トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

妻籠宿から元善光寺

2015年01月31日 | データ
■2015.1.25 妻を伴って長野方面へドライブへ出かける。高速料金も3割引となり久しいが我が家では消費税8%よりこの割引率低下が響いている(5割→3割)。
約2時間で妻籠宿に到着する。残念ながら雪は少なく雪景色での撮影はできなかった。

この時期は観光客もまばら。

青空でなく薄曇りだ、高速からに南アルプスは意外と綺麗に見えた。

軒下には「干し柿」

高札

この位に人が撮影には調度良い。

昼は宿場のそば、「もり」と「かけ」を注文する。開田のそば粉で石臼引きの当然手打ち麺なので美味しい。

軒先を飾る「蝋梅」

雪があると絵的は良いのだが。

熊笹茶を御馳走になり購入する。
意外と美味しい。

鉄瓶。

妻籠宿の店先に「まゆ玉」が飾られています。これは小正月飾りで数件の軒先には写真の様に木に月や線など書かれたものが置いてあります。13本の線の下に「月」と書かれた木は、13月を表しているそうです、夜に鬼が来た時、入口の13月を見て「今は何月?」と思い1から数えるのだそうです。どうしても13月にならないので何度も何度も数えているうちに朝になりあきらめて帰った・・・という事だそうです。さらにホンダルの木で大根と人参が作られ飾られています。(観光協会で聞いた話)

・妻籠宿(銀塩設定で撮影)


今日、一番の写真かな

屋根に一部雪が残る。

ふるさと村自然園に寄り道するも除雪されてなく奥まで入れません。
ここは霧氷、樹氷のきれいな南沢山や横川山の登山口になります。

・元善光寺
この地の住人「本多善光」が、難波の堀江(現在の大阪市)で一光三尊(善光寺如来)の本尊を見つけて持ち帰り、麻績の里の自宅の臼の上に安置したところ、臼が燦然と光を放ったことからここを「坐光寺」としたとされる。これがこの善光寺。
日本最古の仏像と言われるこの仏像は41年間はここで安置されていた。
そして長野善光寺で祀られる。

この話は蘇我氏と物部氏との間の神仏戦争も絡んでいる。




また本家の善光寺は来世のご利益、北向観音は現世のご利益と言われており両方参る方が良いとされるが諸説ある。
色々調べると善光寺は長野県に三寺ありその三寺と北向観音を参れば一番良いようだ。
飯田「元善光寺」
諏訪「善光寺」
長野「善光寺」
上田「北向観音」

さらに諏訪神社ももう一度詳しく廻りたいのでこれとセットし訪問したい。

神前神社(半田市)と椿寺の安養寺へ

2015年01月22日 | データ
記紀では天孫降臨、国譲りあたりに興味がありその辺を読んでいる。天孫降臨の「瓊瓊杵命」と木花咲耶姫の子:火遠理命(山幸彦)の孫が神武天皇となっておりその神武天皇が祭神となっている神社が半田市にある。
この神倭磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)=神武天皇の東征での話は沢山、記紀にもかかれており興味あるところだ。

■神前神社
神倭磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)=神武天皇(初代天皇)が東征中に上陸。その場所を「天神洲(てんじんす)」と名付け、小祠を建て産土神として崇敬したのが始まりと社伝に記載されている。

神武天皇は実在しないでのではと考える意見が多い様ですが私としては議論できるレベルにはまだ達していません。

明治時代に「県社」に列格されたことから地元では「県社」と呼ばれている。いまはこの格付けは廃止されている。
一の鳥居にある灯籠の彫り物が面白い。
兎とお日様(左側)

跳ねる兎とお月様(右側)

手水舎

※虫封じの井戸のぞき

家の子供もお世話になりました。

※摂社・末社

祭りのお囃子の練習か拝殿右横の神楽堂からお囃子が聞こえていた。
構えが立派であるが参道がないため奥行きが感じられないのが残念ですね。
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名称:神前神社(かみさきじんじゃ)
住所:愛知県半田市亀崎町2丁目92
御祭神:神倭磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)=神武天皇
境内社(別宮):
・神明宮(天照大神)
・天満宮(菅原道真公)
・多賀社(伊邪那岐、伊邪那美)
摂社・末社:
・山之神社
・高根龍神社、青体龍神社、八方白水龍神社合殿
・恵毘須社、大国主社合殿
・海亀大明神
・御鍬社
・??(目の神様)
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■椿寺の安養寺。
知多半島を東廻りでドライブ、次に目指すは椿で有名な安養寺へ。
このお寺は約150種300本の椿が庭や裏山にあり10月~4月の間花が見られる事で花好きには有名。

まだこれからが本番の様ですが取り敢えず咲いていた椿を何枚か。
この椿を守られている御住職に「頑張って下さい」と言いたい。

少し遅いが「満月蝋梅(マンゲツロウバイ)」が咲いていた。
花の中心に紫褐色の輪があります。


先週の於大公園での「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」
こちらは黄色一色です。


後は周回していつもの温泉へ。
こんな日に山へ行けば景色が良かっただろうに残念。
八ヶ岳までは遠いが鈴鹿はまだ雪が少ない。
神話繋がりで伊吹山の日本武尊もいいな・・・でも人が多いし・・。


木花咲耶姫に会いに、尾張多賀神社(常滑市)

2015年01月15日 | データ
木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)に興味があり祀られている神社へお詣りに出かける。
この尾張多賀神社は娘の19才厄と私の後厄のお祓いした場所です。
まだ新年の参拝者がちらほらあるなかじっくり見て廻る。

※明神鳥居[一の鳥居]と注連縄(しめなわ)
一の鳥居の手水舎には水が張ってない。

※由緒

※二の鳥居と狛犬(阿吽)

※手水舎

この神社「蟹」が至る所にある。
・入り口の手水舎上の蟹
・手水舎の下の蟹
・絵馬の絵の蟹
・拝殿南側軒の蟹
・拝殿北側軒は日の出
近江国多賀大社より正元山伏が元和七年(1621年)に勧請し奉る時に「蟹」が背に乗っていたことから「蟹」が一つのシンボルとなっている(親切な氏子さんに聞いた話)

境内から右の拝殿を入れ本殿

一番右の立派なのが「尾張多賀神社」です。

※本殿の千木と鰹木

この森には「おがたまの木」が60本以上群生している。(愛知県指定天然記念物)
木の名は「招霊(おきたま)」が転化し「おがたま」と呼ばれるようになった。
この杜にミカドアゲハ(帝揚羽)が飛来するそうです。ミカドアゲ幼虫の食草はオガタマノキである。

※富士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)

元々この神社が氏神様です。
祭神は木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
この神は大山祇命の姫神であり、秀麗な富士山を桜の花の美しさに例えた御名。
天孫降臨した瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が美しさのあまり一目惚れした神です。
大山祇命がどうせなら姉の磐長姫(イワナガヒメ)もと一緒に差し出しましたが容姿が綺麗でなかった磐長姫が返された。
磐長姫を返したことで天孫の寿命が短いものとなってしまった。
また、山の神である大山祇命が富士山の守り神として木花咲耶姫命、浅間山の守り神として磐長姫とした。
これは噴火を抑える為と言われている。

富士浅間神社の灯篭、本殿に向かって右側が「日」

※山の神神社
左側が「月」

※絵馬堂の巨大な絵馬

※参道(境内)


絵馬堂の写真を撮ってたら氏子さんが中へ入って見て下さいと案内された。そこでこの神社に纏わる話を色々聞くことができた事は大変勉強になりました。
ネットや書籍でもある程度調べれますが生の声で聞けたのは大変ありがたいです。
ここは何度も来ていますが、由緒や祀られている神様など興味を持ちお詣りすると全く別の世界が広がります。

木花咲耶姫は富士山本宮浅間大社の主祭神でこの大社は全国に約1,300社ある浅間神社の総本社となっている。
と言うことはここは↓

以前積雪期(5月)に登った富士山山頂の鳥居と本殿の写真。
調べると富士山本宮浅間大社の奥宮(末社)で久須志神社と言う。
祭神は大名牟遅命(おおなむじ)=大国主命、少彦名命(スクナビコナ)
少彦名命から一寸法師の伽話ができたと言われている。

神々は・・・・・
神々の系図(シンプル)
神々の系図(マンガチックだがわかりやすい)

今回はここまで
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名称:尾張多賀神社
住所:愛知県常滑市苅屋字洞ノ脇51
御祭神:
・伊弉諾尊(イザナギノミコト)
・木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)
・大山祇命(オオヤマツミノミコト)
境内社:奥山半僧坊
創建:元和7年(1621)
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古代史の旅へ 諏訪神社(常滑市)

2015年01月14日 | データ
先に読んだ「信州地名の由来を歩く」から古代の世界へ引きずり込まれた。

諏訪神社(長野県)の祭神:建御名方神(タケミナカタノカミ)は国譲りで天津神に敗れ出雲から逃れここを永遠の地とした事や元々海洋民族の安曇族も九州北部から現在の安曇野市付近に移住し穂高神社を祭った。(磐井の乱が原因?)

興味を持った繋がりは
・信州地名に興味→諏訪族・安曇族→出雲族→大和族→国譲り→天孫降臨→古事記・日本書紀
・善光寺→伊那善光寺→本田善光→物部・蘇我の神仏戦争→仏教伝来→聖徳太子→古事記・日本書紀
・古事記・日本書紀→神話→神々の系図

で図書館で何冊か借りてくる。

記紀(古事記・日本書紀の事)は勝者(天津族)の歴史書なので当然ながら勝者の都合の良いように書かれている。
この記紀と各地方の風土記(出雲風土記など)や遺跡、伝承から古代を見据える。

・・・・で
古代史への旅が始まった。


そこで身近な所で地元の神社でも行くことに。
まずは地元の諏訪神社を初詣がてら訪問。

基本的な神社境内図と同じ。
鳥居は神明鳥居
鳥居:鳥の止まる所、取り入れるに由来する。

※由緒
建御名方神(タケミナカタノカミ)
・八坂刀売神(やさかとめのかみ)->建御名方神の妃神

建御名方神は素戔鳴尊(スサノオ)の子孫である大国主命(オオクニヌシノミコト)の子供で「国譲り」で反対したが力比べで負けて諏訪に逃れそこを永遠の地とした。

摂社の八百比丘尼 (やおびくに)を祀った八百姫神社のノボリが。
※手水舎(ちょうずや)

左の一番大きな社が諏訪神社の本殿、秋葉神社、山の神神社、八百姫神社である。
ノボリは全て八百姫神社の物。
二人で諏訪神社の拝殿からお詣りをした後、不老長寿の八百神社。
次に台所の我が家の神(妻)は火の神様である秋葉神社をお詣りする。
祭神は火之迦具土神(ひのかぐつちの かみ)

山登りの安全を祈願し私は「山の神神社」をお詣りする。
この神様は大山祇神(オオヤマツミノカミ)で伊弉諾(いざなぎ)尊・伊弉冉(いざなみ)尊の子で天照とは兄弟神となる。

摂社の八百比丘尼(やおびくに)は知らずに食べた人魚の肉で八百年の命を得たとされる伝説が残る。
社の梁には人魚が掘られている。


こんどは諏訪大社をじっくり訪れたい。
ここにはミシャグチ神など更に深い繋がりがある。

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名称:諏訪神社
住所:愛知県常滑市金山菖蒲池61
御祭神:
・建御名方神(タケミナカタノカミ)
・八坂刀売神(やさかとめのかみ)
摂社神:
・大山祇神(オオヤマツミノカミ)
・火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)
・八百比丘尼(やおびくに)
創建:明暦4年(1658)
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新年は寧比曽岳とコースランチでしょ。

2015年01月03日 | データ
■2015.01.03 今年の初登りも寧比曽岳(ねびそだけ)とする。コースランチでトドクロちゃんを釣り、久々に夫婦で出掛ける。
自宅出発は8時過ぎ足助から少し入ると車道は雪道。
登山口の駐車場に10時頃到着した。4台目である。
昨夜降った雪で木々の雪も良い感じで付いている。

木々の間から見える空は青い。

枝にも雪が・・・

登山道は新雪10-20cm位か?

1時間で山頂。

綺麗な樹氷。

常緑樹は雪が塊となりつつある。

東屋の南側にシートを敷き、お茶タイムとする。

もう何年目だろう正月にここへ来るのは。

標識や・・・木々は純白に。

コースランチの時間に遅れないようにそろそろ下山します。

風も無い。
雪質も最高でフワフワ。

森も綺麗だ。

ズームを忘れたので単焦点レンズのみで。

車は8台位に増えていた。


さあ「百年草」へ行こう。

新春特別メニューを注文。


今年も安全登山を目指します。