【そうまでしてスマホに換えさせたいか】
ワシの義兄弟(ワシより年長者)の折り畳み式携帯電話は、まだまだ当分換えないで済みそうだ。
なぜならば3G電波の停止は先の話だからだ。
でもね、自宅にしょっちゅう電話が掛かって来て「換えろ換えろ」と言われていた。
フン、年寄りだから、独り暮らしだから、何度も押せば折れると思っているな。
ワシはそれを聞く度に、電話会社の口車に乗ってはダメだと言っていたが・・・・
ある日
ついに「折れた」
「あんまりしつこいから換えることにした」そうだ。
一時間ぐらい勧誘電話があったそうだ。
これって電話会社は電話代ただだから、いくら長くなっても困らないからか。
それにしてもワシに言わせると「やくざまがい」だ。(個人の感想)
携帯電話販売店へ行き老人用のスマホに換えたそうだ。
その時にワシが危惧していた通りの事態が起きた。
つまり、あれこれと付属サービスを付けて(便利です安心です)さらに「今ならお安いから」と新規にゴールドカードの契約もしたそうだ。 ゴールドカードだぜ。
家に帰って来て「あれ?これって何?」
あれこれと、続けて色々な説明を受けたので、家に帰って一つ一つ落ち着いて考えると、何がなんだか分からなくなったそうだ。
あわてて販売店に引き返し「もう一度ここが分からないので教えてほしい」と頼むと
名刺を一枚渡されて
「この裏の電話番号に電話してくださいますか、そこで詳しく説明をいたします」
家に帰って0120から始まる番号のサポートセンターへ電話をすると
「ツーツーツー、ただいま混みあっておりますのでおかけ直してください」
いま売ったばかりのスマホだぜ、売ればこちらのもんだ。
時間がかかる年寄りのフォローはもったいなくてやってらんない
サポートセンターへ回せばいいのだ。
これってとっても丁寧なサポートだ。
これをワシは「年寄り相手の合法的詐欺」だと呼ぶ
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その後もその人からは「もう、いやんなっちゃう」と電話が来る。