かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

リハビリ終了が近づく

2013-12-25 22:48:45 | 健康・病気

 先週金曜日に「診察は今日で終わりです、この後はリハビリの指示を受けてくれ」と担当医に言われた。今日のリハビリでは「次回が最後、それ以降は自己リハビリをやって下さい」と先生に言われた。以前の状態に完全に戻らなくとも、治療やリハビリの効果が殆ど無くなったところで打ち切られることは母の例で分かっていた。

 このところ目に見える回復が少なくなったと申告すると、それで普通だという。怪我をしてから2ヶ月弱で現在まで回復した速さは早いという。だが指のリハビリは厄介で、上手くいかない場合は曲がったっまま固まってしまう場合もあるという。自己リハビリを頑張ってくれと言われた。

 生活にはほぼ困らなくなったが、包丁やバドミントン・ラケットみたいな棒切れに指が絡まない。気温が低いと患部がかなり痛む。2週間前に降圧剤の服用を従来の倍にして血圧は徐々に低下、第1週で150前後、第2週に140前後になった。リハビリが終わるともっと下がるはずだ。

 リハビリの30分間の先生との会話は面白かった。聞きかじりの知識では、日本にリハビリが入ってきたのは戦後になって、それまでは柔道などに流れをくむ整骨院などがその役目を果たしていた。西欧のリハビリは世界大戦で負傷した兵士の治療から進歩したらしい。話を聞いて戦争は殺す科学と生かす医学の両方を飛躍的に進歩させたと改めて感じた。

 日本でリハビリを受けている患者数などの統計データを聞いたことがないと先生は言った。リハビリといっても非常に広範で切り口が一つじゃないらしい。私の受けたリハビリを行う人は理学療法士といい、歯科技師みたいな資格らしい(他にも整形外科とは別の領域があるようだ)。母が入居している介護付きの施設で看護婦の作ったリハビリプランを見たというと、看護師もリハビリ出来るのだという。何だか複雑だ。

 但し、病院じゃないとポイントが付かない、つまり保険がきかない。だが、病院でもリハビリをやろうと思うと、フロアの広さや療法師数の最低数に規制がある、開業医の規模ではリハビリ出来ないという。この規制のため療法師の職場は限られ、リハビリの点数で収入が抑えられるらしい。

 リハビリを受けながらこういった話を聞くと、興味で痛みが紛れて我慢できるようになった。血圧の上昇抑制にも少しは貢献したかもしれない。といってもリハビリの終わりころになるといつも手の平に汗がにじみ終わると毎回ほっとした。それも今週土曜日で最後、来年から自主トレーニング、皿洗いとバドミントン練習も再開する積りだ。■

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする