背面飛行

◆9月9日にこのブログで書いたが
運輸安全委員会の事故時の詳細な報告が出たので
追加記事を書くことにする。



◆9月6日にエアーニッポンの旅客機が静岡県の上空で
機長がトイレから帰って来た時、変わって操縦していた副操縦士が、方向舵と入り口のドアのロック解除のスイッチを間違えたため、１９００ｍも一気に急降下した事故の話

◆最悪、急降下時に機首を35度下に向け、ほぼ裏返しの状態にまでなっていたという報告があった。
どうも会社はそのことについて知っていた様子である。（これはこれで責められるべきであるが）



◆例によって報道関係は副操縦士の責任追及に傾いていたが
わしは、副操縦士の責任で終わらせるべきでないと考える（このことは前回も主張した）
ま、個人のミスも全くないわけではないと思うが、やはり設計者のフールプルーフ設計理念上の問題であると思う。

◆それはそれとして、約60秒ほどの出来事だったと思うが、ま、その間によくぞ機体を立て直せたと関心をするものである。
冷静な操縦をした副操縦士に称賛あれ。

わし間違っとるかいね？