【今日の 初耳】
”福寄せ雛”と言うものを初めて聞いた。
古くなった雛人形の処分にはどなたも困っていると思う。
かく言うワシんちでも、もうずーっと以前から、古い方の部屋の2階の天井裏にくすぶっている。
たいてい、神社の古いお札を納めるところに持って行って、始末してもらうことであろう。
なにせ、”眼”のある人形は日本人としてはなかなか簡単には捨てられないというDNAが備わっているからね。
だから、雛祭り時分に集めて、階段なんかにぞろぞろとまとめて飾って、観光客の観覧に供することも各地でしているが
数が多く、そうしたこともほんの一部のことではあると思う。
たいていは、押入れなんかに眠っていることが大半であろう。
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さて、帰省中のむすめが面白いことをワシに伝えた。
それは表題にもある通り”福寄せ雛”という古くなった雛の利用方法があるということだ。
福寄せ雛?それってなに?
調べてみると
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いやいや画像で示した方が早いな。
不要になった雛人形を集めて日常を表現しようとするもの。
上の写真は「書初め」か「書道教室」か
これは
テニスの試合、
手前のコートはエアケイか?
麻雀女子もいる
新聞を読む右大臣・左大臣
髪をドライアーでまとめてもらっている3人官女
美容院だな。
この様に各人のアイデアは無限に出てくるようである。
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このアイデアを考えた人はだれか。しっかりと判明しているのである。
平成21年12月に名古屋市近郊の主婦9名でこのプロジェクトを立ち上げ発表したそうだ。
平成22年1月に名古屋市文化のみち二葉館において
1年後の平成23年2月8日ふたばの日に一般公開することが決定されました。
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翌年名古屋市二葉館をはじめ白鳥庭園、東山スカイタワー、ランの館、名古屋三越星が丘店、岐阜県郡上市八幡町の皆さんが参加することとなり【福よせ雛プロジェクトチーム】が誕生したのです。
24年には平針運転免許試験場、25年にはチーム星が丘とチームいなぶが参加、26年は中部国際空港セントレアと愛知県警中村警察署が参加、27年は名古屋城、イーブルなごや、そしてKOMEHYO名古屋本店が参加となり、28年の第6回にはチーム大須、大塚屋&ヴォーグ学園、名古屋市緑区の有松、愛知県高浜市の三河吉浜、豊橋二川の商家駒屋が初参加となり全16会場となりました。
だと。
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なお、これらの雛人形は
※福よせ雛プロジェクトチームが各開催地にて製作をいたしました福よせ雛
には著作権があります。無断転載・複製および類似した物の製作を禁じます。
であるから、くれぐれ真似しないように。ワシからのご注意でした。
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