トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

中山道 美江寺宿〜柏原宿

2024年04月27日 | データ
中山道の岐阜県十七宿を歩き始め今回が3回目(4日目)。
美江寺宿〜今畑宿が岐阜県内だが一つ足を伸ばし滋賀県の柏原宿までを歩く。
■2024.04.25
名鉄〜JR〜樽見線で美江寺駅に降り立った。

8:30 ここから歩き出す。
■美江寺宿 [瑞穂市美江寺]

狭い旧中山道は通勤の車が多く歩くのに注意が必要。

伊吹山へ向けて歩き続けます。
今日は風が強く伊吹おろしがお出迎え。
川が多い。

揖斐川を渡る。
ここは「呂久の渡し」があった所です。


そして皇女和宮ゆかり所へ。

小簾紅園
1861年(文久元年)孝明天皇の妹である皇女和宮が徳川家茂に嫁ぐ折、呂久川(揖斐川)を御座船で渡った際に「落ちて行く 身と知りながら もみじばの 人なつかしく こがれこそすれ」の和歌を詠んだという。
これを記念して作られた公園。

公武合体の犠牲になったが江戸城無血開城に尽力。
新緑が眩しい池を中心とした日本庭園。


青墓宿(あおはかのしゅく)は、美濃国不破郡青墓村(現在の岐阜県大垣市青墓町)にあったとされている古代・中世の東山道の宿駅。
伊吹山が大きくなってゆく。雪は無くなっている。

■赤坂宿 [大垣市赤坂町]

赤坂宿は、旧杭瀬川の「赤坂港」や谷汲山の巡礼で賑わった宿です。
川港の赤坂港には500艘を超える船が往来したといわれます。

垂井宿へ向けて。
右足の股関節が少し痛くなってきたので歩幅を狭くして歩きます。

垂井町の追分から名古屋方面へと向かう街道を本来の「美濃路」と言う。
鯉のぼりが泳ぐ向こうは伊吹山。

■垂井宿 [垂井町]
垂井宿には現存する一里塚が残っている。

■関ヶ原宿 [関ケ原町関ケ原]
何度となく訪れている場所です。
常磐御前の墓
宝篋印塔と五輪塔、写真左が常盤御前の墓。牛若丸を追う常磐御前は、この地で山賊に捕らえられ、殺されたといわれています。
■今須宿 [関ケ原町今須]
岐阜県と滋賀県の県境に見落とすくらいの小さな溝があります。 かつてはその溝が美濃と近江の国境でした。
近江と美濃の国境の小さな溝を隔てて並ぶ二つの旅籠に泊まった旅人が、壁越しに寝ながら話をしたという伝説から「寝物語の里」と呼ばれます。
長比(たけくらべ)城跡。
浅井長政の境目の城です。

■柏原宿 [米原市柏原]

JR柏原駅
結構立派な駅舎です。

駅のホームから見る伊吹山

伊吹山登山道崩壊の原因はニホンジカの食害による裸地化が原因のようです。
かつては冬場に雪で餌がなくなるため個体数が抑えられてきたが、温暖化で積雪量が減ると、シカの数が増え、行動範囲が広がった。 山頂には約100頭、5~7合目には約200頭が生息するとみられる。

■歩行データ
歩数:43,136歩、距離:32km、所要時間:約7時間


中山道の美濃路(岐阜県内の宿場)を歩くはコンプリートです。
今回の宿場で面白かったのは前半部分の中津川宿、大湫宿、細久手宿。

ネット情報から【中山道】江戸時代を感じられる宿場町5選!
1.奈良井宿(長野県)
2.妻籠宿(長野県)
3.馬籠宿(岐阜県)
4.醒井宿(滋賀県)
5.草津宿(滋賀県)


醒ヶ井宿、草津宿は中山道近江路にあるので
京都三条大橋まで歩くのが今後の楽しみです。







花いっぱいの「浜名湖花博2024」

2024年04月19日 | データ
■2024.04.18 今日は花好きのトドクロちゃんと浜名湖花博へドライブ。
今回は花博と花フェスタが同時開催される。

開催会場は「はままつフラワーパーク」と「浜名湖ガーデンパーク」の2箇所。
日帰りで2会場の見学は無理そうなのでメイン会場の「浜名湖ガーデンパーク」を見学する。

自宅を9時頃出発、しばし下道を走り音羽蒲郡から東名高速に乘る。
そして舘山寺スマートICを出てしばし走る。
11時駐車場に到着。(駐車料金:500円)
巨大な駐車場なので平日は2/3は空いている。

受付で当日券800円を購入し入場。

見たことのない花も多い。
トドクロちゃんはgoogleレンズで花の名前を確認している。

私はもっぱら撮影に専念。

会場が広いのでベンチで休憩している人が多い。

大きな木の黄色い花が気になる。
調べると「コガネノウゼン」

コガネノウゼンの近くで昼食。
今日は私が作ったサンドイッチ(具は:トマト、チーズ、春菊、卵焼き、ささみ)

林床エリアではエビネやクリンソウなど山でも見る花が多い。
時間が来ると霧が出る演出。

百華園
たくさんの種類のギボウシやシダ、ムクゲなどの園芸植物のほか、
果実樹木や季節の花が咲く棚田風花壇を楽しめます。

テーマごとのエリア毎に百花繚乱。
ガーデンパーク本来の花々ですね。
来年以降もこの時期に来るのもありですね。

近くに航空自衛隊の基地があり飛行機も飛んでくる。
色違いの雪割草も可愛い。


花の美術館エリア
印象派の画家クロード・モネが、フランス・ジヴェルニーに造った庭を、モネ生前当時の姿を模したものとして、2004年に開催された浜名湖花博のときに造られました。

クマガイソウも一株。

国際庭園・浜辺の観察園
11時から15時まで4時間でほぼ見学。
思ったより会場が広いのと花の種類が多く、見学していて楽しかった。
そしてお決まりの「うなぎパイの春華堂」へ工場見学とスイーツを食べに。
もちろんお土産は「うなぎパイ」です。


花の大きな画像はgoogleフォトにアップしてあります。
綺麗な花が沢山

イワザクラ咲く「鎌ヶ岳」

2024年04月13日 | データ
■2024.04.12 さあ今日はイワザクラを愛でに行こう。
先週同様に5時半に自宅を出発。
下道で2時間を少し過ぎて登山口の駐車場へ到着。

準備をし長石谷登山口まで車道を下る。

登山届は「コンパス」で前日行っている。
GPSはスマホアプリにYAMAPで事前に地図をDownloadして利用している。
登山記録はこのブログ。
便利なツールは自分のニーズに合ったものを使い分けている。

以前は国土地理院の地図に磁北線を引き印刷して持ち歩いたが最近ではスマホとスマホバッテリーのみの場合も多い。
ヤマレコで計画を作成しそれを印刷して持って行く場合もある。

今回はスマホのみ。

7:45 長石谷登山口から歩き出す。
直ぐに最初の徒渉、女性を含むグループが徒渉に手間取っている。水量が多いせいだ。歩幅が広い私はスイスイと対岸へ。
このルートは尾根まで突き上げた沢筋を登り詰めるので何度か沢を渡る。
今日は今までで一番水量が多い。
その後、沢を左に見ながらしばし高巻き。
堰堤が見えたらそこから沢に入る。
広い河原は直ぐに狭くなり右岸、左岸と沢を渡る。
何時もは涸れている流れ込み筋にも小さな滝が現れている。

30分程で最初のイワザクラ群生地へ到着。
下からの目視では確認できなかったので少し危険だが登って見ると。
ありました。
開花前の株も多く3-4日後がベストと思われる。

2箇所目の群生スポットは沢沿いなので先行者が写真を撮っている。

これを目当てに来るんですね。

至る所にイワウチワ。

白からピンクまで色々です。
長石谷のみずみずしいバイカオウレン。

ショウジョウバカマ。

花魁のかんざしみたい。
ルートは小さなケルンや赤ペンキがルートを示すが岩岩の沢は何処でもルートです。
このルートは岩登りの雰囲気も味わえる。
岩の下を流れる音も途絶えると太陽を背に受けるようになる。最後の急登はルートがわかりづらいが適当の上がれば縦走路に出る。
鎌尾根のアセビが。
後は急な登山道を登れば
9:56 鎌ヶ岳山頂。

3グループが眺望を楽しんでいた。
最近お気に入りのミルキークイーン米のおにぎり🍙を食べながら眺望を楽しみ。
新名神ができ菰野ICを出れば直ぐに登山口に到着する。高速をフルに使えば1時間で到着する。

下山ルートは尾根道の長石尾根。
乾燥した尾根道でもバイカオウレンは沢山咲いている。
牧野富太郎がこよなく愛した花。

出てきました「ハルリンドウ」
時期的にはチョット早目。

一週間位後が満開かな。

隣の御在所岳山腹の白いのは、桜でなくタムシバです。
タムシバの時期は今です。

標高を下げるとアカヤシオがちらほら。
ミツバツツジもお出まし。
イワザクラ、イワウチワ、ショウジョウバカマ、バイカオウレン、ハルリンドウ、アカヤシオに出会え目的はコンプリート。
花あり岩ありで楽しいルートで恒例行事になっている。

12:07 登山口。何時ものようにマムシグサ。
スマホでコンパスの下山通知。
トドクロちゃんにも下山通知が届く。

駐車場までしばし車道歩き。
車道脇の木々を撮影。
やはり新緑の木々が眩しい。
下山後はお気に入りの温泉「アクアイグニス」へ
源泉かけ流し加温なし。
帰路は高速をフルに使い1時間後には自宅に帰還。
水戸黄門の時間には十分余裕があった。

■山行実績(YAMAPデータ)
休憩50分入っているので行動時間は3:30

2週続けての山登りで山足はバッチリ。

さあ次はヤマシャクヤクかクマガイソウかシロヤシオか?


何時もの藤原岳「孫太尾根」に花が咲く

2024年04月06日 | データ
■2024.04.05 恒例のスプリングエフェメラルを見に藤原岳へ。
中山道を歩くか山登りか迷ったが、花は待てないので山登りをチョイス。
自宅を5時半過ぎに出発。
下道で目的の登山口に7時半頃に到着。
去年と駐車場のスペースが変わっている。
駐車料金500円を入れ歩き出す。

まずはミツバツツジがお出迎え。
そしてスミレが至る所に。
天気は薄曇りで風は無し。歩くには快適な気温。
お目当てはミノコバイモ。

このアンティークランプシェードの様な姿に惚れてます。

カメラのISO100に固定してたので多少ぶれが。
孫太尾根にも石灰岩採掘の魔の手が伸びて来た。公共事業のバラマキでセメントの需要が多い。

カタクリが一輪、起きていました。
木々はまだ葉を付けていない。
葉が繁ったらどうな感じだろう。

何時もの様に山頂直下に福寿草の群生。
これを楽しみにしていた女性は大喜び。
セツブンソウも辛うじて残っていた。
遠望は効かない。何時もは伊勢湾越しに鈴鹿山脈を見ている。
孫太尾根にも採掘の手が伸び出した。
約3時間で山頂。
多くの登山者が花を愛でに来てました。
竜ヶ岳以南の山々。私の晩秋〜春先の遊び場。
四国の男性と京都の女性と山話で昼食。
おじさんのバカ話に付き合っていただきありがとうございました。
下山はそろそろ起き出したヒロハノアマナが大あくび。


ミスミソウも元気です。
少し時期が早ければもっと咲いてますね。


ほんのりピンク。
花弁の数も色々。
今年はカタクリの春は早く、福寿草の春は遅かったようです。3月末の雪が福寿草をお寝坊にした様ですね。
ボタンネコノメソウソウ。

ヒトリシズカ。これも例年より少し遅い。
最後にミノコバイモにまた来年とお別れ。


何時もの藤原岳「孫太尾根」にスプリング・エフェメラルが咲き、
出会った人達の会話の花が咲いた楽しい山行でした。

■コースタイム
07:34駐車場→10:36藤原岳12:13→15:19駐車場
合計:7時間45分=休憩:1時間44分+行動:6時間01分
距離:10.0 km、累積標高差;1168m、消費カロリー:1860kcal



山話に出た場所です。(北沢峠テント泊からの山登り)

仙丈ヶ岳

サンカヨウの沢山咲く山


焼き物散歩道の猫と花

2024年04月06日 | データ
駅の近くのタイルの壁画。
昭和30年頃までの風景です。
焼き物工場の多くは今はなく伝統工芸分野の工房がポツポツある。
私の同級生で陶芸家は2人。
岩合さんのねこ歩きでも撮影された場所「焼き物散歩道」。
今日のターゲットは猫と花です。
陶芸家が作陶した猫。
少し離れた路で出会った猫。

今でも煙突は10本程残っている。でも実際に使っているのは一本だけだと聴いている。
窯屋さんの工場跡など鄙びた風景。
登り窯の屋根には藪椿。

桜も一気に咲き出した。
散歩路の花。

ここからは庭の花。