おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

銀行はお金を取るところに変身したのだ

2023-04-24 20:54:46 | 日記・エッセイ・コラム

【今日の もともとそうじゃん】

 

昔と違い、近年の近所付き合いはまるで変わってきている。

昨日のことだ、今年度の隣組長が我が家に来て、隣組名義の貯金通帳の件だが

ここ数年来、金の出し入れがない、つまり預金通帳は必要がない、ゆえに通帳は解約したらどうだろうと

ワシに相談をかけてきた。

改めて考えるに、その昔は隣組単位での旅行や宴会や組員の誰かの入院のお見舞いやら、なにかと組費貯金から引き出して使っていたが

近年はそういうことが一切無くなったので、組の貯金というものが不要になったと言う。

それはそうだ。全く隣組のあり方も様変わりで、

例えを言うと、昨年我が隣組の支配地に新築して引っ越してきた若い家族も

引っ越しの挨拶も何もない、これじゃあ今後近所としてのお付き合いはどうしたら良いのか、都会のマンションみたいになってきてしまった。

こりゃあ時代の流れで仕方がないか。

というわけで本題

隣組の貯金通帳の解約に朝イチで銀行に行ってきた。

というのは通帳の代表者が私の名義になっているからだ。

(その昔、私が組長のときに始めた通帳だからだ)

解約してそのお金を全7世帯で「山分け」することにする。 1世帯当たり3708円

解約して各世帯ずつ簡単に分けられるように

千円札を21枚、500円硬貨を7枚、100円硬貨を14枚、5円硬貨を7枚、そして1円硬貨を60枚にして欲しいと窓口でお願いしたら、

硬貨の枚数が多いので手数料を550円頂きますと言う。

銀行が硬貨で払い出すには 50枚以上500枚までは550円かかるという。

フン、汚えぞ、平成28年に利息がたったの5円付いているだけで、

その後は本日まで1円も利息のない預金から手数料を550円も取る金貸しめ。

 

ところで上の表でよーっく考えると

極端な話50円を一円玉で払い出すとすると、550円も預金を銀行にかすり取られる。

これって詐欺まがい?もっとひでえ?

だからワシは考えたね

銀行が硬貨を勘定するのに550円の手数料を取るのなら、合法的にそれを無にしようじゃないか

ワシは各世帯ごとに支払伝票を書くことにした。これなら一回ごとに銀行はお金を払い出すことになるのじゃないかね?

つまり3708円の伝票を7枚書いて窓口に請求したってわけだ。

窓口にこうするよと相談すると「上司と相談させてほしい」というので

長時間待たされてから上司という人が来て言うに

「規則は変えられないから面倒でも払い出し伝票を7枚書いてください」という

預金通帳の名義人は「第〇〇自治会 第〇〇総代会 第〇〇組 代表 なんのなにがし(ワシの本名)」となっとるので、面倒くさいったらありゃしない。

素直に7枚の伝票をボールペンで書いた。エライぞワシ。

しばらくして出金ができた様子で、名前を呼ばれました。

窓口で7軒分の封筒に金額を確かめながら入れて

「お手数かけました」と、お互い同じことを言いあって、そしておしまい。

まあ、これも世の流れだから仕方がない。

550円稼ぐにゃ大変だよ。