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オミクロンが来た

2021-12-25 23:01:33 | 社会・経済
いよいよというか、遂にというべきか、オミクロンがやって来た。国際線だけだった新型コロナウィルスのオミクロン型感染が、国内のあちこちで市中感染者が出始めた。いわゆる専門家は強い感染力に注意せよと言うが、具体的な情報となると全て海外の調査データだけだ。夕食時に家内が「そんなこと私でも言える」と言うと、息子も私もそうだそうだと相槌を打つことが多い。

このところの日本のコロナ感染者は世界が驚くほど少なく、国内の感染データが少なすぎて分析して具体的な対応策を報じるのは難しいかも知れない。結果としてマスコミが報じる具体的な情報と対策は南アや英国にデンマーク、米国など‛オミクロン感染先進国’から得たものだ。

やむを得ない。だとしても、この2年間のコロナ対応で何の教訓も得なかったのだろうか。何故、英米の大学や政府専門家からのような分析結果が報じられないのか、日本の専門家の先生たちは海外情報を引用しずっと同じ抽象的なことを言ってるように聞こえる。

コロナ感染に関して対応する厚生省・自治体・医療界は何故具体的なデータを公表し、それに基づく対応を公表しないのか。今のままでは関係者たちが必死で頑張って治療しても、具体的な情報発信がない限り多くの人は不信感を持つようになると私は懸念する。

更には何故日本発のコロナ対応を世界に発信して少しでも感染者を減らす貢献をしないのか。或いは自治体ごとの対応と成果を公表し、効果のある対策を国内でも共有しようとしないのか。私はこれまでの厚生省・自治体・医療界の素晴らしい成果を国内外に発信し共有すべきと強く思う。

個々の自治体や医療機関の中には対応を比較されるのを嫌がっていると聞く。しかし、日本はそんなセコイ国ではなかったはずだ。セコイ連中がいたとしても全体として国レベルでセコイ国になって良いものか、絶対にそんなことはない。今からでも遅くない、全ての情報を共有してオミクロンに対応すべきだと私は信じる。■

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