かぶれの世界(新)

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かぶれ者の芸能ネタ

2023-10-15 15:44:54 | 芸能ネタ
私は1日のかなりの時間をパソコンに向かって過ごす。朝ドラにニュースや新聞を見ながら朝食をとる。ニュースや新聞は主にマーケットに影響する世界の政治経済欄に注目する。そのはずなのに、最近米国のNYTやWP、FTなどから何故かテイラー・スウィフトの名前が頻繁に出て来る。

私が米国から帰任後の2000年後半にカントリー歌手としてデビューし、彼女の動画を見て直ぐに気になる存在になった。彼女は十代半ばで私の好みのキツネ目の高身長で目立つ存在だった。それだけのことで、特別に曲が気に入った訳ではなかった。だが、印象には残った。

ところが米国から流れて来るニュースの経済欄に最近彼女の名前が頻繁に出て来るのだ。調べてみると今や彼女は年収200億円超ともいわれる人気歌手だという。経済ニュースネタになっているのは、かつて彼女が暗号資産取引所のFTXと契約していたとか、その後大手音楽会社との異例な契約を交わしていたというものが経済紙に注目されたようだ。日本の芸能界とは随分違った。

日本ではそれ程注目されてないジャンルの歌手だが、今では30歳を超え歌の領域を広げて世界一人気の歌手で、収入が凄くかつ歌手としては異例の契約を交わした。それが経済欄で扱われている理由のようだ。私はこの分野に興味がなく時間をかけて詳細を調べる積りはない。

だが、ジャニーズ事件で芸能事務所お任せが性加害事件を引き起こし、未だに日本マスコミの芸能ネタになっているを思い出させた。日本でも芸能人と個別に結ぶエージェント契約が増えているそうだが、その差はプロ野球のNPBとMLBとの違いなんてもんじゃないようだ。

何でも米国に倣えとは言いたくないが、日本の芸能人も個々に独立してエージェントを雇ってやって行くことを考えたらどうだろうか。勿論、子供が芸能界で仕事をするには日本式の事務所が便利な場合があると思う。だが、ジャニーズ以降の芸能界やマスコミの在り方も変わると思う。■
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やったもん勝ちは、民主主義の危機

2023-10-14 14:32:57 | 国際・政治
ハマスの奇襲攻撃はイスラエルの怒りの報復攻撃を招き、ニュース報道を見るとガザ地区で被災した一般市民の悲劇的な状況が繰り返し報じられている。確かにハマスとイスラエルの一般市民、加えて人道支援の人々は悲惨な目にあっている。

日本のマスコミ報道は一般市民のフォーカスして報じる傾向が強い。何百人もの無垢な子供が爆撃を受けて死亡している。中東情勢など普段考えもしない芸能人にコメントさせ、被災した一般市民を十羽一絡げにして戦争反対を訴えるのはちょっと違うと思う。

誰がこんな悲劇をもたらしたのか、それは一義的に奇襲攻撃を仕掛けたハマスだと思うが、その点についてほとんど問題指摘がない。しかも、市民は奇襲攻撃したハマスを支持している。イスラエルとパレスチナの間には長い対立の歴史があるし、背景には欧米が深くかかわってきた。

だからと言って今回のハマスの奇襲攻撃の罪を免れることは出来ない。何でも良いから軍事衝突を止めろと言うのは無責任でさえあると思う。それは「やったもん勝ちの世界」だと私は思う。ロシアのウクライナ侵攻が引き起こしたウクライナ戦争を停戦しろというのと変わらない。

国力の違いが引き起こす現実は実に不公平だ。いまだにウクライナ戦争の戦地は99%以上がウクライナ国土で戦われ、ウクライナ市民のみが惨めな生活を強いられている。欧米は軍事大国のロシアの原爆を恐れ、ウクライナ支援はウクライナ国内の戦いのみに絞っている。支援が続いても現状の「停戦イコールやったもん勝ち」の構図の中に限定して戦争が行われているのだ。

だが、ハマス奇襲後イスラエルは直ちにガザ地区を空爆して報復した。軍事大国の中国やロシアが関わってないからだ。今回のイスラエル地上軍攻撃によるガザ北部の110万人市民への避難警告は、二度とこのような奇襲攻撃をさせない様ハマスに強烈な打撃を与えようとしている。言い換えると、「やったもん勝ちは絶対に許さない」というイスラエルの姿勢だ。

世界は「やったもん勝ちを許さない」姿勢を徹底すべきだと私は信じる。だが、現実の世界は米国の経済軍事力が圧倒的に強いことを前提に成り立っていた。最早、米国は二つの戦争を同時に戦えなくなった。中国の急成長は米国一強の前提をなし崩しにし、結果として世界の半分以上の国は目先の都合を優先して動くようになった。

G7の民主主義ルールが機能しなくなった。実は欧米日でも石油ガス等経済的に自国に都合が良ければ民主主義ルールに目を瞑り、中ロや中東などと取引を増やしていった。マスコミ報道も民主主義を優先して報じる姿勢は見られない。今、我々はその報いを受けている。だとしても「戦争を仕掛けた国が損をする仕組み」が必須だと思う。■
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民主主義の危機

2023-10-11 16:00:13 | 国際・政治
ウクライナ戦争に続いて今度は中東で本格的な戦争が勃発した。イランイラク戦争とかアフガニスタンなどの紛争が治まり、近年中東が落ち着きを取り戻したように感じていた。敵対的な対立が治まり一見平和を取り戻しつつあると感じてたが、実は新たな戦争の火種だった様だ。

イスラム組織ハマスの奇襲攻撃とイスラエルの報復攻撃が本格的な軍事衝突に展開し、現時点で死者が1700人超になったと報じられた。しかも捕虜を駆け引きに使っている。最近報じられたイスラエルとサウジの関係改善の動きを阻むのが、危機感を感じたハマスの奇襲攻撃の動機だったらしい。ハマスの奇襲攻撃は3-6カ月かけて練りに練った作戦によるという。

その後の内外の報道によると、背景にイスラエルとサウジの関係正常化に反対するヒズボラとイランやロシア等がハマスを支援し、一方で欧米がイスラエルを支援する対立の構図があるそうだ。団塊世代で戦後民主主義の教育を受けた私は、ハマスの奇襲攻撃は単純にこれは民主主義の危機であり許せない。即座にイスラエル支援を発表した米国を当然のことと捉えた。

だが、お昼のニュース番組等で報じられた解説によると、ハマスの奇襲攻撃は民主主義の危機だとは報じなかった。ハマスとイスラエル両国の対立の経緯や、中東の地勢学的な背景などを詳しく解説し、戦争を仕掛けたハマスを強く非難するような姿勢が感じられなかった。これが民主主義国のあるべき報道の姿ではないと思った。

今回のハマス・イスラエル戦争に限らず、ウクライナ・ロシア戦争において、反民主主義的な奇襲戦争を仕掛けた国に対して、我が国の報道等の非難が弱いと感じる。国際組織のICC(国際刑事裁判所)でさえプーチン大統領に逮捕状を出した。だが、中国やロシア同盟国だけでなくグローバルサウスと呼ばれる国々は民主主義等お構いなし、お金欲しさにロシアや中国になびく。

なびいた大統領或いは首相は国民が選挙で選び支持している、しかも国民は民主主義とは程遠い強権者を選んだというのが現実だ。そう思うだけでがっかりする。そんな現状が詳細に報道されることはまずない。これこそ民主主義の危機だと思うのだが。■
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老人たちの同窓会

2023-10-09 19:56:32 | 日記・エッセイ・コラム
先週木曜日に東京近辺に住む同期の飲み会の案内を受けた。宛先を見ると差出人を含め7人しかいなかった。もっと沢山いたはずだが、長らく会ってないので転居したか或いは亡くなったかもしれない。もう何年も顔合わせしたことがなく連絡もなかったので出来れば参加したかった。

だが、私は11月後半まで四国の田舎にいて参加できなかった。他のメール回答を見ると参加と回答したのはたった3人しかいなかった。参加しないと回答した4人は私を除き何がしかの病の治療中だった。詳細は個人情報に係るので省略するが、これが我等同期会の現実だと思った。

私も、もし4-5月に案内を受けたら偽痛風の治療中で参加しないと答えたはず。今仮に東京にいたとしても、飲み会に健康を理由に参加を辞退するか迷ってしまうだろうと思う。どうせ、飲めない体なのだ。不参加と答えた3人の病状は、読んだ限り私に比べかなり深刻だと思った。

7人中3人が治療を受けているのは日本の老人の平均的な比率と比べどうなのか気になった。ネット検索で調べた範囲では2016年厚生省の調査データで75‐79歳の老人のフレイル有症率が16%だった。ボケ初めを示す指標が健康状態に直接関係するのか分からない。若干高い気がする。

私の同期生は私を含めると世の中の平均より健康ではないという印象を受けた。我々は何れもハイテックの世界で働いて来た連中だ。仕事をやり過ぎた結果だろうか、考え過ぎか。■
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独居老人と天気予報

2023-10-08 19:55:25 | 日記・エッセイ・コラム
田舎の実家で車なしで一人暮らしする老人にとって、お天気と交通手段は死活的に重要だ。昨年夏の交通事故で自家用車を廃車し、代わりに自転車で用事を済ませるようになった。天気予報を見ながら予定を組んで買物や医者に自転車で行って用を足すようになった。

今年は幸いにも先週まで暑い日が続き雨が滅多に降らず自転車の移動がスムーズに行った。だが、9月になってからテレビ(NHK)の天気予報と、スマホの予報が異なる日が増えて来た。NHKは気象台の予報で、スマホは別のコンピューターによる気象予報の違いだと推測する。

NHKは市町村など自治体ベースの予報であり、スマホはXX町といった地区ベースの予報だ。東京郊外の自宅にいる時は自治体ベースで十分だが、実家のある大洲盆地の複雑な地形では季節と地区によって天候は異なることがある。夏の終わりに近づいて来るとその傾向が強くなった。

老人の一人暮らしなので2日に一度のペースで洗濯する。夏の間は前日の夜洗濯し1階の廊下に干しておくと、翌日の朝には殆ど乾いていた。だが、この1週間は夜間だけでは余り乾かず、翌日の天気が重要になった。なので、テレビとスマホの両方の予報をチェックして洗濯することにした。

私が見る限り、今迄のところNHKの予報がより保守的で、スマホの予報の方が楽観的だった。今迄の経験でスマホの予報に従って洗濯して来た。ところが、昨日見た天気予報はNHKは雨、スマホは早朝と夕方は雨だが昼間はずっと晴れ、こんな極端な違いは初めてで今日はNHKが当たった。

私は梅雨明け後の経験で昼間は晴れと予想して洗濯し、朝は雨だったが外の物干しざおに洗濯物を干した。朝8時頃は小雨だったが、小一時間で止むだろうと思った。ところが9時前から雨足は寧ろ強くなり、諦めて1階の廊下に洗濯物を移した。そして夕方まで雨は降り続けている。

東京の自宅でも私が洗濯物干しの担当だったが別の事情で苦労した。それは都心と八王子の天気予報が異なる時、その間の府中市はどちらの天気になるか分からなかった。家内は働きに出るので部屋干しにしがちだが、私は出来るだけ外干ししたかった。そんなことを思い出しながら対応してる。■
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