かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感13夏(3)

2013-07-10 23:11:35 | 日記・エッセイ・コラム

梅雨が明ける前日から一気に真夏になったように暑い日が続いている。ニュースを見ると東京のほうが最高・最低温度ともに高いのは不思議な気がする。しかし、こちらも暑い。梅雨明け最初の3日間で庭や畑の雑草を刈り取った。その後体感的には毎日暑くなっているので直ぐにやって良かったと思う。昨日今日は暑さで何もやる気がしない。

一昨日から就寝時にエアコンをつけ、よく眠れるようになった。12時から3時間タイマーで冷房し、朝4時頃に一旦目が覚めると窓を開けて6-7時頃まで二度寝する。朝方6時前後に20-22度に低下して1日の最低気温になる。実家の両側に裏山からの小川が流れる為天気予報より気温が下がり、裏山から谷に沿って吹き降ろす風が涼しく気持ちが良い。この温度差が東京との差で、しのぎ易く感じる。

今、特に山風が気持ち良いのは梅雨明け直前まで大雨が降り、保水力一杯に含んだ裏山の水がまだ残っているからだと思う。その証拠に実家の両側を流れる小川の水量はまだ十分ある。これから暑い日が続くと小川の水が枯れ、山風は今ほど涼しくなくなるはずだ。それでも例年だと盆明け頃まで夕方吹き降ろす山風は涼しさをもたらしてくれる。

裏山が吸収した水分は両側を流れる小川以外に伏流が実家の真下を流れている。実家は湿度の高い土地にあるので、1m位床が持ち上げられて床下を風が通るように作られている。だが、玄関だけは30年前頃に土間からタイル張りになり、地下の水分が上がりタイルの継ぎ目の色に表れるようになった。これが裏山の保水状況の遅行指数で、梅雨明け5日で継目が乾いた色になった。

真夏の暑さで昼間外で農作業をする人を見かけない。私も夕方陽が傾いた頃に買い物を兼ねて散歩をする。それでも汗をかく。2週間余り前に医者の指示で減塩を続けているせいで、汗の塩分が無くなった。汗を舐めてもちっともしょっぱくない。大量に汗をかくと塩分を失い熱中症になる恐れがあるといわれるが、最初から塩分がないとどうなるのだろうか。

3日前、いつものように夕方散歩に出掛けると、隣家の離婚した女性と子供達が前を歩いていた。親権は夫君にあるようで、離婚後一度も彼女を見たことが無かった。彼女が私に気が付いて手を振り私も大きく手を振って応えた。子供達が普段見られない楽しそうな表情をしていた。その後彼女を見かけないが全くの没交渉ではなさそうで、人事ながらホッとした。■

コメント
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