トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

晩秋の木曽御嶽山

2011年10月29日 | データ

■2011.10.28 家から一番近い3,000m峰の木曽御嶽山へ、外輪山のお鉢巡りと時間に余裕があれば継母岳(ままははだけ)を目指す。木曽御嶽山には剣ヶ峰、摩利支天山、飛騨頂上、王滝頂上、継子岳、継母岳と6つのピークがあるが残すは継母岳のみ。
ここは登山道は無く外輪山の途中からコルまで標高を下げ大岩の右を巻いて行けば3時間で往復できそうな情報を得る。そこで剣ヶ峰に10時までに着けば向かう事にする。
田ノ原には8:10着、急ぎ準備をし8:20に出発する。
朝の気温は2℃だが快晴・無風で寒さは感じない、この時期としては絶好の登山日和、また霜柱を踏む音が心地よい。
眺望は良く中央アルプスと南アルプスが重なり合って墨絵のようだ。
10:40剣ヶ峰。残念ながら10時までには到着できなかった、スタートが20分遅れたのと2時間では頂上を踏めなかった。
風の無い山頂東側斜面でマッタリする事にした。
お湯を沸かしコーヒーを飲みながら乗鞍越しに今まで行った北アルプス北部の思いを走らせる。
この時点山頂には長野と京都から来た単独行者が2名いるだけ、一人は360度眺望できる喜びを携帯で伝えている。
多分今年最後となる高峰での時間を過ごす。

1時間程マッタリして山頂の社務所裏からのお鉢巡りへ。
初めて地獄谷を見た。・・・ここは活火山。
そして継母岳が見えてきた、残念だがここは次回の楽しみにする。
二ノ池(標高2908m)は日本最高所の湖沼で色はエメラルドグリーン、そして既に一部凍っている。
トラバース道で王滝頂上まで戻り、奥の院経由で下山する事に。
14:20 田ノ原着。
スキー場周辺ではカラ松の紅葉が
紅葉は清滝周辺がピークと思われる。

睡魔の襲う中、南木曽あららぎ温泉まで辿り着く。
ここには既に20年ほど前から事あるごとに訪れているお気に入りの温泉。檜の湯船にゆっくり浸かり、仮眠をしてから帰路に着く。


山は山でも・・・大本山&雪山讃歌ドライブ

2011年10月10日 | データ
■2011.10.09
平日の休日が9月で終了し通常の土日休みとなった10月の連休2日目、久し振りにトドクロちゃんとドライブへ。
三重県いなべ市と滋賀県東近江市を繋ぐR421に今年、石榑(いしくれ)トンネルが開通したそれを利用し滋賀県まで抜け関が原を経由し下道で三重県いなべ市まで戻る周回コース。
7:30頃自宅を出発し伊勢湾岸に乗り渋滞前の四日市東ICで下り三重県いなべ市の宇賀渓を目指す、R421の峠道は酷道でそこを回避するために今年3月に石榑(いしくれ)トンネルが開通した。このトンネルを抜けると臨済宗(禅宗)大本山の永源寺までは近い。
9:00 約1時間半で紅葉で有名な永源寺
お参りした後、門前町で味噌田楽を食べる、この地方は蒟蒻も有名でとても歯応えがあり美味しかった。
紅葉の時期にもまた来て見たいですね。
そして車でチョット行った所の池田牧場でイタリアンジェラートも注文する。

11:00 道の駅『あいとうマーガレットステーション』へ
ここは花材などのショップも充実しているのでトドクロちゃんは楽しそうにそれを選んでいる。
ここは色々な館がテーマごとに6館あり目的に応じ楽しむ事が出来る。
正面広場では大道芸も行われていた。ここのベンチで現地調達した蒟蒻の煮物をおかずにおにぎりで昼食とする。

12:50 私の目的地、西堀榮三郎記念『探検の殿堂』へ

西堀榮三郎の生涯は波乱万丈です。
地球の果てへの地理的探検は、南極から世界の屋根、ヒマラヤの高峰にまで足跡を残しており、探検界のリーダーでした。そればかりか、科学者・技術者として自ら製造にも携わり、品質管理、原子力、海洋と、いずれの分野においても探検的精神を貫ぬき、教育者・哲学者でもあったと評価されています。

TBSで放送される南極大陸は西堀榮三郎が隊長として行った第一次越冬隊の話です。

そして雪山讃歌は西堀榮三郎の作詞です。

2Fには日本の探検家ブースがありトドクロちゃんが真剣に見ています。
この時点で探検の殿堂には我々夫婦の貸切です。

そして南極越冬隊が来ていた厚手のダウンジャケットを着て記念撮影。
このジャケットはソフトですごく暖かい・・・当然ですね。

西堀榮三郎語録のお気に入りを一つ。


帰路は琵琶湖湖畔少しドライブして長浜へ
そこから伊吹経由で上石津へ抜け、三重県いなべ市『阿下喜の湯』へ

今回は連休中の渋滞の発生しないルートで愛知県→三重県→滋賀県→岐阜県→三重県→愛知県と抜けてきた。
石榑(いしくれ)トンネルは大変便利ですね。