MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

それを言っちゃあ…

2008-04-20 22:08:33 | 国際・政治

4月9日、アメリカCNNテレビで放送された

"The Situation Room" で、キャスターの

Jack Cafferty 氏は次のように述べた。

「我々は鉛入りの塗料を使った "junk" (がらくた)や

毒入りペットフードを輸入し、

労働者に月1ドル払えばいい場所(中国)へ仕事を持ち出して、

ウォルマートで買う製品を作らせている。

我々の中国との関係は確かに変化してきているが、

この50年来、彼らはずっと

"goons and thugs" (ならずもので悪党)なのだと思う。」

MrK としては、ちょっとすっき…あ、いえ、違います。

このコメントに対して、中国系米国人を中心に米国内で

CNNの謝罪と Cafferty 氏の解雇を求める抗議が

わき起こっている。

http://s03.megalodon.jp/2008-0420-2128-15/www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/04/19/AR2008041901508.html

(4月20日付 Washington Post 紙、ウェブ魚拓)

抗議のプラカードには "CNN: Chinese Negative News" とか。

(ちょっとうける…〔柳原可奈子風←古いよっ〕)

同氏とCNNは、この発言は中国政府に対するもので、

中国人民に対するものではないことを強調、

誤解を与えた人々に対して謝罪した。

これに対して、中国外務省の

あの恐そうなおばさん(失礼)、姜瑜(Jiang Yu)報道官は

「CNNの声明は誠意に欠けており、

中国政府への攻撃を、

政府と人民との間を分断する方向へと

すりかえようとするものだ。」と述べた。

チベットの人権問題や騒乱で、

中国への批判が世界的に報道されているが、

オリンピックを間近に控え中国指導者達は

国家を誹謗したとして西側メディアを糾弾してゆく構えだ。

オリンピックでメディア規制が行われるのではないかとの

懸念が生じつつある。

(以上が記事要約)

チベット問題については、中国政府の報道規制もあって

依然、真相は藪の中だ。

しかし、これまで中国政府が、『漢民族移住奨励策』や

『文化抑圧策(文化的虐殺)』により、

チベット人の心を踏みにじり、

核実験やウランを始めとする地下資源の乱掘などで

チベットの地に環境汚染を広げてきたことは

確かである。

チベット人は、

その顔立ちが漢民族や朝鮮民族より日本人に似ていると

言われる(偉大なるダライ・ラマ14世は

うちの近所のおっちゃんに似ている…)。

チベットの人々の人権や文化を守るため、

日本人として何かをしなければと思うのである。

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2 コメント

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ダライ・ラマ14世が、近所のおっさん? (yunppi)
2008-04-21 20:36:20
ダライ・ラマ14世が、近所のおっさん?
もしかして、先日、日本にいらしてたのは、広島のダライ・ラマ?
 
 CNNはよくぞ言ってくれました。と、多くの人が思ったでしょう。だって、その言葉はアメリカだけじゃなく、日本でもそっくりそのまま、同じことが言えるんですもん。
笑っちゃいます。
 今や中国は世界中から嫌われていることを自覚して、行動した方がいいのになと思ってしまう、いけない私です。
 願わくば、中国の方の目に触れませんように!
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>yunppiさん (MrK)
2008-04-22 23:44:54
>yunppiさん
中国は、かつて欧米諸国や日本がやってきたことと同じことをやって何が悪い?てな気持ちなのでしょう。しかもチベットは自国の領土ではないかと。
それに対して日本が何も言えないのは、過去に負い目があるからでしょう。がんじがらめの日本は自ら率先して行動することはできないでしょう。それにしても、中国人のフランス資本のスーパーなどに対する仕打ちやフランス国家への侮辱は五輪のホスト国民として許されない行動だと思います(って、やってる当人たちはそんなことは全く気に留めてないのかも)。

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