かぶれの世界(新)

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車検に手こずる高齢者(2)

2022-05-14 11:28:03 | 日記・エッセイ・コラム
翌12日は車検を諦めて、リーズナブル(私にとって)な価格の車のレンタルかリースができるか調べた。前日提案を受けたA社の車検価格はケチな私の想定価格を遥かに超えていたからだ。A社と同じ国道沿いにC社の子会社のレンタルリース会社を訪れ情報収集した。

最も安価な軽の1日レンタル料金は3500円程度だった。そこで店長と話し合った結論は私の田舎生活パターンに当てはめ週1回レンタルで買い物、残り2-3回は自転車を購入してバドミントン練習等に行く。仮に週2回レンタルすれば月3万円、半年20万円弱程度で済むことが分かった。車検費用30‐40万円に加え自動車税や保険料金がかかるより余程安価だ。

だが、12日の天候は小雨だったのが私の気持ちを萎えさせた。雨の日に自転車で走り総合体育館まで約10キロ往復する自分の姿は嫌だった。更に練習後シャワーを浴びすっきりした後に自転車で走り雨に濡れて実家に戻るなんて考えただけで楽しくなかった。また、突然の外出もあるだろう。

家に戻ると息子達から助言のメールが来てた。それを基にネットで調べると、私の様に年の半分を東京と田舎に住む場合は、長期レンタルか短期リースが向いているようだった。単なるレンタルやリース以外に選択肢があるという。下の息子はサブスクもあると。魅力的なのは田舎にいる間は手元に車をおいて必要な時にいつでも乗れる。コストは倍だが契約は月単位で済む。

「田舎では何時でも乗れて、東京に戻るとお金がかからない」、そんな都合の良い車の利用が出来たら最高だと思った。どのくらい安いコストで済ませることが出来るかもう少し調べる必要がある。更には、四国の田舎でこのサービスを受けることが出来るかも含めて。

結論を出す前に、次の日に安価な車検が売りのC社にセカンドオピニオンを聞いてみることにした。C社は同じ国道沿いのそう遠くない所にあり、かつて一度見積もりをとりほぼ同じ結果だったのでA社に依頼した。もし車検に費用が想定外に高かったら長期レンタルする。■
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寂しいオンキョーの破産

2022-05-14 09:24:44 | 社会・経済
今朝の日本経済新聞のオンキヨー倒産のニュースを見て軽いショックを受けた。以前から業績不振が伝えられており予想はしていたが、寂しい気持ちは拭えなかった。実家の書斎にはオンキヨー製のアンプやスピーカーが当たり前のように据え付けられている。最近は滅多に利用しないが。

田舎の実家で一人暮らしの母が在宅介護を受け始めた時、母の様子を見る為に実家の手摺や段差を解消すると同時に、2階を改築して書斎や寝室に2つの客室等を作った。合わせて映画や音楽を聞く目的で秋葉原でオンキョーの多目的アンプと5ウェイスピーカーにスクリーン等を買って実家に送り、書斎に配置し各部屋のインターネットと連動させ床下と天井に配線を組み込んだ。

今では当時の予想とは異なりディジタル化や無線化が進み、設定をハードウェア寄りにやり過ぎたと思っている。世の中はスマホで音楽を聴き映像を見る方向に進んだ。私自身も大がかりなセットを動かすより、スマホとワイアレスヘッドフォーンで音楽を聞くことが多くなった。

報道によればオンキョーの主力製品はミニコンポやステレオセットのオーディオ機器で、スマートフォンなどで音楽を視聴するスタイルの変化に対応しきれなかったのだという。会社は機種ごとバラバラにされて日米の会社に売却された。何だか私の日常生活の変化を見るようで寂しかった。

音楽も映画も大画面や大型スピーカーではなくて良い、その代わり場所を選ばず視聴できるスマホの威力は凄いと改めて痛感した。そして、スマホもワイアレスイアフォンも私の積極的な選択ではなく、子供達にプレゼントされたものだ。時代に引きずられて変化した私を感じた。■
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