お盆の送り火

【今日の　町内会長】

　のっけから抹香じみた話で恐縮
今日１６日はお盆（新）の送り火の日
送り火とはいえ、ここらの風習は、早朝に川で坊主がお経をあげて各家から持ってきた盆の棚飾りを捨てることを言う。（捨てるなんて言っちゃあ身も蓋もないか、「納める」が正しいな）

　これも町内会長の仕事
早朝５時３０分に集合し、坊主がお経をあげるための棚を作り、飾り物をして人々がお参りできるように準備をする。
一応朝６時から８時と言うことになっているのだが年寄りは朝が早い
支度している途中で、家から花や牛馬に見立てたキュウリ、ナスの置物や菓子など持ってやってくる。



　準備の終えたワシらの次は、花と生のものとを分別し、御覧の籠にいれ堤防の上まで運ぶ仕事
次から次へと客（？）がきて大忙しであった。



　こういった宗教行事も町内会は主催するのである。来ている坊主の宗派が何宗でも、お経をあげてくれたらそれで構わないのだ
こういったところが日本人のおおらかなところ。
　キリスト教やイスラム教なら、それぞれの宗派の坊さんが来て、別々のところで仏を帰すのだろうなあ。
カトリックとプロテスタント、シーア派スンニ派など、ヒンズーは宗派が多くて大変だかしん。

　昨年は大雨だったそうである。仏を帰さなくてはいけないので、集中豪雨だろうと雹が降ろうが放射性セシウムが降ろうが
決行する行事なのだ。いつまでも家にいてもらっては困るってか？

【今日の　あったり前だのニュース】

　福島藩が「脱原発」宣言

パブリックコメントなどを経て８月上旬に正式決定をする。



　これで先に卒原発を表明した、滋賀藩、山形藩と脱原発藩は増えていくこととなろう。
ワシらの藩の川勝城代家老も脱原発宣言していいんでないかい？