さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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庚申山 (2009.6.14.)

2009年06月23日 | 登山
庚申山は、足尾の奥にある岩山で、江戸時代から明治にかけて庚申講登山が盛んに行われた信仰の山です。日本百名山として人気の高い皇海山は、康申山の奥ノ院という位置づけになっています。

コウシンソウは、庚申山で発見され、ここでしか見られない特産種です。以前、庚申山から皇海山へと歩きましたが、ロングコースで時間的余裕はなく、コウシンソウの花を探せずに、見ないままになっていました。今回は、コウシンソウの花が目的の山行です。

銀山平のかじか荘の先にゲートがあり、ここから林道歩きが始まります。



1時間ほどの林道歩きで、一の鳥居に到着し、ここから登山道が始まります。



沢沿いに登っていくと、大岩の間を通過するようになって、傾斜も増します。



登りがひと段落すると、猿田彦神社跡に出ます。庚申講の本山として繁栄を極めたといいますが、現在では敷地跡が見られるだけです。

昔、門前を飾ったのか、ツツジの大木が花をつけていました。

ここからお山巡りの道が始まりますが、まずは庚申山を登ることにして、庚申山荘に向かいました。



庚申山荘は、登山者が利用できる大きな山小屋です。

ここで夜を過ごし、空身で皇海山への周回を行うのが一般的なようですが、泊まりの大荷物を持って下山するのも大変だろうと思います。



小屋の裏手、庚申山の取り付きと猿田彦神社跡には、クリンソウの群落が広がっていました。





クリンソウもこの時期に庚申山を登る時の楽しみの一つですね。



庚申山への登山道に進むと、頭上に岩壁が迫ってきます。



水の滴る岩棚の下を通過するようなところもあります。



岩場を見上げると、ユキワリソウが咲いていますが、コウシンソウは見つかりません。



ユキワリソウは小さくかわいい花で、コウシンソウがなければ、主役を張れるのですがね。



クサリ場、梯子が繰り返し現れる厳しい道です。



お山巡りの分岐からは、左に進んでまずは庚申山を目指します。

この先も岩場が続き、傾斜が緩むと庚申山の山頂です。最高点の先に展望地があり、登山者にとっての山頂になっています。

皇海山の眺めが広がっています。皇海山は、ピラミッド型をした美しい姿をしています。



庚申山から分岐に戻ってお山巡りに進みます。



岩場のへつり、梯子、鎖場、桟道が続きます。



岩に空いた穴をとおりぬけます。めがね岩と呼ばれるようです。



岩の登り降りで、体力も使います。



参道や梯子が整備されていますが、古びてきて、足もとが危なくなっているところもありました。



奇岩・怪石が広がり、滝沢馬琴の南総里見八犬伝の舞台として使われたことにも納得がいきます。

最後の岩場を通過すると、一転して笹原の下りになって、猿田彦神社跡に戻ることができました。

昼食をとっていると、山の方で雷がなって、雨も降り出しました。下山に移ると、雨はあがり、あとは下りを頑張ることになりました。



目的のコウシンソウですが、途中の数か所で見ることができました。以下はその写真。



















コウシンソウは、小さくて撮影も難しい花ですが、それだけに興味深い花です。

コウシンソウの撮影には、タムロン90mmマクロと一脚を使用しました。
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