ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

難病の友 我に人生を説く

2010年02月03日 22時28分34秒 | Short Stories

難病の友
我に人生を説く


小学校から大学まで一緒だった友と逢った。
そして友の口から、難病になったことを聞いた。

うろたえたのはむしろ俺の方だった。
彼は静かに、自分の境地を語った。
そして、心配するな、自分は普通だといった。
そして、いかに生きることが尊いかを語った。

どうでもいいことにまみれている俺から見れば、
彼のその境地は、私からは遥か遠く離れている。

人生の本質を見据える、ということを
彼から教えられた気がする。


ヤマハ吹奏楽団50周年記念ライブをサントリーホールで見たのだった

2010年02月03日 01時49分47秒 | CD&コンサートレビュー
こうみても、私、吹奏楽部の端くれです。
中学、高校と結構真面目にやりました。
アンサンブルコンテストだって出て、県大会に行ったことだってありました。
一緒にやったメンバーはプロになったモノも多く、
吹奏楽の指導者になったものも多く、
本当にみんな一眼となって頑張った想い出があります。

だから、先週末に見た、サントリーホールでのヤマハ吹奏楽団50周年記念演奏会で、私はアマチュアとしては日本で一番上手いのではないか、というライブをサントリーホールで見にいったのだった。いや、素晴らしかったこと。

ちょっと涙ぐむぐらい素晴らしい演奏で、本当に感動してしまった。
あの、全員で吹く楽しさ、柔らかい木管のアルペジオの上でソロを吹くときの緊張感、吹き終わったときの安堵、いいよ、やっぱり吹奏楽は。

実はもう一つ、感激した理由があって、ヤマハ吹奏楽団の人たちが管楽器のクラフトマンとして働いているところも見たことがあって、あれは結構大変です。それを夜までやって、それから短い時間でさらって、パートで練習して、その後合奏してっていうのが、結構大変だったと思うんだ。だって、書き下ろしの現代曲の新曲もあったから。それでも、やっぱりラッパが好きなんだろう、吹奏楽が好きなんだろう、というのが演奏から滲み出る。これが、本当は一番泣ける。

のだめでも感激したのはギャラが安いオケのメンバーがアルバイトの後に、家の人に文句を言われながらも練習するシーンだったんだが、やっぱり仕事も大変だけど、それでも音楽をやる、やりたい、という純粋な音楽への気持ちは、同じく音楽を愛するモノの胸を本当に打つモノだ、と思ったのでした。

最高でしたよ。やっぱり俺は吹奏楽が大好きなんだな、ということが再確認できたコンサートでした。

2月には、ぼくも「ブラスジャンボリー」というイベントで吹奏楽の曲をガンガン吹きたいと思っています。

ブラスジャンボリー
http://www.yamaha.co.jp/entertainment/events/brass-jamboree/


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