■2011.10.28 家から一番近い3,000m峰の木曽御嶽山へ、外輪山のお鉢巡りと時間に余裕があれば継母岳(ままははだけ)を目指す。木曽御嶽山には剣ヶ峰、摩利支天山、飛騨頂上、王滝頂上、継子岳、継母岳と6つのピークがあるが残すは継母岳のみ。
ここは登山道は無く外輪山の途中からコルまで標高を下げ大岩の右を巻いて行けば3時間で往復できそうな情報を得る。そこで剣ヶ峰に10時までに着けば向かう事にする。
田ノ原には8:10着、急ぎ準備をし8:20に出発する。
朝の気温は2℃だが快晴・無風で寒さは感じない、この時期としては絶好の登山日和、また霜柱を踏む音が心地よい。
眺望は良く中央アルプスと南アルプスが重なり合って墨絵のようだ。
10:40剣ヶ峰。残念ながら10時までには到着できなかった、スタートが20分遅れたのと2時間では頂上を踏めなかった。
風の無い山頂東側斜面でマッタリする事にした。
お湯を沸かしコーヒーを飲みながら乗鞍越しに今まで行った北アルプス北部の思いを走らせる。
この時点山頂には長野と京都から来た単独行者が2名いるだけ、一人は360度眺望できる喜びを携帯で伝えている。
多分今年最後となる高峰での時間を過ごす。
1時間程マッタリして山頂の社務所裏からのお鉢巡りへ。
初めて地獄谷を見た。・・・ここは活火山。
そして継母岳が見えてきた、残念だがここは次回の楽しみにする。
二ノ池(標高2908m)は日本最高所の湖沼で色はエメラルドグリーン、そして既に一部凍っている。
トラバース道で王滝頂上まで戻り、奥の院経由で下山する事に。
14:20 田ノ原着。
スキー場周辺ではカラ松の紅葉が
紅葉は清滝周辺がピークと思われる。
睡魔の襲う中、南木曽あららぎ温泉まで辿り着く。
ここには既に20年ほど前から事あるごとに訪れているお気に入りの温泉。檜の湯船にゆっくり浸かり、仮眠をしてから帰路に着く。