トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

山は山でも山号(寺名に冠する山の称号)巡り

2014年10月22日 | データ
■2014.10.19 年初から始めた弘法参りも今回で12回目となり今回は島々を巡ることにした。
師崎の羽豆岬から篠島行きの高速船へ乗車。
2週続いた台風の影響で観光客が多い。

篠島上陸。
昼食時を狙ったのは「しらす丼」や「海鮮カレー」を食べる為です。
ほとんどが乗合タクシーを利用する所を我々夫婦は歩きで巡る。
途中の加工工場では、しらす漁最盛期でフル稼働。

帝井(みかどい):南朝の後醍醐天皇の皇子、義良親王が島に漂着された際に、親王が飲料水を探し求め掘った井戸。

島の柿。

島弘法(篠島だけのもの)

お寺の窓から。

篠島から再度、高速船に乗り日間賀島へ。
日間賀島の桟橋。
日間賀島には弘法寺は1つで東港からはすぐ近くにある。
37年前に日間賀島の旅館でアルバイトをしたことがあるがその時は軽自動車がやっと通れる道しかなかったが今は島のまわりをぐるりと2車線の道ができている。

漁にでる海の男。

疾走する漁船。

活気がある。



2島で巡ったお寺は4寺。


帰港後、師崎の屋台で「たこ飯」を食べる。

食べた海もの。


鈍行で行く知多四国は常滑南部と東海市近辺のみとなる。

既に日は低い。

さあ、温泉へ行こう「まるは・梅の湯」へ。

濃ヶ池の紅葉を目指し木曽駒ヶ岳(福島B~茶臼)

2014年10月04日 | データ
7月の縦走から山へは行けてない。8月は全般に天候が悪く9月に入ってもテニス合宿など行事でチャンスがなかった。9/27-28は天気が良さそうなのでテント担いで何処へ行こうと地図を開きルートを考える。

登山口への時間など考慮して木曽駒ヶ岳と決める。ロープウェイ利用の楽々登山で以前登ったがこれではお山に失礼であると前から思っていた。
木曽側から木曽駒ヶ岳へは木曽福島コース、上松コースがあり周回コースを考えると木曽福島コースが良さそうである。

周回ルートは木曽福島Bコースで木曽駒ヶ岳へ登り幕営、翌日は濃ヶ池を経て茶臼山ルートで下山する。

日程は1泊2日のテント装備。テーマは「紅葉」。

■2014.09.27 4:15 自宅出発。
車のHDナビには図書館で借りたお気に入りのアルバムを書き込んである、今回新たに借りたCDはTOTOのアルバム。
軽量なタッチの曲でそれを聞きながら一路木曽福島を目指す。
7:20 新和木曽駒スキー場奥のペンションヒルトップに到着。奥にも駐車スペースがあるが道の看板に関係者立ち入り禁止の文字。
でヒルトップ前の大きな駐車場へ車を止める。
準備をし歩き出す、登山者らしき車は7台ほどで思ったより多い。
林道を10分程行くとコガラ登山口、ここで登山届けを提出しそのまま林道を行く。
橋を渡りさらに進むと林道脇に「茶臼まで5時間」の看板、どうも変だと思い地図を確認した。
明らかにルートミスで林道を戻り正規のルートへ。
8:00 正規ルートで歩き始める。
樹林帯の滑りやすい登山道をしばし行く。
9:44 力水。

朝露に濡れて

11:22 7合目。避難小屋があります。

11:5? バババーンと爆竹か銃声のような音が山の斜面から聞こえてた。熊脅しにしては標高が高すぎ変だなと感じていた。
※これが御嶽噴火時の爆裂音である事が後ほどの何通か届いたメールで分かった。

道端のトリカブト、背景が紅葉というのも良い。

ダケカンバの黄葉、岩肌の白、青い空。
7合目から紅葉が始まっている、狙いはばっちり。

クロトオヒレン

山姥で綿毛のチングルマ

カールを抜けると森林限界でメールが数通届く。え!「御嶽噴火・・・・」「継母岳・・・・・」
トドクロちゃんに電話し状況を確認。
やばい・・・R19を北上中に御嶽にしようか一瞬考えた・・・
運だけだな・・・
もし行っていれば三ノ池から四ノ池を経由して継子岳へ向かっている時間だ。
俺だったらどうするかな?
宿泊予定の五の池小屋へ避難するか、日和田ルートをダッシュ下山するかは5分5分だな。
・・・・
・・・・
ここで大休止しトドクロちゃんおにぎりを食べる。

カールの底からガレた登山道を喘ぎながら登る。
14:01 玉乃窪山荘

行者様。

薄いガスに包まれる。

雲海の上から御嶽の噴煙が・・・

14:50 木曽駒ヶ岳山頂。オールドルートで巡ったこれぞ「The TOZAN」

伊那前岳。
下から経由するルートも何時か登りたい。テントが多い!!
慌てて山荘まで降りてテント受付をし場所を探す。平らな所は少なく岩がゴボッと出ている場所に設営、何とか半分は平らで寝れそうだ。

夕方、再び木曽駒ヶ岳山頂へ。
ブロッケン現象も出るがあまり嬉しくない、一番多くの登っている木曽御嶽山が・・・

雲に巻かれる宝剣岳と中岳。

宝剣、島田娘、三ノ沢への稜線。

ほとんど人がいなくなってから山頂を後にする。
夕食は塩ラーメンとする。
さらに赤飯でおにぎり2つ作り明日の行動食とする。
スルメをアテにし「ホットウィスキー」を飲み眠くなるのを待つ。ダウンインナー上下に像足まで持ち込んでいるシュラフの中は暑い。

■2014.09.28

まわりのザワつきで4時頃シュラフから出て朝食の準備をする。
準備と言ってもお湯を沸かすだけのカップ麺(キムチラーメン)だが結構美味しい。
朝食後パッキングを済ませ三度木曽駒ヶ岳山頂へ。

甲斐駒ヶ岳と鋸岳辺りからの御来光。

宝剣から空木岳・南駒ヶ岳の稜線も朝日を受ける。

三ノ沢岳が浮かび上がる。

自分撮り。背後に南アルプスの稜線シルエット。

賑やかな山頂を後にして誰もいない馬ノ背へ歩き出す。
綿毛のチングルマ。

馬ノ背・将棋頭山・行者岩・茶臼山へ続く稜線。奥には経ヶ岳

稜線の分岐から分け入り、濃ヶ池へ。宝剣側からより早く行ける。

7:22 しばらく行くと樹間からキラキラした濃ヶ池が見える。

誰もいません、狙い通り。
逆さ宝剣。

濃ヶ池と馬ノ背。

池自体は小さい。

ズームを効かした宝剣岳と紅葉の面白いアングル。
宝剣って岩々の感じがしますそれは北面だけで南面は木々で紅葉しています。

再度、濃ヶ池。

ザックをデポした稜線まで戻り、「聖職の碑」へ
前にも書いているので細々書きません。

巡った縦走路、この方面から見ると中岳は綺麗な円錐形をしています。

9:16 リニューアルした西駒山荘。
ここで山で知り合った方から引き立ての豆と天命水で入れたコーヒーをご馳走になる。



行者岩から見た縦走路。

10:04 そして見覚えのある茶臼山の山頂。
八ヶ岳と南ア北部を背景に一枚。

5合目までは激下りで大腿四頭筋が悲鳴をあげる。途中赤飯おにぎりを食べエネルギー補給。
それ以降は苔むした滑りそうな登山道、最近笹刈りはされたようでまだ状況は良い。
行者水、ここで西駒山荘以来の人に合う、熊の調査をしている年配の地元の方。
この茶臼からのルートはこの方の仲間が切り開いたと話し手おり、熊が多いこのルートで熊の調査をしている。

12:16 正沢川に掛けられた仮の橋。つり橋はH25年崩壊。

木曽駒に登ったので温泉「駒の湯」へ。
昔の鉄分一杯の赤茶けた泉質ではなく透明。同じ泉質?


■スライド
紅葉、木曽駒ヶ岳・濃ヶ池


■活火山への登山で思うこと

浅間山の山行
浅間山はシェルターがあり登山口に注意書きもある。