トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

知多四国巡礼 No9 40番〜43番岩屋寺まで

2020年07月21日 | データ

2020.07.20 知多四国の9回目。知多半島南部の南知多町の5寺を巡る。(本当の目的は買い物)

えびせんべいの里」「鯛祭り広場」「魚ひろば」で我が家の常備食材を購入し近くのお寺へ。

■40番 影向寺 (曹洞宗、十一面観世音菩薩阿)

観音菩薩の神通力で現れた子安大師像

1558年創建、地元の三寺をまとめて明治期に統合された。

■41番 西方寺 (西山浄土宗、阿弥陀如来)

臨海学校も開かれた海の安全を守る。

お寺の山門前は道を挟んで山海海水浴場(やまみかいすいようじょう)が広がる。

境内には海の安全を守る金毘羅堂や魚供養碑があり海に関する物が当然多い。

■42番 天龍寺 (曹洞宗、阿弥陀如来)

男子本厄ならば四十二番札所「厄除大師」

1566年創建。厄除大師の寺として有名。

■番外 岩屋山奥之院 (尾張高野山宗、世観世音菩薩)

知多四国霊場唯一の行場をもつ深山

奥之院は弘法大師により808年の開創。札所で唯一の参籠の行場である。弘法大師はこの岩窟で百日の護摩

修法をし自身の像を治めた。そこで「もし我を信ずるものあらば、病気災難等の身代りに立ちつかわさん」と言葉を残したことから身代大師の総本山となっている。

■43番 岩屋寺 (尾張高野山宗、千手観音菩薩)

尾張高野山宗総本山の威容と寺宝の数かず。

715年行基により開創。開創当時は七堂伽藍十二坊、大門、楼門、多宝塔など建立されたと記録に残る。

弘法大師が二度来山し、その時使用された仏具が残されている。また親鸞からは阿弥陀堂の本尊が納められたなど由緒のあるお寺です。

今年4月の緊急事態宣言が発令される前日に車のお祓いをしたお寺でもあります。何時もは三重県の椿大神社でお祓いを受けていましたが多分今後はここでお願いすることになると思います。

尾張高野山宗総本山 | 岩屋寺 | 愛知県

愛知県南知多町山海の尾張高野山宗大本山 岩屋寺です。霊亀元年(715)建立 1300年以上の歴史を誇る知多の古刹です。知多四国八十八ヶ所霊場...

岩屋寺

 

 

近くに中之院・軍人像にも寄ってみる。

知多半島東側と南部は完了。

残すは源義朝(頼朝の父)ゆかりの美浜町界隈と半島北西部のみとなりました。

 


花が少ない伊吹山

2020年07月17日 | データ

■2020.07.16 梅雨の隙間をついて伊吹山へ行ってきた。夏山シーズンに向けての山足チェックも兼ねる。

伊吹山は自宅から最も近い標高差1,000mを越える山。

伊吹山の標高差=1,157m(登山口標高220m、山頂1,377m)で累積標高差は1,300m程度になる。

この地方では伊吹山に登れれば富士山(五合目)は登れると言われ練習によく使われる。

湿った空気が入っているので予想通り伊吹山は雲の中。

一瞬でも晴れれば御の字と期待したが・・・・

 

7:12 歩き出す。入山協力金は300円。

太陽の暑さはないが湿気で汗が止まらない。立ち止まれば幾分涼しく感じるのが幸い。

10:30 山頂。荒ぶる神も寂しそう。

ヤマトタケル様、お久しぶりです(一年ぶり)

太陽の光を感じるが雲が切れることはなかった。

登山者は少ない。

ベンチで梅干しおにぎりで早目の昼食。

山頂付近のお花畑は花が遅れている。

風も少しあり汗冷えがしていきたので30分程度で山頂を後にする。

ガスが濃くなったが迷うことはない。

吹き上がる風が涼しく気持ちいい。

4合目から下は晴れ。

13:00 ケカチの水でゴールです。

ケカチの水

伊吹山の神の力を得る為に伊吹山山頂へ山岳修行へ出かけた行者たちは、修行の一つである「悔過(ケカ)の行」を行います。これまでの罪を悔い改めて心身ともに清め、五穀豊穣を祈願します。

かつてこのあたりに泉があり、それが「悔過の池(けかのち)」と呼ばれていた事から、この湧き水はケカチの水と呼ばれるようになりました。

さあドロドロの登山靴を洗います。

洗い場は駐車場に併設されています。

登山後は

ジョイ伊吹で「いぶき薬草湯」へ。

検温して住所を記入しお風呂に入ります。

今日はお土産付です。

NATURAL DEODRANT GRASS 日本のい草 自然の力でニオイを軽減

登山後はクエン酸補給しクエン酸サイクルを回す。

このクエン酸サイクルがきちんと機能することで、肩こりや筋肉疲労の元となる疲労物質「乳酸」が分解されるため疲労回復にも効果があります。また、クエン酸のその他の効用としては
①ミネラルの吸収を助ける
②新陳代謝を活発にする
③活性酸素を攻撃する抗酸化物質の働きをたすける

顆粒状の便利なものがありますのでこれを利用しています。(写真は家に帰ってから)

昨年より足の疲れが少ないような気がする。コロナ以降、スポーツジム通いは止めウォーキングを始めたのが良かったのか?

私の場合は大股で速歩し、たまにスロージョギングの組み合わせで6:30〜1時間チョイ。

こころ旅を見る時間には帰って来る。

山足は完璧だ。

ところで何処の山へ行く?

 

 

過去の伊吹山山行

++2019.06.06
++2018.05.10
++2017.06.09
++2016.07.16
++2015.07.12
++2008.07.05
++2008.05.04

 


・・・美人を食べました。

2020年07月15日 | データ

今回咲いた月下美人を食します。

1分程度サッと茹でます。(料理はトドクロちゃん)

それを冷まし花の部分は手で割き適当な大きさにする。

今回は「おひたし」にします。

カツオとすり胡麻+つゆの素でいただきます。

オクラのようなヌメリがありシャキシャキ感もあります。味は癖がありません。

食べていて食感が楽しいですね。飲みものは缶酎ハイ。

 

前回は酢の物でしたが、色がピンクに変わります。

■月下美人の花は

・酢の物

・おひたし

・天ぷら

・スープ(台湾ではこれが多いそうです)などがあるそうです。

 

天ぷらを食べてみたいですがもう少し咲いてほしいですね。


一夜かぎりの妖艶「月下美人」と「かりもり」の粕漬け

2020年07月13日 | データ

今年も咲きました、月下美人

8日程前から蕾が付き膨らみ始め昨日夜に3つ開花。これが咲き出すと家中優雅な匂いで包まれます。

夜に咲く花なのにお日様の方を向いています。

我が家の月下美人は私の背丈(182cm)より高い。

この日咲いたのは3つ、もう一つは今晩咲くでしょう。(下から撮影)

中々良いアングルが難しい。

この花食べれます。(以前は酢の物にして食べました)

ヌルヌルした食感ですがいけます。

我が家の月下美人はこの時期に1回だけ咲きます。今年は2日に分けてになりますが4つ花を付けるのは初めてです。



数日前に「かりもりの粕漬け」を漬けましたのでここからはそのお話です。


■愛知県の郷土料理「かりもりの粕漬け」


かりもりおよび早生かりもりは明治時代から濃尾平野で栽培されている漬物用の白瓜の一種で、愛知県の伝統野菜に認定されている。現在は、清須市、丹羽郡大口町で主に生産されている。別名・堅瓜(かたうり)の名の通り、非常にかたい瓜のため、漬物以外で食されることはほとんどない。身がしまって厚いことから、漬物にしても歯切れの良い食感を楽しめる。
濃尾平野の南に広がる知多半島は、古くから交通の利便が良く、醸造業が栄えた地域で、最盛期には200を超える酒蔵があったという。かりもりの生産がおこなわれていた地域と近かったこともあり、これらの酒蔵から出る大量の酒粕を使った粕漬けが根づいたのではないかといわれている。

■我が家の付け方
1:かりもりは縦2つ割にし、種の部分をきれいに取り除く。
2:かりもりを日陰で1日程乾かす。
3:みりん粕をまんべんなく塗り付けて、ビニール袋に小分けして漬ける。
4:冷蔵庫に入れて3週間ぐらい置くと食べごろになる。

きざんだ野菜と混ぜるだけ 一晩でできる簡単粕漬「一夜漬粕」これがとっても便利です。

出来上がりもGoo。ごはんやお酒のお供に最高です。


知多四国巡礼 No8 篠島、日間賀島へ

2020年07月04日 | データ

■2020.07.02 知多四国巡礼でも楽しみな場所がある、その中で一番の楽しみは篠島と日間賀島。

季節により旬な食材を昼食にできる事、特に「ふぐ・たい・タコ・しらす」は絶品。この時期はしらす漁の最盛期で生しらすが頂けそうだ。また色々な歴史が詰まった島でもある。

10時過ぎに師崎港から篠島に高速船で渡る。波が強く揺れるが気にならない。昔は漁船を持っており良く釣り、カニ漁、タコ漁、うなぎ漁、わかめ漁に付いていったことがある。(だから逆に今は山が好きなのかも知れない)

約10分の船旅。

篠島の歴史。

「日本書紀」によると伊勢神宮を建立した天皇の一行が船で伊勢湾を旅していたときに篠島に立ち寄った際にここの海産物、特に鯛をことのほか喜ばれ、ぜひ、伊勢神宮へ献上してみて下さいと言われ、伊勢に旅立っていったと書かれています。
それ以来、千年以上に渡って毎年3回、白装束に身を包んだ島の神職が島で採れた鯛を塩づけに調製し、船団を仕立てて対岸の伊勢神宮内宮へ献上している(「おんべ鯛」と言う)

最近では岩合光昭さん監督の「ねことじいちゃん」のモデルにもなっている。

加藤清正が名古屋城築城の際、石垣をここから切り出した。

島の道は狭い、一番の交通手段は原付き。その狭い道を通り弘法寺へ

■番外 西方寺 (浄土宗、阿弥陀如来)

伊勢神宮の鬼門を守る

京都知恩院の直末寺で1516年の創建。1512年の伊勢神宮火災の歳、神宮の鬼門にあたるこの地に仏像を安置すれば難を逃れると宮中から知恩院に命が下り建立されたと伝わる。

帝井

南朝の後醍醐天皇の皇子、義良(のりなが)親王が島に漂着された。その際、親王の飲料水を探し求め、ここに発見。さっそく井戸を掘り城山にいる親王にさしあげた。ここがその井戸。後村上天皇(義良親王)が祀ってある。

■第39番 医徳院 (真言宗豊山派、薬師如来)

篠島の高台に建つ島内最古の木造建築

建暦年間(鎌倉時代初期)、南知多町大井の医王寺の一坊を移した寺。

■第38番 正法禅寺 (曹洞宗、釈迦牟尼仏)

竹千代を救った鳳山仙麟等膳大和尚

仙鱗等膳和尚が修行中、今川義元の人質であった家康が夜陰に乗じて魚籠に入れ、この篠島にお連れし、七十日間もお世話した事で正法寺は可睡斎の直末寺となり和尚は可睡斎の十一世住職となる。またこの寺の梵鐘に「伊勢度会郡山田庄次橋篠嶋村」と記されており、当時はこの篠島は伊勢国に属していたことがわかる。

しらす漁全盛です。捕れたてのしらすを釜茹でしています。

昼食のために食堂を探すも見つけた2軒とも休み。海の駅の食事処ですまそうとするも12時20分の時点で昼食は終わりましたと・・・・

土日じゃないとダメなのかも。

13:25篠島から高速船に乗り13:35日間賀島(東港)着。

巨大なタコのモニュメントである。 日間賀島には、漁師の網に掛かって引き上げられた阿弥陀如来像を大ダコがからみついて守っていたという言い伝えがあり「タコの島」と呼ばれている。 島内にある安楽寺は、その由来となった蛸阿弥陀如来がご本尊。

■第37番 大光寺 (真言宗豊山派、大日如来)

陽光がかがやく日間賀島唯一の寺

南知多町大井の医王寺の一坊として建立。

東港の島唯一の交差点にある島カフェ「Barca(バルカ)」へ。

やっと巡り会えた「生しらす丼」いただきます。

美味しいですね。今日採れたての「しらす」です。

日間賀島は40年程前に単発のアルバイトをしたことがある。友人が夏休中アルバイトをしており秋の三連休もバイトに入ることになり一日遅れで私もバイトに入ることに。夜遅く高速船もなくバイト先が漁船を手配して師崎港まで迎えに来てくれた。荒れる海を漁船のエンジンルームにうずくまり日間賀島まで行ったことを思い出した。

14:40発の高速船で日間賀島西港を経由し師崎港まで。

お土産は「たこめし」の素。

天気もよく楽しめた一日でした。