かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ロシア基地攻撃でウクライナ戦争は新段階に

2022-12-07 18:38:41 | ニュース
5日6日に続くロシア空軍基地へのドローン爆撃によって、ウクライナ戦争は新段階に入った。米国をはじめとするNATOはロシア領内への攻撃可能な射程距離の長い武器の支援を公式に否定している。ウクライナ戦争がNATO対ロシアに拡大して核戦争になることを恐れているからだ。

今までウクライナ全土がロシアからのミサイル攻撃を受けているのに、何故ウクライナ軍がロシア領に飛び道具で反撃しないのか、私はずっと疑問に思っていた。最大の理由はNATOが用心深く飛距離の短い武器のみに絞りウクライナに武器支援したからだが、それでも何とかロシア領に痛みを与えるやり方があるはず、やるべきだと思っていた。

私は以前からロシアの「やったもん勝ち」になる様な安易な停戦には強く反対すべきだと思っていた。報道では何でも何でも「戦争反対」で、先ずは停戦すべきとする評論家の声がある。だが、それではロシアは時期を見てウクライナ以外の国にも侵略を繰り返すと歴史は物語っている。現にクリミヤ半島をロシアが侵略した時、世界は非難しただけで今回のウクライナ侵略の動機を与えた。

ウクライナ戦争の終結は、ロシアが今後「戦争をやって失敗した、もう二度とやらない」と痛い思いをするような終わり方でなければならない。ロシアは核爆弾を保有する軍事大国であり、追い込むと世界は核戦争に巻き込まれる恐れて、NATO諸国が慎重になったは理解できるが。

今回のロシア攻撃したドローンは「ソ連時代の無人機を改造した」可能性があると分析されており、「ウクライナが自らの持てるものの中から知恵を絞ってやった」と岩間教授の推測がある。ロシア領の空軍基地からウクライナ全土へのミサイル攻撃に対して、ミサイルを発射した基地にドローン爆撃するのは至極当然な防衛行為だ。

だが、ロシア国民にとって自国が爆撃されるのは想定外の出来事であり、今までの様に多くのロシア国民がウクライナ侵略に対し知らん顔を続けられなくなる。果たしてロシアはどんな対応をするのか注目だ。ウクライナは戦争を続ける強い意志があるとしても、ウクライナ国民にのみ血を流しロシアと戦えというのは申し訳ない。

今回のロシア基地爆撃がロシアに打撃を与え「やったもん負け」になってウクライナ戦争を変えることを祈る。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする