フッフッフの話

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桜に思う

2024-04-10 19:38:41 | 写真

 暖かさを通り越して、昼間は暑いとさえ感じた。

田圃の畔の草取りをしている。直ぐに草は伸びるので、あまり意味がなさそうである。

徒労に終わるようにも思う。しかし、取り掛かったら、最後まで仕上げないと気が済まない。

あと3時間ぐらいの仕事で終了となる。無駄な仕事でもよいからやり遂げよう。

 K氏は、錦帯橋の桜の花を見に出かけたとのことで、写真を送ってきた。

昨年までは、三篠川土手の桜が、見事であった。

今年は土手の大規模な工事のために、根こそぎ姿が消えた。セメントの白い肌が見えるだけである。

それを悲しんでいる住民も少ないであろう。

 「源氏物語」講義の日である。平安時代の教養と言うことで、「漢詩」が出た。

杜甫の「春望」である。国破山河在 城春草木深・・・・・である。

現在の我々の感覚は、違う!  山河破国在 と言いたくなる。自然を破壊してしまった。

山は木の整理等がおろそかになり、野獣の天国になった。川の水は汚れてしまったのか、小魚も住み難くなった。

杜甫の時代にもう一度返ることが出来るのであろうか?

 

コメント
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