トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

大峯奥駈道3/6 (行者還小屋から深仙ノ宿)

2018年05月23日 | データ
-------------------------------------------------------------------
1日目-大峯奥駈道1/6 (吉野から二蔵宿小屋)
2日目-大峯奥駈道2/6 (二蔵宿小屋から行者還小屋)
3日目-大峯奥駈道3/6 (行者還小屋から深仙ノ宿)
4日目-大峯奥駈道4/6 (深仙ノ宿から行仙宿)
5日目-大峯奥駈道5/6 (行仙宿から玉置神社P)
6日目-大峯奥駈道6/6 (玉置神社Pから熊野本宮大社)
-------------------------------------------------------------------
■2018.05.16 3日目
大峯奥駈道3/6 (行者還小屋から深仙ノ宿)


昨日は暑くバテバテでほぼコースタイムとなってしまった。
テント装備でもコースタイムの90%程度では歩けていたが寄る年波には勝てないのか?
2日目にして登り足はすでに消耗。
そこで今日以降は消耗しないために牛歩へ変更、こうすると登りのタイムは1.5倍程掛るので早めに出発する事に。
下り足は潰れた事がないのでコースタイムの80%では歩けるは強みだ。

04:20行者還小屋を出発。
ヘッドライトON

山芍薬の群生地を通過。
過去にこれ程の群生地は見たことがない。
フラッシュで撮影。

8年前に行者還トンネルから日帰りで八経ヶ岳へ登った事がある。
この時は下山後に大台ケ原へも行っている。

聖宝ノ宿跡
お久し振りです。

弥山小屋
小屋でジュースを飲み水を補給する。

東京からのおばちゃん軍団にも道を譲る。

オオヤマレンゲの群生地を越して暫く登ると。
八経ヶ岳。近畿地方最高峰です。
さすがに登山者もちらほら。

釈迦ヶ岳が見える。

立ち枯れの独特の雰囲気。

バイケソウの群生が多くなる。

崩壊地

ここはロープを頼りにダウンするもザックが重く振られる。

バイケソウの勢いが凄い。

笹原のルートでも汗だくです。
後で分かったが下界でも高温だった。

場所により心地風が吹き上げる。

楊子ヶ宿小屋。
水場まで往復15分程度、ただ水量は非常に少なく500mlで3-5分必要。
それでも補給しないと宿泊地まで水は持たない。

鳥の水は✖

孔雀覗

斜光で撮影したい場所です。

岩場ズーム

釈迦ヶ岳の観音像が見える。

大峰の妖精:オオミネコザクラソウ
かなり小ぶりな花ですが可愛いですね。

馬の背など難所が出てくる。

花期は終わりに近いが待っていてくれました。

釈迦ヶ岳。
誰もいません。


盆栽みたいなツツジです。

かなりバテながら
深仙避難小屋到着。

本山派の修験道の聖地で避難小屋と潅頂堂がある。潅頂堂は本山派の修験道では『伝法潅頂』儀式を行う神聖な場所。
幕営者1名は私と同じ年だった、初めて単独でテント泊らしい。
奥に見える岩場に香精水と言う水場がある、今回は水量は少ないが3L程補給。
美味しい水でした。
少し遅く、1名到着し小屋は2名の宿泊となりました。
太陽光蓄電のLED照明設備があり、スマホの充電もできるみたいです。
私は5200mAhのスマホバッテリー持参してますが、追加充電無しで行けそうです。
事前に不要アプリの停止や機内モード等を組み合わせて使うことで相当省電力となります。
自宅への連絡はGPS座標を付け一言メールですましています。

同宿者も大峰奥駈道を目指しています。
彼も今回の縦走で一つの目標を実現できそうです。

夜半風が出てきましたが標高が低いので寒くは無い。

八経ヶ岳を過ぎてからは静かな山道。
一つの目的、オオヤマコザクラに会え良かった。

■コースタイム 山行:11時間16分+休憩:1時間0分=合計:12時間16分
行者還小屋04:20→08:17八経ヶ岳→16:36深仙ノ宿


コメントを投稿