さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
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小枕山 (2008.10.26.)

2008年10月29日 | 登山
山形県小国町は、飯豊と朝日連峰に挟まれた町です。小枕山は、朝日連峰の端山で、麓一帯には、「おぐに白い郷土の森」という名の森林公園が設けられており、ブナの原生林を楽しむことができます。

この週は、風邪をひいて、土曜日は自宅にひきこもり。日曜日には山に行かなくてはということで、出かけることにしました。

楽な山で、紅葉も楽しめる山ということで、小枕山を選びました。ほとんど知られていない山ですが、登山口からは、1時間ほどで登れる山です。

小国手前の赤芝峡です。紅葉の名所とされていまうが、ちょっと盛りには早かったようです。



小国町から五味沢に向かい、大規模林道真室川小国線に入ります。この林道は、無駄な工事の代表のようなもので、いつまでも工事が進まず、時のアセスメントによって中止になりました。

立派な道路を山奥に向かって進んでいくと、小枕トンネルが現れます。

このトンネルを出た先で通行止めの柵が置かれていますが、今回は脇にどかされて、登山口近くまで進むことができました。林道脇には、何台もの車が停められていましたが、登山者ではなく、キノコ採りのものでした。



トンネルを出た先は、道幅もせまくなります。この路肩スペースの少し先が登山口でした。



遊歩道の各ポイントには、このような案内図が掲示してあります。登山口のものは、壊れて、地面に置かれていました。

三つのコースがあり、左回りにCコースからBコースに合流し、下山はAコースを歩くことにしました。



クサギの実。



ブナの原生林の中を落ち葉を踏みながら歩きました。



所々で、鮮やかな紅葉も。



ブナ林の紅葉には、少し早かったようです。



谷間から尾根に上がると、紅葉真っ盛りになりました。



遊歩道は、尾根上までですが、この先も、最近刈り払いが行われており、しっかりした登山道が続いていました。



固定ロープもある急坂を登りきると、小枕山の山頂です。



祝瓶山の山頂も見えています。



雨も時折ぱらつく天気のため、ひと休みの後、紅葉の写真を撮りながら下山しました。















登山者はおらず、静かな山を楽しむことができました。

飯豊・朝日連峰ではめずらしい、短時間で登れる山として、貴重な存在です。登ったという話を聞かないのは不思議ですね。
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