ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

西新宿の中華料理屋「白龍館」で山下洋輔+ポンタ+坂井紅介のトリオを聴いた。角煮食べつつ。

2010年02月01日 23時23分46秒 | CD&コンサートレビュー
西新宿の中華料理屋「白龍館」で山下洋輔+ポンタ+坂井紅介のトリオを聴いた。角煮食べつつ。

年に一度ぐらいの頻度だと思うのだが、
西新宿のトマト湯麺が美味しいラーメン屋さん「白龍館」で
山下洋輔+ポンタ+坂井紅介というもの凄いメンツのトリオでの
ジャズが堪能できるのであります。

なぜかこの店にはヴィンテージのベーゼンドルファーがあり、
それを弾きまくる山下洋輔の音を、足を出せばピアノの足に触れられるぐらい
近くで見ることが出来る。という幸福。

今回はいつもよりフリージャズ成分が少なかったように思えたが
スタンダードなのにスタンダードなアプローチの4ビートが少なく、
アブストラクトなスタンダードという感じでありました。
特にピアノがいつもより若々しいキラキラし音に感じられたが、
これは妻によれば調律のせいだという。たしかに調律の方が
直前まで調律していたようだった。

ポンタさんも、実に美しい音で繊細に叩いていて
たぶんスティックは使わなかったのではないか。
ブラシとホットロッドだけのクワイエットな演奏だった。
が、もちろんところどころ脅かしは入ルのであった。
紅介さんも、実に楽しそうに、ユタカにベースを
ウォーキングさせていた。

毎回あるゲストだが、今回はバスフルートの天田通さんという方が入って、
まー、びっくり。せかいに何本もないというコントラバスフルートでもって
フリージャズのアドリブを吹きまくるという、まあもの凄い、とんでもない
人であった。低い音ってのは、あんなに迫力があるのね、という驚きと
普通のフルートを吹いた時の、その音の太さと美しさには度肝を抜かれた。
世の中にはもの凄い人がいる者です。存じませんで、失礼いたしました。
という感じ。

それにしても、湯麺や角煮を食べながら、
こんな素敵なライブを見られるってのは、
本当に幸福です。旨いしね。












自暴自伝 (文春文庫PLUS)
村上 “ポンタ”秀一
文藝春秋

このアイテムの詳細を見る

自暴自伝 (文春文庫PLUS)
村上 “ポンタ”秀一
文藝春秋

このアイテムの詳細を見る

DVD 村上ポンタ秀一 ライヴ!リズム・デザイナー

リットーミュージック

このアイテムの詳細を見る


山下洋輔の文字化け日記 (小学館文庫)
山下 洋輔
小学館

このアイテムの詳細を見る


新編 風雲ジャズ帖 (平凡社ライブラリー)
山下 洋輔
平凡社

このアイテムの詳細を見る


山下洋輔のジャズの掟 (生活実用シリーズ)
山下 洋輔
日本放送出版協会

このアイテムの詳細を見る


洋輔旅日記 (山下洋輔エッセイ・コレクション)
山下 洋輔
晶文社

このアイテムの詳細を見る


芸術の神様が降りてくる瞬間
茂木 健一郎,町田 康,金森 穣,山下 洋輔,立川 志の輔,荒川 修作
光文社

このアイテムの詳細を見る



やっぱりつもればうれしい初雪。

2010年02月01日 23時03分40秒 | Short Stories

やっぱりつもればうれしい初雪。


1月が終わっていきなり、
東京にも積もったな、雪が。

初雪でないのは知ってますよ。
雨交じりの雪があったから。
でも、この積もった感じの雪を
初雪と言いたいじゃないですか。
ということで、これを初雪と勝手に言わせていただきました。

僕は雪がほとんど無い場所で生まれ育ったので
やっぱり積雪→雪合戦→雪だるま、と楽しいのだよ。
実際にはやらないけど、なんかわくわくする。

その代わり、バイクにも自転車にも乗れないので
いろいろ不便があるし、時間が経つと薄汚れていく風情が哀しいのです。
でも、降ったばかりの真っ白な雪は
何か地上の汚れを浄化してくれるようで嬉しいです。

とはいえ、明日、早朝新幹線に乗る予定なのだが
これは、さすがにマズいのではないか、と。

大丈夫だろうか。

春の雪 (新潮文庫―豊饒の海)
三島 由紀夫
新潮社

このアイテムの詳細を見る


春の雪 VISUAL BOOK
井上 貴之
宝島社

このアイテムの詳細を見る