かぶれの世界(新)

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日本人は凄い!

2020-07-22 20:38:40 | 日記・エッセイ・コラム
更新したばかりの免許証を無くした。最寄りのスーパーのレジで買い物袋のポケットをまさぐって、あるはずの定期入れ財布がないことに気付いた。小銭しか入れてないのだが、免許証とSUICAやポイントカードなどを入れていた。田舎生活に必須の免許証が無いのがショックだった。

取り敢えずポケットの小銭で支払いを済ませ、フロアマネージャっぽいユニフォームの女性を見つけ財布の拾得物はないか聞いた。彼女はすぐにレジを総括するコーナーで拾得物がないことを確認し、事務所に電話をしてそれらしい届けがあったと言い、建物の裏手に連れて行ってくれた。

届け出があったのは私の財布だと直ぐに確認できた。書類に名前と生年月日・電話番号を書いて本人確認が終わると、無事に財布が戻ってきた。フロアか建物の周辺で落とし、僅か10-20分程度で事務所に届けられたことになる。思わず「日本人は凄いな!」と言った。

最後に拾ってくれた方にお礼をしたいと言うと、お礼を目的にしてないと情報なし。多分、従業員が拾ってくれたのだろう。ずっと付き添って対応してくれた女性に手を拡げてハグしようとすると拒否られた。やっぱダメか。深く頭を下げてお礼し自宅に戻った。報告すると家内に馬鹿にされた。■
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天邪鬼・豪雨に共通する被害

2020-07-19 18:13:08 | ニュース
日本全土を水浸しにした豪雨も一転して復旧モードに入った。テレビが中継した九州から中部地方まで甚大な被害を与えた線状降水帯の破壊力は凄かった。その中で私が気になったのは、メディアは経験したことのない豪雨と報じるが、水害を被った家の多くはハザードマップが危険地域と指定した地域に住んでいることは報じなかった。

2年前の西日本豪雨で実家のある愛媛県大洲市の新興商店街が肱川氾濫で冠水した。この時水害を受けた家の殆どは元々農地の上に建てたものだった。岡山県真備町など被災した他の地域も同じ状況だと友人から聞いた。60年前に私が子供の頃は堤防が低くダムもなく、毎年のように川が氾濫し田畑が冠水し休校になったが、そこは全て農地で誰も大騒ぎしなかった。

今は主要な河川は所々にダムを建設し、堤防を高く強化し、支流からの流れ込み口には水門が作られた。だが、このようなハードウェアの強化は最悪ケースの降雨量を仮定して実施されるので、それ以上の謂わば「想定外」降雨量があれば理論上は自動的に水害が発生することになる。私は何故マスコミがこの不都合な事実を伝え警報を流さないのか常々疑問に思っていた。

15日付の日本経済新聞の1面トップにこのような問題を指摘する記事が掲載された。「自治体の9割、浸水危険域でも住宅立地 」と題し、「国が浸水危険を警告した地域に居住する都市が9割ある、コンパクトシティ整備を優先し危険回避が後回し、浸水想定区域と住居誘導区域が重なる区域が全体の88%ある」と報じた。重大な指摘だが、私の記憶ではこの問題指摘は極めて珍しい。

ここは「危険だけど住んで下さい」と言われて住民は家を建てている。売る方(自治体と不動産屋)の問題だが、買う方(住民)も買う方だ。単純に騙されたとは言えない、その地域のハザードマップは公表されている、ちょっと調べれば分かることだ。こういう都合の悪い事実は何故かマスコミは報じない。有名人のスキャンダルに食いついて執拗に報じるのと対照的だ。

今回大きな被害を受けた熊本県の球磨川流域も多くは浸水想定流域と重なるという。報じられた映像を見る限り中流の人吉市は川の両側に山が迫り、盆地というよりむしろ峡谷に近く豪雨で激流が流れると人が住めるような土地は残されてないように見えた。昔から何度も氾濫に見舞われた地域だというのになぜ経験が生かされなかったのか。私の子供の時の経験のように年中行事だったのか。

何故かマスコミを含め官民ともに住宅建築となると動きが鈍い。我が国の人口は減っているのにいまだに新築住宅は増えているという。運用も含めた治水対策は重要だが限界がある。不動産物件に浸水想定区域(土砂崩れなど他の危険地域も含め)か明示する義務付けは必須、まずは危険地域に住まないことだ。800万戸になるという中古住宅の活用を推進すべきだと私は思う。■
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パソコン買い替え Amazon vs 価格.com

2020-07-18 17:32:46 | 通販・買い物
新しくパソコンを買った。先月20日にデル社製PCがダウンしてブログを休止、28日に電源投入すると修理した訳でもないのに何故か正常に動作した。その間はバックアップとして買っていたHP社製中古PCで資産管理や旅行手続き等の最低限の処理をやった。

その後は万が一を考えて両機を同じ状態にして使い分けし、今月9日デルのPCを携帯して東京に戻ってきた。2機種抱えて持ち帰るのは重過ぎたし、その後の状況でデル機だけでも当面何とかなると期待した。自宅に戻り同居の末の息子に状況を説明し、新機種選びに取り掛かった。

私のパソコン利用は日々の生活に必要な処理に限定し、動画やゲームとか3次元処理などの新しいアプリは極力使わない。従って大容量のメモリーは不要で、最先端の高級機は不要だった。内外の情報検索と資産管理の為のアプリMSMoneyと表計算、文書作成、各種メールやSNS等だ。

目標はスマホより安価な5万円前後の低価格機で、最近復活が話題のAMD社製の新CPU「RYZEN」と半導体高速メモリSSDの組み合わせでどの程度の使えるか、半分は試してみたい気持ちがあった。息子が最初に勧めてくれたのはLenovoのThinkPadで私もその気になった。

だが、納品に3-4週間かかるのが問題だった。コロナ対応で在宅勤務が増えPCの需要が急増して在庫が減った為だという。そのうち、現行のデル機の調子が悪くなった。バッテリー動作時に異常検出してブルースクリーンになり、AC電源接続すると何とか正常動作した。電源取り込みとバッテリー部辺りが熱くなり、本体下部に保冷剤を敷いてごまかしごまかし使った。

これで、尻に火が付いた。何時完全に壊れてもおかしくない、もう時間に余裕がない。息子が次に勧めてくれたのがHP社の14型LCD、AMDRyzen/8GBメモリ/256GBSSDで、価格.com限定モデル48400円、納期1週間だった。これを聞き即11日に発注した。

16日にデル機はAC電源接続でも立ち上がらなくなった。運よく翌17日午前中にHP機が届いた。一つ残念なのはデル機が動かないので、移行ソフトを使って利用環境をそっくり移し替えるわけには行かなかった。だが、データファイルは総てUSBメモリのバックアップから移した。

各種メールはすべてクラウド対応され、スマホでも確認でき心配なかった。新PCでログインした時にアラームメッセージを受けただけ。ただ、確定申告のように年に一度しか使わないようなアプリが利用できるか、パスワードをすべて正しく使えるか不安だが、その時やってみるしかない。

今日は新PC利用の2日目だ。ブログ記事を投稿しているということは、PCを使った日常生活が再開したということだ。通常作業ではRyzen+256GBSSDの組み合わせは、10年以上前頃(?)に買ったInpiron(Corei7?)モデルより快適で安定している。

【蛇足】今のところ結果オーライだが、いくつか疑問に思うこともある。今回初めて価格.com限定モデルなるものを知った。Amazonより1万円近く安価だったが、息子はその程度の価格差に驚かなかった。今回はHP対Dellではなく、実は価格.com対Amazonだった。

PCだけでなく他の商品ではどうなのか気になる。息子は日常の買い物の多くをネットで購入しているのでその辺の事情を知っているようだ。もう一つ、コロナ対応で各社の在庫が無いのにHPは何故あったのか。私の印象ではHPの主要顧客は法人だ。■
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後期高齢者直前の免許更新

2020-07-13 17:38:08 | 日記・エッセイ・コラム
立川警察署で運転免許証の更新手続きを終えた。今回の帰京の大事な目的の一つを終えた。田舎生活は車が必須だ。コロナ対応の一環で9月末まで更新手続きを延長出来たが、どのみち11月まで田舎に滞在予定なので今回やるしかなかった。4月の帰郷に先立ち3月に高齢者講習に参加して準備は出来ていた。

久し振りの立川は駅前から昭和記念公園あたりを中心にすっかり整備され、モノレールが走り未来の空中都市みたいなお洒落な街に生まれ変わっていた。近年物忘れの激しい私は前回も同じ印象を得たかも知れないが。警察署がどこだったか忘れ、ビル駐車場の警備員に道順を聞きついでに雑談する始末だった。

警察者は昭和記念公園と道をまたいで手前の立川駅側にあった。9時前に着くと署の入口から正門迄長い列が続いていた。後尾を確認して並ぶと「高齢者講習を受けた人?」と呼び出しがあり、手を挙げて証明書を見せると建物の前で暗証番号を取得した。そのまま窓口に案内され以降待ち時間なしで手続きが進んだ。

長い手続き時間を予測していたので、内心バンザイと叫んだ。自然と顔が綻び、最初の窓口から本人確認する中年女性と馬鹿な冗談を言い笑わせた。前回更新時の写真をチェック時に、すっかりジーサン顔になって見分けがつかないとか、薬を飲んでいるか聞かれ降圧剤を飲み今朝は130だとか一言余計な事を言う癖が出た。

次の窓口で簡単な視力検査、次に申請書類を作成、その次の窓口で写真を撮った。最後に隣の薄暗いベンチで待っていると名前を呼ばれ、暫らく待って中年女性が現れ新しい免許証が手渡された。中年女性大活躍の職場だった。20分余りで総ての手続きが終わった、特別快速の中央線みたいな早さだった。

待っている間に私と同年配の老人と話が弾んだ。この齢でまだ車に乗らなきゃダメなのかと事情を聞くと、月一京都に中央高速で行き母親の様子を見に行くのだという。私より老けている感じなのに、東京・京都往復というのはそれ程苦じゃないというから凄い。私は独り運転で東京・四国往復はだいぶ前からギブアップした。

高齢者講習の費用5千円はいわば免許更新手続きの快速運賃だった。別室で講習を受けている人達がいた。入口と同じ門を通って表通りに出ると爽やかな風が吹いて来た。駅に続く広い緑の街並みは、一階にガラス戸作り洒落たカフェが沢山あったが、寄り道せず電車に乗り在宅勤務中の息子がいる自宅に戻った。■
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東京は蜜の塊

2020-07-12 18:28:15 | 日記・エッセイ・コラム
3日前の9日に一時帰京した。4月に引き続きLCCのフライトを直前になって予約キャンセルされ、従来エアラインの高価なフライトに変更を強いられた。日程変更に加え価格は4-5倍余計にかかるから悔しいが、無職の高齢者にとっては日程は絶対ではないのが救いだ。

今回は3ヵ月前に東京を出た時とは全く違う印象を受けた。前回は閑散としていた松山空港が、今回は従来と変わらない人並みだった。待合室も同じでソーシャルディスタンスは建前で、搭乗手続きの列の所々で「こぶ」の様に人の塊ができていた。人々は例外なくマスクをしていいるのが私の目には異様だが安心だった。

機内は隣の席にも人が座るケースが殆どで、私は例外的に隣の席が空席だった。マスク以外はコロナ以前と同じ「蜜」状態だった。LCCを利用するようになり従来エアに乗るのは久しぶりだ。帰郷はJAL、帰京はANA。印象では昔と比べると従来エアもLCCの様に機内サービスが簡素化された気がする。

無事羽田に着陸し飛行機から降りる時は昔通りに乗客が押し合いへし合い、これはもう「蜜だらけ」と言って良かった。空港内の長い通路やエスカレーターもほぼ昔と変わらない人並みだった。空港からは品川新宿ルートを避け、京急川崎経由で南武線を利用して自宅に戻った。退社時間前でいつもの混み具合だった。

松山空港の待合室からほぼ昔の「蜜」の塊に中に戻った様に私には感じた。ただ人々はほぼ例外なくマスクをし、トイレやレストランなど所々で手を消毒していた。空気感染がメインの感染ルートでなければこれでもいいはず。比率までは分からない。ともあれ私には「蜜」の塊に戻った様に感じた。田舎での心配は過剰と感じた。

翌日からの東京郊外の生活も昔と違わなかった。馴染みの遊歩道に人は戻っていた。但し、子供達は学校に戻り姿は見えず、ほぼ大人、特に老人の姿が増えたと感じた。晴天の昨日、久しぶりの多摩川散歩をした。予想と違って多摩川の水が澄んでいた。

多摩川から自宅に戻る遊歩道の途中、土曜の昼なのに下校する中学生の姿が多く見られた。色々な子供達に聞いて少しずつ学校の状況が分かった。6月に学校が再開し、7月末から夏休みの予定だと、最後に可愛い女の子が一生懸命説明してくれて全貌が見えた。■
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