トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

雨の寧比曽岳1120m

2011年05月22日 | データ
■2011.05.22 早朝テニスとGストのモーニング後に足助の奥、寧比曽岳へ。車は2台止まっている、この雨の中物好きは他にもいる。駐車場でテニスから山ウェアへ着替え12時頃スタートする。雨具は面倒なので傘をさして東海自然歩道を行く、登山者3名とすれ違うが皆、雨具を着込んでいる。40分で山頂の東屋、ここでガスを出しラーメン用のお湯を沸かそうとするがコッフェルを忘れた事に気づく。仕方なくソイジョイを食し小ぶりになった雨の中、山頂で記念撮影。

暫くすると年配の男性が2人段戸湖方面から登ってきた、東屋でしばし話をする。同じ年の70歳で最近一緒に登山を楽しんでいるようだ、このおじさん達、『岳』も既に見ているようだった。私が百年草の風呂に入ると言ったら俺らも行こうかという話になりじゃあお風呂でという事になった。

70歳で登山いいですね?。
私も70歳でゆっくりペースでも良いから幕営(テント泊)で北ア縦走出来る体力を残して置きたい。
まだまた先は長いが、ゆっくりと筋力を維持しほんの少しパワーアップをしたいと思っている。


百年草で風呂に浸かる、いつものようにコースランチは止めZiZi工房のフランクフルトを買い帰路に着く。


■2011.05.15 先週の多賀大社へ行ったときの写真
早朝テニスとGストモーニング→モーニングテニスセット後、トドクロちゃんとドライブ。今回は鞍掛峠を超え滋賀県に入り多賀大社へ
『家内安全』
『夫婦円満』
『地球平和』
『家族健康』
『安全登山』
・・・・
などなどお参りし寿命そばを食べる。
帰路は彦根ICから入り一宮の嫁の実家へ。

GWの涸沢にこだまする・・・S・E・K・I

2011年05月05日 | データ

↑上高地から涸沢まで

涸沢から涸沢岳まで

涸沢満喫
■2011.05.03 4/30の安曇野からの帰り急に熱が出た、5/1-2を休養日としたが完全に風邪の症状が出だした。
それでも行ける所までと言う事で5/3の深夜1時に出発、途中で何度も悪寒がして引き返そうか考えたが車の室温を28度にして一路、平湯温泉の『あかんなだ駐車場』に5時頃到着。
5:50の上高地行きバスに乗る、約30分で上高地バスターミナル着、この時間帯は一般客は少なく殆どが登山者。

登山届けを出し『河童橋』まで歩く。熱あるようで咳は出るが悪寒はしないこれならいけそうだ。

8:10 氷壁の宿『徳澤園』、私も最終日はここでテントを張る。

9:07 横尾、トドクロちゃんのおにぎりを2ヶ食べ、風邪薬も飲む。

クライマーの世界、屏風岩

本谷辺りでアイゼンを装着。凄いデブリの道となる涸沢までずーっとです。

12:46 涸沢の鯉のぼりが見えてから長いと良く聞くが、まさにその通りである。更に今回は冬山装備+風邪対策装備で約20Kと重い。

13:20 涸沢着。
まずテントスペースを確保するため、雪壁の作ってある場所を物色し調度いい場所を確保、底面を多少整地し設営。今回設営費は無料、雪崩の可能性が高く自己責任でお願いしますとの事、当然そうでしょう。まずダウンを置きこみダウンブーツを履きホカロンをお腹、腰、足に貼り、ダブルのシュラフに入る。
熱が出てきた。
夕方おきたらなんと雪が降っていた。

19:19 ラーメンとウインナーとピーマンの炒めものを食べ、用足しに。そしてデジカメ用三脚で『涸沢の夜』をSDメモリーに収める。

■2011.05.04 昨夜は熱でかなり汗をかいた、途中何度も小屋へ・・・と考えたが、咳がひどくほぼ1分おきに夜の涸沢に『咳がこだまする』
従って朝まで眠れず。近くのテントの方すみません。
で仕方なく今後の計画を変更する事に、涸沢2泊+徳沢1泊を止め、今日中に下山し暖房を効かせた車で寝るか、平湯温泉街で暖かい布団で寝る。
その為には上高地のバス最終が17時なのでその時間までに下山する必要がある。という事は涸沢~上高地までが5時間なので12時に涸沢を出る必要がある。撤収に1時間は掛かるので11時までに涸沢に戻る必要がある。
6:00 涸沢からあずき沢を登り出す、体を動かすと何とかなりそうなのが不思議だ。
雪崩の不安がある場合ザイテングラートの右側を登高するが、今回はあずき沢で行けそう。

前穂北尾根、クラストした雪面にアイゼンが効く。

8:19 コルの穂高山荘に、流石に白出沢からの風邪が強い。
奥穂の取り付きはなかなか人が動かない、
アンザイレンしたコンテが多くこんなところで渋滞。・・・・無理だ(時間が無い)
穂高山荘でサングラスをゴーグルにウールの手袋をプラスする。

限られた時間で行けるのは。
8:53 3110mの涸沢岳山頂。途中で欽チャン走りの雷鳥に遭遇するが地吹雪が凄くカメラを取っている暇無し。

ここで雲が切れ、風が止んできた、涸沢岳から穂高山荘と奥穂

でこれが『ジャンダルム』

9:20 穂高山荘、天気が良くなってきた。でも・・・時間がないし

上を拡大すると、取り付きは人で一杯で動かない。

続々とあずき沢を登って来る。

通常は夏道はザイデングラートを通るが冬道はあずき沢を直登する、斜度はきつい。

雪が腐ってきてザクザク降りれる。

10:01 涸沢槍、北穂沢で滑落者が出た様でヘリが救助に飛んできた。(北穂高下山時に滑落し、下の登高者を巻き込み滑り落ちたようで足を怪我したらしい)

この時間は流石に暑い

デブリ後、涸沢カールは雪崩の巣

テン場から、急ぎ撤収する。

11:40 涸沢小屋『パノラマ売店』、今回は体調不良で禁酒登山

涸沢よまた来るぜ

急に緊張が取れ上高地BTまではヘロヘロ。コースタイム通りの5時間要した。
17時のバスに乗り人工的な暖かさにほっとする。

あかんだな駐車場は5千円、1万円札は使えず帰る準備をしているバス停のおじさんに両替をお願いしやっと出れた。
熱があるが風呂には入りたい、平湯の森で温泉に入りのぼせるくらいまで体を温め一気に車まで戻る、勿論車の室温は28度。
朝からSOYJOY2本では流石にお腹が空いた。オーダーストップ直前に板蔵ラーメンで高山ラーメンと何にしようかなと独り言を言うと『卵ごはんもありますよ』とおばちゃんが、前にも同じような事が・・・・
で、それを注文。奥でおばちゃんがごはんを大盛りにしてあげてと給仕の人に。

ところが今回の山行で最大の試練が
・ラーメンの湯気で咳を誘発。
・ごはんの粒々がのどを転がる。
・てんこ盛りのごはん。
・時間がない。
・眼鏡が曇る。
で何とか完食・・・・

ナビをセットすると23:30自宅到着ですとナビが言う。
それなら暖かい布団を目指して一気に帰るぞと東海北陸道に入るしばらくして渋滞・・・・

5/5 ブログ更新中は完全な風邪の重傷者、明日は医者へ行くしかない。

たぶん医者は『馬鹿に効く薬は無い』と言ったりして。

雪を纏った穂高連峰は美しい。
特に涸沢からの穂高は綺麗だ、あこがれの上高地がただの通過点にしか見えなかった。

GW直前に降った雪で雪崩の危険は高いそこで早朝から昼までに登頂を終えるなど鉄則を自分に言い聞かせ向かった涸沢、そしてブログ『ぼちぼちいこうか』や『涸沢小屋 小屋番の一休み』で現地の状況が分かるのが大きい。

特に『ぼちぼちいこうか』のハチプロダクションの写真や映像は綺麗ですよ。

※今年はGWは山岳事故が多いように思います。
先日の鹿島槍ヶ岳の落雷事故(PM3:00)も白馬大雪渓の雪崩(PM4:00)も残念ですね。

序章 ・・・穂高への道

2011年05月01日 | データ

■2011.04.30 この連休中に春山山行を計画しているが、5/1が天候悪く5/2以降の山行とする。
※ターゲット目的地は
1)穂高(涸沢BC)
2)仙丈ヶ岳+甲斐駒ケ岳(北沢BC)
3)塩見岳(三伏峠BC)
4)鹿島槍ヶ岳(日帰り)
で天候により行き先は変更するが昨年から狙っている涸沢BCで奥穂高・北穂高が最優先。
(涸沢入山規制(雪崩)が4/29に解けようやく入れる状態になる)

で4/30に安曇野へ・・・

長峰山から常念岳を正面に北アを眺望する、朝日が当たる時間を目指すが20分程度遅れて到着。

NHK連続ドラマ『おひさま』の舞台、安曇野でロケ用の建物がある大王わさび園へ

これがそれだ

清流に水車

こちらは『水色の時』道祖神(NHKの連続ドラマ『水色の時』で製作したもの)

東光寺の子育て道祖神、安曇野は日本で一番『道祖神』が多いそうです、

東光寺と下駄、下駄を履き願いを祈ると叶うそうです。そして真っ黒な伽藍めぐりをする。

八面大王の足湯でリフレッシュ

大町山岳博物館で特別展示『』を
この映画5/7封切で穂高をベースに繰り広げられる山岳救助隊の映画です

穂高神社のお守り(御神体は穂高見命)
山の刺繍がしてあるお守りです

そしてその奥宮は、北アルプス穂高岳のふもとの上高地に祀られており、嶺宮は、北アルプスの主峰奥穂高岳の頂上に祀られています。

そして、行かねばならぬ穂高岳