【今日の 工作】
9月1日号「橋の点検とほほ の巻」で、ワシは橋の下でにっちもさっちも動けない危機的な状況になってしまった。
それからリベンジを果たすべく夜も寝ないで考えたのである。
そうだ、以前不要になってばらしたベビーカーの部品が車庫に眠っている。
それを活用して橋の点検ベビーカーを作ろう。
つまりこういうこと、キャスター付き板っぺしにカメラを持たせた赤ちゃんを仰向けに乗せて縛りつけて
橋の下に棒かなんかで送り込んでやればいいなあと。
いくらワシが血も涙もない冷血ジジイでもそれはウソ。
◆直径20mmの丸棒をカンナで直径19mmに削る。
写真左にちょこっと見えるアルミパイプ、これはベビーカーの部品(以下同じ)、これの内径が19mmなのでそれにぴったりとはまるサイズが必要なのだ。
◆厚さ1mmのアルミ板を探してきて必要なサイズに切断して、コの字型に折り曲げる。バイスと金づちでは精密な製品ができないけれど、これがワシの工作精度の限界(おそまつ君)
中心(と思われる)に径3mmの穴を一つ開ける。
◆100円ショップでカメラ用簡易三脚を買ってきて、必要なのはネジのところだけなので分解して
コの字型の台座にとりつける。
それにしても簡易型とはいえカメラ三脚が100円で手に入るとは・・・・・工場で働く人々の給料はいかに?
◆三脚台座をアルミパイプにとりつける、穴の位置の精度が・・・・・
付いたべ→
◆先に作った木製棒の直径19mmは長さ30cmあるのでそれを3分割にしてパイプ同士のジョイントにするってわけ。
上のアルミパイプは木製ジョイントを取り付けた、の図
下方のパイプは、カーブした部分が邪魔なのでカッターで切り落としているところ。
◆こうして都合3本のパイプを連結して、防水WiFiカメラを台座に取り付ければ出来上がり。
全長1.4mの点検兵器が出来上がった。
ここまで昨日と今日の午前中かかっちまった。
◆なに?これでは短いではないか?
心配しないでください。ちゃんと手は打ってあるのです。ジャーン
これでどうだ!
高窓用窓ふきワイパー用のアルミ伸縮棒が利用できることは確認済みなのだ。これを使うとなんと6m以上の長さになる。
橋の幅員12mまでの狭い橋の点検が可能になった。めでたしめでたし。
なに?水路に水があるときはどうするのかって?
知らんわ!いやな質問はお断りだわ。
さあ、あと数分で科学館へボランティアに行ってきまーす。ワシは忙しいのだ。
君の頭の中どうなってるの?