鈴鹿からシロヤシオの便りが頻繁に届く。鈴鹿では竜ヶ岳のシロヤシオが有名で平日でも結構な人出。ただ情報を見る限り今年も裏年で花つきは悪そう。(竜ヶ岳の羊:以前の記録)
そして梅雨入りが早かったせいか山蛭の頼りまで届く。・・・と言うことで私の鈴鹿は秋まで休眠。
そこで少し早いが「ドウダンツツジ」を探しに大川入山へ行くことにする。
■2021.05.28 5:30頃自宅を出発。朝の通勤渋滞前に豊明ICから高速に乗り豊田松平ICを出る。
何故かこの区間は常時割引が適応されている。
紅葉で有名な香嵐渓のある足助を抜けR153(名古屋〜三河山間部〜伊那谷を経由し塩尻までの国道)を北上する。交通量も少なく快適に走れる気持ちいい国道で走りなれている。
今日のドライブミュージックは⬇
7:50 治部坂高原の登山者用駐車場着(3台目)。
準備をして登山口まで歩く。
梅雨の合間の晴れ予報低気圧に囲まれたスポット的な晴れなので湿気が高くここから南部はスッキリ晴れない。
最初の花はミツバツツジ。
横岳までは急登が続く。
ここから2.5km程水平な道が続く。それでも多少の起伏は有る。
尾根に乗っているので木々の合間から中央アルプスが見える。
左から木曽駒ヶ岳、宝剣岳、熊沢岳、空木岳、南駒ヶ岳、越百山と続く。
本日の目的、「ベニドウダンツツジ」まだ少ない。1週間〜10日後がベストかな。
「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔、夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの。花も楽しめ紅葉も楽しめる。
漢字表記:紅満天星(べにどうだん)、別名:ベニドウダンツツジ、トウダイツツジ
ヤマツツジもこれから。
登山道に白い花びらが落ちている見上げると「オオカメノキ」
途中で女性ペアが登山道脇の藪に入りなにか収穫している。
コシアブラだ!。これの天ぷらは美味しいですね。
山頂間近は標高差300m程度の急登。
笹原に出ると眺望が良くなる。
10:45 大川入山山頂。
途中抜いていった若者が食事をしていたが直ぐに下山し山頂独占。
長野側は晴天。
恵那山方面や三河方面は雲が多い。
乗鞍岳と穂高連峰(右側)
中央アルプス。
伊那谷の奥には八ヶ岳。
これも中ア。
山頂でカレーヌードルとコンビニおにぎり。
今回はまだ虫が少ない。6月に入ると山頂は虫だらけになる。
食事をしゆっくりしていると別方向からトレラナンの若者が現れた。
コロナ禍になってトレランを初めたそうだ。今は若さをこれにぶつけている。
1時間程山頂に滞在してから下山。
今度は南アルプス。
荒川三山、赤石岳、聖岳までの稜線。
北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳の稜線。また縦走してみたい(8泊9日南ア大縦走)
奥三河方面。
冬の遊び場「治部坂高原スキー場」は蛇峠山の北斜面にある(蛇峠山の記録)
下山はゆっくり写真を撮りながら。
根っこだらけの登山道。
色々な新芽
今日出会った花
ギンリョウソウ、ショウジョウバカマ、スミレ、チゴユリ、マイヅルソウ
木の花
オオカメノキ、ウラジロヨウラク、ベニドウダンツツジ、サラサドウダン、?、ヤマツツジ
橋を渡るともうすぐ登山口。
■コースタイム 時間:05:40(休憩1:13+行動4:27)
距離:9.9km、累積標高差:1045m、カロリー:2395kcal、歩数:22,541
08:09 登山口→09:00 横岳→10:45 大川入山11:51→13:20 横岳→13:53 登山口
新緑の中、静かな山登り。虫対策の被る大き目のネットを持参したが不要だった。家から2時間で到着でき標高も高く(1,900m)秋冬春と楽しめる山。快適な道の駅や日帰り温泉もありドライブとしても最適。
今回も信州平谷温泉「ひまわりの湯」で疲れを癒やし土産を購入して帰路につく。
■大川入山過去の記録
++2019.06.13
++2018.09.18
++2015.10.12
++2014.12.27
++2014.10.1