さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 プラハ その5

2011年11月09日 | 海外旅行
聖イジー教会から黄金小路に向かうと、黒塔が見えてきました。軍事目的に建てられたものですが、普段は牢獄として使われていたようです。



脇に入ると黄金小路があります。黄金小路は、1597年に造られ、城に使える召使いのための建物でしたが、後に錬金術士が住んだことから黄金小路と呼ばれるようになりました。



小さな可愛らしい家が並んでいますが、その中の22番は、カフカが下宿屋の騒々しさから逃れて、仕事場として使っていました。



カフカは、「変身」などの小説で知られていますが、プラハのユダヤ人の家に生まれました。生家は、後ほどの自由時間に見学することになりました。



建物の多くは、土産物屋になっています。



窓の飾りも趣があります。



大聖堂などの巨大な建造物を見てきたためか、ホビットやドワーフといった小人が住むファンタジーの世界の家のように見えます。





昔の住まいが再現された建物もあります。



色々な器具が置かれています。



ふいごや炉があることから、錬金術士の家のようです。



こぎれいなテーブルセット



台所



マントがかけられており、お城の衛兵の住まいと判ります。





映画関係者の部屋です。誰か有名な映画監督が仕事場にしたようですが、詳しいことは判りませんでした。



黄金小路を出たところにトイ・ミュージアムのポスターが置かれており、ロボットが沢山描かれていました。

ロボットという言葉を初めて使ったチャペックも、チェコの作家ですね。ロボットは、1921年に発表された、戯曲「R.U.R.」の中で登場し、チェコ語で「労働」を意味するrobotaが語源になっています。ロボットに労働を任せた人類は、ある時、反乱によって滅ぶという反ユートピア物語です。



プラハ城の見学を終えて、葡萄畑の中を抜けていく坂道を下りました。



眼下に見えるのは、カレル橋の下流にあるマーネス橋です。



観光用の気球が空に浮かんでいました。



建物の間からカレル橋が見えていました。



丘を下りてカレル橋に向かう途中、カフカ博物館の前を通りました。
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