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(悪の仮説2)コロナ弱者切り捨て政策

2020-06-04 13:58:43 | ニュース
マタマタ私の唯我独尊で勝手な思い込みの妄言です。

欧米や南米の二桁多いコロナ犠牲者数を見ていると、人類が伝染病などの世界的試練を強い者だけが生き残った歴史を思い起こさせる。何億年もの間、科学的な医療や治療法などなかった時代でも生き残って来たのが我らの先祖なのだ。誰もがその遺伝子を受け継いでいる。

今のところ治療法が確定していないコロナウィルスは、結果として強い者だけを残す選別の道具になっている気がする。以前紹介したように米国で今起こっていることが分かり易い。人種に拘わらず死亡者の多数は貧困階級と高齢者だ。黒人だからではなく彼等の多くが貧困階級に属するからだ。

実はもっと分かり易いのはボルソナロ大統領下のブラジルだ。彼はコロナ対策に見切りをつけ経済再開に踏み切った。典型的な例はテレビで紹介されたサンパウロの貧民街にコロナ感染が集中している。悲惨な状況だ。だが、経済的には重石が取れこのところ為替市場でレアル高が進行しているのだ。

悪魔の目で見るとボルソナロ大統領は貧民街を合法的に掃除して、生き残った人達が作る新しい効率的なブラジルを作ろうとしているように見えるはずだ。世界の誰もこんなロジックは許さない、ボルソナロ氏も口が裂けてもこんなことは言わないだろう。だが、やってることはそう違わない。

誰もこんなことは言わない。だが、トータルではコロナ弱者は経済的には生産性が低く、彼等の為に過度にお金や労力を注ぎ込みたくないと、多くの国のリーダーが考えたとしても不思議ではない。しかも、弱者は今生き残ることのみに集中し、一方で次世代の孫子に膨大な借金を残す。

不景気に陥り誰もが事業存続を求める時に、本来なら古い事業を安楽死させ新時代の事業の誕生を支援すべきという状況が起こる。リーダーは決断を迫られる。同様に今起こっているのは人類の命の選別を求められ、各国のリーダーは夫々の国情を鑑みて辛い決断を迫られている。逆にやってることは一見人道的でも次世代を不幸に陥れる恐れがあるのだ。

コロナ後の世界がどうなるか、どの国がコロナ後の世界の新しいやり方にフィットしているか。単純にボルソナロのやり方を非難できない、という悪魔のささやきが後から聞こえてくる。しかし、世界は間違いなく他国の内政に口を挟まないだろう。■

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