【今日の 青春18切符】
用事で埼玉県蓮田市へ行く。
前回は車で行ったが、今日はワシ一人なので「青春18きっぷ」で行くことにした。
青春18切符とは、ＪＲの普通列車のみに使える切符で、一日どこまで行っても一枚の切符が使える、5枚つづりで11500円也。つまり一日中乗って2300円だ。しかし使える期間が限定で夏休みは9月10日まで。
この時期に5枚も買ったのでは、9月10日の期限までに5枚も使う用事がないため、正規にＪＲの窓口で買うことはかえって無駄。駅前の「金券ショップ」に尋ねると3枚残った切符があると言う、一枚当たり25００円だと言う、しかも残り1枚を買った値段の2500円で買い戻すという。これは儲け、つまり蓮田往復2枚を使ったとして計5000円でＯＫ！
◆朝一番の列車にのる。漁村駅を5時45分に出る静岡行き。静岡駅で1分後に乗り換えて三島行きに継続する。
清水駅を過ぎればほとんど乗客はいない。
沼津駅からＪＲ東日本の東京行き普通列車があるので、沼津でそれに乗り換える。
ＪＲ東海とＪＲ東日本の境界は函南駅あたりだと思うが、この電車はＪＲ東日本がＪＲ東海の縄張りに食い込んでる。これは大歓迎だ、出来れば静岡県全部にＪＲ東日本に食い込んでほしい。
と言うのは、静岡を走る電車は全部各駅停車で快速なし。シートもロングシートといって線路に平行なシートで、これでは旅情を感じられない。ＪＲ東日本の電車は、先頭2両と最後尾2両の車両にはクロスシートと言ってボックス席が用意されているからだ。しかも快速電車ありなのだ。
面白いことに熱海駅で運転手が後退した。
沼津熱海間はＪＲ東海の運ちゃんが担当し、それ以降がＪＲ東日本の運ちゃんであろう。
なんだか理由は分からないが熱海駅にはお客が全然いない。全てのプラットホームでだ。
車内も客が少なくスッピンのご婦人が（ワシにはよく分からんが）基礎化粧品から化粧を始めた。これにはびっくり。
普通ならばこのまま東海道線で東京駅、山手線乗り換えで上野、上野から東北線・宇都宮線で蓮田だが、今日は大船乗り換えで「湘南新宿ライン」へチェンジ、途中乗り換えなしで蓮田着。
湘南新宿ラインは東京駅方面へ行かずに、渋谷新宿方面から直接大宮方面へ行く。このため湘南地方から新宿あたりの会社員・学生には都合がいいようで車内は大変な混雑。
新宿・池袋を過ぎると車内は閑散。
時刻表どおりにぴったりと蓮田駅に到着した。
東京の首都高速は複雑で、よくこんな道路網を作ったものだと感心するが。鉄道はもっとすごい。その証拠に写真の3本の電車は同じ方向を走っている。上に見えるのは東北新幹線。複雑な首都の鉄道網を理解している人がいるのだろうか。
