おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

7月26日 仏が浦・恐山

2013-08-29 10:53:34 | 旅行記
本州最北端の大間崎で採れたてウニを食べたら、バスに乗り今度は、下北半島の西海岸「斧の刃」に当たるところを南下して佐井村へ行く。
ここから観光船に乗船して「仏が浦」と言う国の名勝・天然記念物を見に行く。
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大間崎から程なく「大間原発」の建設現場のほんとすぐ隣を通る、あれ?大間原発は建設を中止しているんではないかいな?工事やってる。どなってるの?
上の写真は写真を撮り損ねたので遠く離れてから撮影した大間原発の現場。

佐井村の佐井港から往復1時間の観光船に乗る。

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陸奥湾口の平舘海峡に面した峻険な海岸沿いに2キロメートル以上に亘り、奇異な形態の断崖・巨岩が連なる海蝕崖地形。緑色凝灰岩を主とした岩石が非常に長い間の海蝕を受けた結果形成されたものである。それぞれの奇勝には、浄土のイメージを重ねて「如来の首」「五百羅漢」「極楽浜」などの名が与えられている。90メートルを超える断崖もあるなど陸上から近付くのが困難な土地で、長らく地元民のみに知られる奇勝であった。(ウィキペディア)

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再びバスで来た道を北上し、大間から東海岸(ハマナスラインとかいうらしい)の来た道を南下して恐山に到着する。

◆恐山
恐山(おそれざん、おそれやま)は、下北半島の中央部に位置する外輪山、霊場であり、高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊場の一つである。また、霊場内に数種類の温泉が湧き、湯治場としても利用されている。下北半島国定公園に指定されている。標高878m。


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ゆうめいな、死者の霊を呼ぶという「いたこ」という人は、いつもここにいるわけではなくて年に2回だかある祭りだけに現れるのだそうな。
昔は何人もいたそうだが、今は2人のみとなってしまったとか。

死後、死者の霊はここに集まるのだそうで「境内の砂などはバスに持ち込まないようにしてください」とのガイドの注意あり。

皆さん厳粛な気持ちで拝観する。




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境内は広大でありそのほとんどがこのような白いおどろおどろしい岩だらけ。
小心な人はこの景色で「トリップ」することもあるかも。

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死んだ人の名前を書いた手ぬぐいみたようなものが木につり下げてある。供養の心だが気持ち悪い。

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なるほど、日本中知らぬ人はいないと言われる「霊場・恐山」だけあるわい。
なぜ木が生えていないかと言うと火山性の硫酸ガスのせいだろう。

この辺りは含有量がとても高い金が埋蔵されているようだが、「金の異常濃集体」
世界でも最高の品質を誇る金の鉱脈があるそうだ。
しかしここの土壌には高濃度のヒ素が含まれているので採掘は不可能とのこと。

連れ合いは今度の旅行で一番良かったと言ってる。(いや、金のことではなくて恐山のことだ)

仏だ、霊場だ、今日は抹香臭くなった旅であった。早く温泉入りたい。

今夜の宿は馬門温泉と言う所