち寄り。

登山口の駐車スペースに7時少し前に到着。

岩ヶ峰尾根へ取り付くには少し戻り左側の林道を行く。
少し行くと左側の沢へ下りるルートが確認できる。(林道左脇の木に赤ペンキマーク有り)
そこを降り沢を渡り尾根に取り付く。

光沢のある落ち葉が、良く滑るので注意しながら登高、行きなり急登が続く。
中腹でシロヤシオがお出まし。
ここら辺は終わりに近いようだ。

シャクナゲはまだこれからが本番。

北山

イワカガミ。
既に時期は過ぎているがいたる所に咲いている。

このルート、手の出番も多い

今回見た池で一番立派な池だが名前がない。
綺麗に映り込んだ。

岩ヶ峰尾根を登り詰めると縦走路。
チョット寄り道で『釈迦ヶ岳』へ

ミツバツツジ。

稜線のシロヤシオ

白色のスミレ

釈迦ヶ岳山頂

立派な山頂標識が寝ている。

釈迦ヶ岳最高点。

さあ三池岳まで稜線散歩だ。

シロヤシオは5枚の葉が輪生状に付くことから別名ゴヨウツツジ(五葉躑躅)とも言う。
奥に見える山は竜ヶ岳。



気持ちの良い稜線散歩。

歴史のある八風峠。
八風大明神が祀られている(お菊伝説
織田信長もこの峠を超えたらしい。

空木岳の駒石に似た石(岩)

ハルリンドウ。

三池岳山頂。

お昼も近くんなり今日はこれで・・・・

登山靴のソールが剥がれた登山者が上がってきたのでテーピングテープを渡してしばし歓談。

竜ヶ岳をズームし撮るが羊はいないようだ。

まだ早いのか?、シロヤシオの裏年なのか?

でも控え目なシロヤシオを良いものです。

御菊池。

んー水溜りみたいだね。


12:38下山。

温泉はいつもの阿下喜温泉へ。

今日は静かな山行+控え目なシロヤシオで大満足。

■コースタイム=山行:4時間33分、休憩:1時間9分、合計:5時間42分
07:03駐車場→09:00岩ヶ峰尾根分岐→9:10釈迦ヶ岳→09:14大蔭→10:49八風峠→11:04三池岳山頂11:47→12:38三池岳登山口

春山は静かな南アへ(仁田岳・茶臼岳) 登頂編

2017年05月08日 | データ
・春山は静かな南アへ(仁田岳・茶臼岳) アプローチ編
・春山は静かな南アへ(仁田岳・茶臼岳) 登頂編

■2016.05.02 昨日は小屋泊まり(横窪沢小屋)で食事は自炊。
昨日の夕食は赤からうどんに生卵とサラダ豆のトッピングで生めんなので美味しかった。
朝食はチキンラーメンに生卵のトッピングでこれもいけます。

しかしチキンラーメンは最高だ。

以前、大阪の日清食品ビルに何度か行く機会がありそのビルのフロアーに安藤百福の銅像があった。
その際チキンラーメンを発明してくれてありがとうとお参りした事がある。
まあこんな事はどうでもいいですね。

夜明け前の4時にヘッデンを灯して登り出す。
雪は締まっておりアイゼンが利く。
樹林から上河内岳の山容が見え始める。


小屋までのトラバースが早すぎるトレースも締まっており別に気にする事も無く後を追う。
やっぱり大分下に出ている。

快晴。

茶臼小屋からは直登。

左から兎、聖、上河内

上河内岳へのルートは地面が出ている部位が多い。

中アもばっちり。

締まっている場合は雪面の方が歩きやすい。
ただ滑らないように。

富士山は背中を押している。

茶臼岳山頂。
信州側は雪が飛ばさている。

上河内岳も眺望が良いが茶臼岳も中々です。

光岳方面
中央のもっこりした山が「仁田岳」です。
此方は殆ど雪上の行動で行けそうです。

08:19希望峰

仁田岳までもう少し。

左から兎岳、聖岳、上河内岳、茶臼岳の連ちゃんです。
予想した眺望。

08:42仁田岳

朽ちた山頂標識を立てかけ光岳方面
光岳方面へは1名のトレースが続いていますが踏む抜きで断念したと情報を得ています。
樹林帯で日中の行動では踏み抜き地獄ですね。
でも登りが少ないので日程さえ有れば難しくない。

ここで軽食を

ここから茶臼までの雪のラインが本日の私のルートです。

茶臼岳も光側から見ると意外にピラミダル。

中アも綺麗に見えます。

仁田岳、光岳、池口岳、加加森山

上河内岳

兎岳
この南面威圧的ですね。

窪地の春を待つ木々、こんな所で幕営したい。

茶臼に戻って、


穂高も見える。
混んでるだろうな。

春待ちの芽を入れて聖岳、赤石岳、悪沢岳、上河内岳

やっぱ南プスで良かった。

この稜線居るのはこのおやじだけ。
まだ誰にも会いません。

風も無くシェルは不要。
しばし横になる。

さあ最後に一枚山写真を取って下山します。

聖、兎が見えなくなります。

10:54茶臼小屋
水場は雪の下、水は雪から作りましょう。
この時期水は雪から作るのが当たり前と思いきやそう思わない登山者も多い。

10時過ぎには雪は「ズブズブ」になってきた。

横窪沢小屋までは連休後半初日に入山した登山者と多くすれ違います。
早朝に入っても茶臼小屋に出る頃は昼近くになり踏み抜きます。

12:15横窪沢小屋 茶臼から約1時間でベース小屋へ到着。
時間は早いがここでもう一日ゆっくりします。

濡れた、スパッツや靴下、アイゼンを乾かす。
ここで年配者と若者のパーティーと雑談。

滑り止めを持っていないのでここで止まって散策し下山する事を進めた。
彼らも快く聞き入れ小屋までとした。
夜は彼らとも話し込み夜は更けて行く。

夕食は日清焼そば1.5をフライパンで作りその上にさんまの蒲焼をトッピング。
これも行けますね。

粉物が中心ですが生物をトッピングすることでグレードがあがります。

本日入山組みが多く、横窪沢小屋利用は5名となる。

さあ明日は新緑を楽しみながらゆっくり下山。

気分的にも体力的にも余裕があり今後は+1の日程も有りかな?

下山後は以下へ
・春山は静かな南アへ(仁田岳・茶臼岳) アプローチ編


■コースタイム
※1日目 山行3時間1分+休憩14分=合計3時間15分
畑薙大吊橋08:01→08:31ヤレヤレ峠→09:32ウソッコ沢避難小屋→11:16横窪沢小屋泊
※2日目 山行7時間42分+休憩24分=合計8時間6分
泊横窪沢小屋04:09→06:56茶臼小屋→07:42茶臼岳→08:19希望峰→08:42仁田岳→09:16希望峰→10:19茶臼岳→10:54茶臼小屋→12:15横窪沢小屋泊
※3日目 山行2時間31分+休憩24分=合計2時間55分
横窪沢小屋05:56→06:52ウソッコ沢避難小屋→08:19ヤレヤレ峠→08:47畑薙大吊橋

春山は静かな南アへ(仁田岳・茶臼岳) アプローチ編

2017年05月08日 | データ
恒例の春山は・・・やっぱり南アルプスになった。

畑薙ダムから入り横窪沢小屋の冬季解放スペースを利用した2泊3日。南ア南部はこの時期冬季開放小屋を利用し春山を楽しめるし・・・・

一番は人が少ないから。

過去は初日に茶臼小屋まで足を進めたが、腐れ雪の行軍は結構きついものがある。
そこで今回は横窪沢小屋をベースとしてそこから仁田岳・茶臼岳を早朝アタックする。

仁田岳は初めて行きます。
※仁田岳(標高:2,524m)
2,500m以上の山もターゲット。

このメリットは
・早朝→雪が締まっている(踏み抜かない)
・行動装備→軽い
である。

■2017.05.01横窪まで。

自宅を3:30に出発し登山口の沼平に7:30到着。
ゲート寄りの駐車スペースに駐車。
自転車を組み立て、登山届を提出しゲートのおじさんに声をかけゲートを抜ける。
徒歩40分の所自転車利用で5-10分で畑薙大吊橋(登山口)に到着。

自転車をデポし苦手な揺れる吊り橋を渡る。

山の斜面に咲くスミレ。

畑薙山の斜面をジグザグに登りきると
ヤレヤレ峠。
おかしな名前ですが下山時にはこの気持ちになります。

沢筋に右岸左岸と吊り橋を幾つか渡り
ウソッコ沢小屋に到着。

ここまでに出会ったのは下山者1名。

残念ながら山芍薬は蕾のまま、上手くいけば下山時に一つや二つ咲いていれば有りがたい。

本格的な登りに入り中の段に到着。


横窪峠あたりで雨が降り出す。
峠を降りれば横窪沢小屋、雨から逃げるようにして小屋に入る。

まだ誰もいないので特等席の入口右側奥スペースを確保
時間的には茶臼小屋まで余裕で行ける時間ですが今回山行はここでニ連泊。

店を広げていると雷が鳴り雨足が強くなる。
すでに登山口で挨拶をした若者2名と下山して来た年配の登山者2名が逃げ込んでいる。

この年配の登山者と山話など色々雑談するうちに以前も聞いた話が・・・
去年のGWにも話し込んだ登山者でした。


結局、年配登山者はウソッコ沢小屋まで下山しそこで宴会。
若者1名は雨のなか茶臼小屋を目指した。
後日情報:この若者、聖岳へのピストンできたようです。

今日のお泊まりは夕方の下山者が加わり3名。

翌朝3時に起床し4時から登り出す。

↓↓二日目の記録は以下へ
■2017.05.02 茶臼岳・仁田岳

ここからは三日目の記録です。
■2017.05.03横窪沢小屋から
本日は下山日。

スープ2杯の朝食とする。

下山後の温泉(白樺荘)が10時からなので撤収は時間を掛けてゆっくり行う。

パッキングを済ませ、小屋を掃除し「善意の箱」へ自分の気持ち分を入れる。

沢には雪も残るが本流は

小屋廻りにさく黄色い花。

バイケソウの朝日を浴びて気持ちよさそうだ。

そして小屋を後にする。
ここを利用するのは2回目だ

1回目は南アルプス大縦走の時

ミツバツツジ。

連休後半の今日は入山者が多い。
それでも南アのレベルで

シロバナエンレイソウ

新緑の緑が眩しい。

山芍薬はもう少し眠たいみたい。

フタバアオイ

ミヤマキケマン

戻ってきました。

デポした自転車で沼平へ
少し下り坂なので楽ちん。

近くのお気に入りの温泉「白樺荘」は10時前でも入浴できた。

そして本日一番風呂GET。

帰路は井川→千頭→川根本町など観光気分で廻ります。

井川ビジターセンター
南プス情報は情報井川ステーションでここで運用しています。

地元情報や道路情報などでお世話になっています。


まちかど博物館 「剱岳・点の記」 のんき堂 生田商店(千頭)

明治40年、祖父の生田信さん達が苦労して初登頂した劔岳(2,999m)の過酷な体験が映画化され、多くの映画ファンを感動させました。劔岳に関する資料や撮影時の貴重な資料等を展示しています。

下山後の楽しみはここの訪問でした。

見学させて下さいとお願いしてお店の方の説明を受ける。
私も色々調べているので話していると・・・
詳しい人が来たよーとご主人に声を掛ける。

奥から「のんき堂」のご主人が出て来ました。
そして話が続きます。

関連する情報
剱岳(劔岳) 早月尾根
立山登山(立山本峰,龍王,別山,剣御前)と立山信仰

千頭駅では千頭駅転車台で蒸気機関車C11が向きを変えていました。

連結し金谷方面へ走って行く。

そして日本一短いトンネルを抜けて行くでしょう。
正式名称は『川根電力索道用保安隧道』で厳密に言えばトンネルではない。

南プス帰りに必ず寄る広林堂で「茶羊羹」を購入。
冷蔵庫で冷やすととても美味しい羊羹です。

お腹も空いたので遅い昼食をと調べた店へ。





・・・・・

お休みです。

静岡おでんが・・・・

帰路はR1→東名経由で渋滞を回避し16時頃自宅に。

色々お土産を買ったので仏壇にお供えし無事を報告する。


楽しかった。

・春山は静かな南アへ(仁田岳・茶臼岳) アプローチ編
・春山は静かな南アへ(仁田岳・茶臼岳) 登頂編