トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

MIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)

2018年08月23日 | データ


隣町のミツカンミュージアムへ見学に。

10年程前に一度出掛けた事があるが、リニューアルされてからは初めて。
予約必要なのでサイトで確認、本日昼からの部が2人空き有り。
早速申し込みトドクロちゃんと出掛ける。

子供の頃はこの辺りを通ると側溝から酢の匂いがしていた事を思い出す。
今は環境保全などでそのようなことはありません。

全館コース90分を申し込んだのでじっくり説明を受ける。

最近では酢と言うより納豆でかなりお世話になっている「ミツカン」ですが酢の発酵技術を納豆にも活かしてるらしい。

ポン酢のラベルに自分の写真をつけて見上

土産とした。

空木岳、天空の小屋でまったり・・登頂編2/2

2018年08月06日 | データ
■空木岳、天空の小屋でまったり
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空木岳、天空の小屋でまったり・・花編
空木岳、天空の小屋でまったり・・登頂編1/2
空木岳、天空の小屋でまったり・・登頂編2/2
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■2018.08.03 小屋の夜は寒くはなく耳栓のおかげでゆっくり休めた。
当初の予定では南駒ヶ岳をピストンしてからの下山としましたが十分景色にも満足できたので今日もゆったりしてから下山することにしました。

今日もいい天気です。
八ヶ岳と甲斐駒の間から御来光。

木曽駒方面。

小屋から御来光を見ることができる。

水平線に雲があり御来光は20分程度遅れる。

小屋のテラスからの眺望は最高。
やはり天空の小屋ですね。

空木岳山頂も赤くなる。

小屋で朝食。
小屋の利用は自炊が基本なのですべて持込です。

食後は再度山頂を目指すと言っても5分程度で山頂到着。

山頂独占です。

南駒ヶ岳方面。

木曽殿越へのルート。
水場の力水は涸れています。雨が少なく中央アルプスの稜線では水は調達できないと考えたほうがいいですね。

空木も花崗岩の山でなので甲斐駒ヶ岳と同じ。

爽快で気持ちが良い。

南駒ヶ岳への稜線。

南駒ヶ岳をズーム。

小屋で仲良くなったトレランの彼が木曽殿に向けて。

コマウスユキソウ。

小屋に戻り小屋番さんと暫し話し込み誰も居なくなってから下山する。

下山は尾根ルート(駒石ルート)

駒石はデッカイ。

檜尾避難小屋の奥に宝剣と木曽駒。
檜尾避難小屋も近々駒峰ヒュッテと同様に管理人が常駐する避難小屋に建て替えられます。

そろそろ森林限界に近づきこの景色ともお別れです。

下山はコースタイムを大幅に短縮し水場まで来た。

林道終点の登山口を過ぎ通行止めの駐車場所まで林道を行く。

光前寺開祖「本聖上人」の草庵があった場所

通行止め近くの古城公園のあかつきの塔。

「誓いの鍵」


通行止めの駐車エリアには11時頃到着。
今回の山行目的はほぼ達成。
①景色の良い小屋でまったり。
②高山植物、特に木曽山脈の固有種コマウスユキソウに会いたい。
③稜線での撮影

小屋での海外ツアーの団体と出くわした事を除けばこの時期にしては静かな山域で自然に接する事ができた。
敢えて泊まり山行としたのは日没間際や早朝の陰影のある景色が見たいためで日中の景色とは次元が違う。
摺鉢窪避難小屋の屋根補修も終わり利用可能になった事でここを利用した南駒ヶ岳を含めて周回縦走も再度行って見たくなった。ここは中アでは登山者の少ない山域である。

下山後は松川の清流荘で汗を流し、家族の土産として「桃」を買い求め帰路につく。


■コースタイム
山行:3時間49分+休憩:17分=合計:4時間6分
駒峰ヒュッテ06:59→07:21駒石→7:39空木平カール分岐点→08:06ヨナ沢ノ頭→8:20小地獄→08:24大地獄→08:55マセナギ→09:18池山尾根水場09:31→10:19空木岳登山道入口11:05通行止めP

空木岳、天空の小屋でまったり・・登頂編1/2

2018年08月06日 | データ
■空木岳、天空の小屋でまったり
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空木岳、天空の小屋でまったり・・花編
空木岳、天空の小屋でまったり・・登頂編1/2
空木岳、天空の小屋でまったり・・登頂編2/2
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夏山第二弾は中央アルプスの空木岳。
今回が三度目で池山尾根から登るのは初めて。泊まるのはこの空木岳の山頂直下にある天空の避難小屋「駒峰ヒュッテ」とし1泊2日の山行とする。
目的は
①景色の良い小屋でまったり。
②高山植物、特に木曽山脈の固有種コマウスユキソウに会いたい。
③稜線での撮影
です。

■2018.08.02(初日)
自宅を1:30に出発し高速→R153→高速で駒ヶ根ICを目指す。
そこから池山尾根林道終点の空木岳登山口を目指す筈だった。



のっけから通行止め。事前確認をしなかったのが悪い。

この看板のすぐ前に駐車スペースがあり、登山者らしき他県ナンバーの車が数台お止めてあった。
私もそこへ駐車し林道を登山口まで歩くことに決めた。

とんだアルバイトで本来の登山口に到着したのは
6:14 まあまあの天気。
昨日はガスに包まれ、よる夕立でかなり雨が降ったようだ。
日程を1日ずらしたのは正解だったようだ。

いざ行かん。

水場までは散策路にもなっており歩きやすい。
ここでおにぎりで朝食。

出会った主な花。
特にシモツケソウの群落は見事だった。

この時間は雲も少ない。
10:53空木平カール分岐点

避難小屋
中も綺麗です。
ただ水は涸れていますのでボッカする必要がります。

高山植物の宝庫です。

尾根コースは涼しそうだが花は少ない。

駒峰ヒュッテ到着。受付をしまずはビール注文。
宿泊料は3,500円(シュラフ持参の場合)
昼食をとりながらしばし休憩。

食後に空木岳山頂まで。

13:49三度目の空木岳山頂
この時間は誰もいません。

コマウスユキソウを探すために南駒ヶ岳方面へ。
花は花編参照

千畳敷方面。

南駒ヶ岳方面。
アルペンチックな稜線です。
この絵が撮影したかった。

木曽側から湿った空気が入っているので稜線超えでガスが湧きます。

気象の勉強になります。

南駒ヶ岳が一瞬見える。

駒峰ヒュッテと空木平カール。

そして小屋に戻り、本を読んだりしてまったり。
それも・・・・

5時過ぎに外国の団体ツアーが到着し騒がしくなる。
結構無理な計画で6名は檜尾避難小屋までとし残り12名がここに到着した。


夕焼け。

夜半、デッキに出て満天の星と伊那谷の灯りを眺める。

本日の行程は標高差1,800mあるが池山尾根ルートは登り一本調子なので意外と楽でした。
花は空木平に多く、花好きにはおすすめです。

■コースタイ
山行:7時間43分+休憩:1時間41分=合計:9時間24分
通行止めP05:25→06:14空木岳登山口駐車スペース→06:44タカウチ場(池山分岐)→07:32池山尾根水場→08:17尻無→08:27マセナギ→09:19大地獄→09:24小地獄→09:50ヨナ沢ノ頭→10:53空木平カール分岐点→11:16空木岳避難小屋→11:44空木平カール→12:15駒峰ヒュッテ12:45→13:49空木岳14:41→14:49駒峰ヒュッテ

空木岳、天空の小屋でまったり・・花編

2018年08月04日 | データ
■空木岳、天空の小屋でまったり
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空木岳、天空の小屋でまったり・・花編
空木岳、天空の小屋でまったり・・登頂編1/2
空木岳、天空の小屋でまったり・・登頂編2/2
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池山尾根の登山口までは通行止めで入れず標高900m~1,000m辺りから空木岳山頂(標高2,864m)までに出会った順に載せてあります。
登りで空木平カール経由にしたのは多くがこのルートに群生しているからです。また稜線の砂礫に咲く花で一番会いたい花に出会えました。

・ツリガネニンジン?

・タマガワホトトギス

・カニコウモリ

・シモツケソウ

・シモツケソウ

・クルマユリ

・ヤマブキショウマ

・キオン

・ハクサンオミナエシ

・ホタルブクロ

・イチヤクソウ

・ニッコウキスゲ

・ハクサンフウロ

・タカネヒコダイ

・マルバダケブキ

・リンドウ

・シナノキンバイ

・タカネグンナイフウロ

・ハクサンフウロ?

・ヤマハハコ

・トリカブト

・イブキトラノオ

・ヨツバシオガマ

・ウサギギク

・ミヤマキンポウゲ

・シナノオトギリ

・アキノキリンソウ

・チングルマの綿毛

・ミツバオウレン

・イワツメクサ


今回、一番会いたかった花にやっと合えました。
・ヒメウスユキソウ(コマウスユキソウ)
中央アルプス(木曽山脈)の花崗岩礫地の固有種で将棊頭山から仙涯嶺にかけての高山帯に分布。

日本産のウスユキソウ属のなかではもっとも小型で、茎の高さは4~15cm。

環境省絶滅危惧種で長野県ではホテイランやツクモグサと同様に特別指定希少野生動植物になっている。
大切に保護したいですね。

モフモフ感がいいですね。
空気中の水分をこのモフモフで集めています。

・タカネツメクサ

・ミネウスユキソウ

・ミヤマダイコンソウ

・トウヤクリンドウ
山頂付近を捜し咲いてる個体を発見。
かつては胃薬の薬草として利用されたことから「トウヤク(当薬)」の名前が付いたそうです。