おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

電池カミソリで思う

2021-01-13 16:13:15 | 日記・エッセイ・コラム

【今日の ひげ】

これは1995年の秋に買った「ナショナル」のシェーバー、いや電池式カミソリである。

立派に現役である。

かれこれ25年もワシの髭を剃ってくれている。

途中何度か故障したが、それはそれ、ワシが何とか修理を重ね、現在に至っているのだ。

もちろん刃は一種消耗品であって、いくら何でも修理は不可能。

なので新品に交換している。そろそろ再び交換の時期である。

あ、交換時期と言うよりも寿命と言うべき。なぜなら刃の中心部に欠けたところが出来て、剃ると皮膚が痛いのだ。

他に、ワシが「クマデ」と呼んでいるT字型のカミソリも風呂場にはあることはあるけど、あんまり使われない。

理由は特にない。

電池カミソリで毎朝ジョリジョリと剃るのだが、どうしても剃り残しが出来る。ワシはあまり髭が濃いほうでは無いので

剃るのも「おざなり」にやってしまうことがよくあるのだ。

すると、あるとき顔の思ってもいない変な所に、白くてヒョロヒョロした髭が伸びていることに気付く。

鏡ではなかなか発見できない場所にヒョロっと頼りなく1本生えるのだ。

この「うらなり髭」がなかなかの曲者で、電池カミソリをあてがうとペロっと寝てしまって剃れないのである。

刃を色々と角度を変え、方向を変えて剃ろうとするのだが、そのたびに刃に抵抗せずにぐんにゃりと曲がってしまうのだ。

「柳に風折れ無し」とはこのことである。

普通の髭は硬くて、難なく電池カミソリの刃の網目に入り込むので、内側の刃がジョリっと切断するのだが

こやつはやわらかい毛なのでそうそう上手く刃の網目に入らないのである。

そんな時はどうするかと言うと、先の丸まった小型のハサミで鏡を見ながら挟んで切るのだが

ワシが不器用なのか、鏡が左右反対に投影するせいなのか知らないが、なかなか上手に切れないのだ。たったの1本だけに

イラつくのである。

毎日のルーチンワークである髭剃りを、もっともっと丁寧にしなくちゃならないな。

このように、そろそろ「あっちの方に片足向けかけた年齢」になって気づくことがある。

こういったことは困らないように早めに手当てをするが良い。

 

ガースーをはじめ、お国の行政を担っている方々も感染対策は早めにすべきなのだ。

 

自由に生えてきた髭の始末をしながらそう思った。

とは言ってもワシは全体主義者でも、どこかの国の香港いじめな〇〇主義者ではありません。

1月14日 追記: そうそう、子供の教育についても早めの手当ては重要だ。とこれを言っておきたかったのだ。忘れました。