トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

2012年 GW涸沢 後半(北穂高岳)

2012年05月03日 | データ


2012年GW涸沢 前半(奥穂高岳)へ

■2012.05.01 昨日は曇り空の中、奥穂高岳に登頂。

本日は晴天。

昨日のコースをこの天気の中、登りたかった。

本日向かう北穂沢コース。(右側)
まだ誰も取り付いていないので5:20分最初に取り付く。

涸沢小屋の横で山岳警備隊に注意事項を告げられた。
→インゼル付近や松濤岩(まつなみいわ)直下で落石や小規模な雪崩が一昨日発生して怪我人も出ているとの事。

一人黙々と登り始めてから20分程度過ぎてから後続者が追ってきた。
雪はクラストして登り易い。
冬道は松濤のコルに向けてほぼ直登ルート。

前穂北尾根が美しい。

後続の若者がかなり速いペースで追いついてきたのでモデルになってもらい一枚。
彼も北穂は初めてで早朝より誰か取り付くのを見ていたそうだ。

松濤岩が見える。
この辺りが落石注意ポイントだな、でも雪の上の落石は音が聞こえないから運のみです。

松濤岩直下の最大斜度付近。
そろそろアキレス腱が悲鳴を上げてきた、滑ったら大変、止まりそうにもない。

コルから稜線を一登りすると
7:44 北穂高岳山頂、本日初登です。

山頂から大キレットと槍ヶ岳に続く稜線。

滝谷と奥穂、ジャンに続く稜線。

滝谷:穂高三大岩壁の一つ「鳥も通わぬ」滝谷と言われる大岩壁


笠ヶ岳と白山方面。

ピラミダルな常念岳。

吊尾根。

涸沢鳥瞰、真ん中にテント場が。

北穂高山頂からは北穂山荘のこの時期名物、雪の壁を抜けて

山荘前では三脚をセットしたデジイチを構え多くの人が撮影タイムである。
かなり年配の人も登ってきている。

ここなら最高に良い絵が撮れますね。

これが雪の壁です。(山荘側から)

山荘を後にして滝谷を一枚。
ここに幕営後が一つ残っている、・・・・猛者はいる。

8時過ぎに一気に下山。
この時間帯に山頂を目指す多くの登山者がどしどし登ってくる。
9:20 涸沢着

徳沢で一泊予定は天候が下り坂なので止め一気に上高地まで下山する事にした。
既に雲が出てきている。
10:20分涸沢を後にする。

12:21 横尾

13:05 徳沢、ここで名物カレーは売り切れで入山以来麺類しか食べていないので野沢菜チャーハンを注文

米はうまい!

そして長~い、長~い道を上高地までトロリトロリと歩くのであった。


途中。北穂で話をした御仁と

『またどこかの山で逢いましょう』と

15:00 河童橋。鯉のぼりは元気の泳ぐが・・・・天気は↓
濃飛バス15:30に乗りあかんだな駐車場に16:00着



3年越しの積雪期の涸沢ベース(奥穂・北穂)山行完了。

多くの岳人に出会え、山談義をした。その多くが毎年涸沢に来ている。

何故ってそれは

    『涸沢には女神』

           がいるから。




今回のGPSルートです。



コメントを投稿