Y氏が毎日登っている山道の雪景色である。例年はあまり雪の降らない地方であるが、
今年は異常である。九州北部や山口方面から、雪雲が湧いて来たような気がする。
節分も終わったので、そろそろ季節も移動するのではないであろうか!
期待を込めて天気予報を聞いている。
母は、2月の寒い日に黄泉の国に旅立った。その母と同じ歳になってしまった。
「夕方や雪雨の日は寂しく、死について考える」と言っていた。
その言葉に、本気で取り組むことをしなかった。いつまでも忘れることが出来ない。
今ならしっかり受け止め、話が出来るのに・・・。
父の歳までには、数年間ある。父と同級生になることが出来るかどうかは分からない。
父の歳になれば、また違う世界が見えることであろう。