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映画「少女たちの羅針盤」のエキストラの募集をしているは?

2010年06月18日 | まんが・テレビ・映画
今年は、「当たり年」なんじゃろうのう。
TVや映画のロケが、広島県各地で行われとります。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」は福山市みろくの里、昨日取り上げたNHK朝ドラの「てっぱん」は尾道市。
そして今年1月には、韓国映画「裸足の夢」のロケが広島市でありましたけぇの。



【問題】
6月末に撮影が始まる、映画「少女たちの羅針盤」に出演するエキストラの募集をしているは、次のうちどれでしょうか?

1.おのみちフィルム・コミッション
2.呉地域フィルム・コミッション
3.フィルム・コミッションみはら
4.ふくやまフィルム・コミッション









【正解】
4.ふくやまフィルム・コミッション




【解説】
ふくやまフィルム・コミッション(FC)は2日、6月末に福山市で撮影が始まる映画「少女たちの羅針盤」に出演するエキストラの募集を始めた。
演劇祭の観客役に500~600人を募るなど、期間中に延べ約千人の参加を呼び掛ける。

演劇祭の撮影は、7月19日に市神辺文化会館大ホールで行う。
成海璃子(なるみ りこ)さん(17)や忽那汐里(くつな しおり)さん(17)が演じる女子高生4人組の演劇ユニット「羅針盤」の出場シーンを撮る。

年齢や性別、住所は不問。
18歳未満は保護者の同意が要る。
交通費は負担してもらう。

(「「羅針盤」エキストラ募集」中国新聞 2010年6月3日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201006030052.html



6月14日(月)で応募は1000人を超えたそうじゃが、年齢層や日程の調整のため、エキストラは引き続き募集されとるそうじゃ。



福山市内全体がロケ地になっています。
市民の皆様のご協力をお願い致します。

(「少女たちの羅針盤 エキストラ大好評受付中!!」)




↓ふくやまフィルムコミッションについて、くわしくはこちら↓

ふくやまフィルムコミッション
http://www.fukuyama-kanko.com/FukuyamaFC/index.html



今日は、「少女たちの羅針盤」「出演者決定」「支援体制」について調べてみようかの。



まずは、「少女たちの羅針盤」について。

「少女たちの羅針盤」は、水生大海(みずき ひろみ)によるミステリー小説。
福山市が主催する「福ミス(ばらのまち福山ミステリー文学新人賞)」の、第1回優秀作となった「罪人いずくにか」を改稿し、「少女たちの羅針盤」というタイトルで、2009年に原書房から刊行されとります。



短編ホラー映画主演女優としてロケ現場にやってきたマリア。
そこで監督に意味ありげに言われる。
「きみ、羅針盤にいた子だよね」と。
マリアに忘れさりたい過去が甦る。
伝説の女子高生劇団「羅針盤」。
監督はさらに言う。
「一人、死んでるんだよね」

羅針盤はメンバーの死と共に活動を停止した。
マリアが殺したのだった。
監督はいったいどこまで知っているのか。
疑心はふくらむ。

そして物語は四年前、羅針盤の誕生と死へと移ってゆく。

(「内容紹介」ふくやま文学館公式ホームページ-こうもり通信)
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/bungakukan/koumori/list.php?bst_rec=172



次に、出演者決定について。

今年の2月に、映画化が決まったそうじゃ。
公開は来年、2011(平成23)年の予定。



出版元の原書房(東京)などが近く製作委員会を立ち上げる。
撮影の主な舞台も福山市で「福山発」の映画づくりが本格的に動き始める。

関係者によると、宣伝費を除く製作費は約1億3千万円になるという。
市も製作を支援する意向で、協賛金として約3千万円を予算化する見込み。
市は、文学の担い手育成を目指す福ミスの知名度や、福山の都市ブランド力の向上につながると期待。
企業や市民にも協力を呼び掛け、製作を支援する態勢づくりを進める。

(「福山ミステリー作品が映画に」中国新聞 2010年2月20日)




映画じゃけぇ、スタッフや出演者を決めんといけませんのう。

この映画では、女子高生役で出演する女性を募集されとったそうじゃ。



映画「少女たちの羅針盤」に女子高校生役で出演する17~22歳の女性を製作会社が募集している。

人数や配役は未定だが、演劇ユニット「羅針盤」のメンバーや演劇部員を想定している。
経験は不問。
5月下旬に都内でリハーサルを行い、6月中旬から福山市で1カ月程度の撮影を予定。
交通費は自己負担となる。

(「「少女たち―」出演女性募る」中国新聞 2010年3月12日)




その最終オーディションは5月15日(土)に、福山市のふくやま美術館ホールであったんじゃと。



全国から581人が応募し、書類審査などを経た15~22歳の25人が長崎俊一監督たち審査員4人の前で演技のテストを受けた。
福山市在住者も6人いた。

25人は歌や踊りなどそれぞれの特技を披露し、「地元である撮影にどうしても参加したい」「原作にひかれて応募した」などとアピールしていた。

(「福山ミステリー映画化で選考」中国新聞 2010年5月16日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201005160009.html



翌16日(日)、福山ばら祭会場で出演者が発表されとります。



発表には、作者の水生大海さんや、選者で共に作品の推敲を行った島田荘司(しまだ そうじ)先生、長崎俊一監督、田福山市長も出席。
作中の劇団「羅針盤」の4人のメンバーに選ばれたのは、若者に絶大な人気の成海璃子(なるみ りこ)さん、忽那汐里(くつな しおり)さん、森田彩華(もりた あやか)さん、草刈麻有(くさかり まゆう)さんの4人。
成海さんは、カンヌ映画祭のため残念ながら欠席でしたが、忽那さん、森田さん、草刈さんが、ステージでそれぞれ抱負を話されました。
また、地元などからオーディションで選ばれた出演者も出席。
今後、エキストラの募集などもお知らせしますので、ご協力をお願いします!
福ミスから生まれた映画を、ぜひ応援してください!!

(「映画「少女たちの羅針盤」の出演者が発表されました!」ふくやま文学館公式ホームページ-こうもり通信)
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/bungakukan/koumori/list.php?bst_rec=195



最後に、支援体制について。

「裏方」がおらんと、映画は作れません。
とりあえずは、あちこちと交渉や調整をする方が必要じゃろうの。



近く1、2人の専属スタッフを地元から選び、臨時職員として採用する。
製作会社と相談しながら、市民から募る800人規模のエキストラやボランティアスタッフ、撮影に協力する地元企業や団体との調整役を務める。

ホームページやロケ地マップづくり、映画関係者と市民の交流会も計画している。

(「福山舞台の映画支援計画練る」中国新聞 2010年4月28日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004280198.html



映画のロケじゃけぇ、ロケ地を決めんといけませんの。



映画「少女たちの羅針盤」の撮影場所を決めるロケーション・ハンティング(ロケハン)が26日、福山市内で始まった。
29日まで4日間の日程で、事前に選んだ約30カ所の候補地を回る。
撮影に参加するメーンのスタッフが現場を確認し、ロケ地を最終決定する。

初日は、長崎俊一監督、カメラマンの柳島克巳さん、照明技師や美術の担当者など8人が参加。
主人公の女子高生の母校として撮影を予定する同市大門町の銀河学院中・高では、授業中の教室や体育館などを約1時間半かけて回った。

長崎監督は「役者さんがどう動くかをイメージしながら回った。構想がだんだん具体的になりつつある」と手応えを話していた。

(「「羅針盤」ロケ地選定始まる」中国新聞 2010年5月27日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201005270047.html



告知も大切な仕事じゃ。
「あんたら、何の映画撮りよるんかいの?」なんて言われたら、悲しいけぇの。



映画「少女たちの羅針盤」の撮影が30日に福山市でクランクインするのを前に、市は9日、PRの懸垂幕を同市東桜町の市役所本庁や神辺支所など計5カ所に掛けた。

縦11メートル、横1メートル。第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を長崎俊一監督が映画化し、成海璃子さんたち4人が出演することを伝える。

(「「少女たち…」懸垂幕で応援」中国新聞 2010年6月10日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201006100050.html



↓ロケについての過去の記事は、こちら↓

次期NHK朝ドラ『てっぱん』のロケが行われたのは、どこ?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100617



↓映画についての過去の記事は、こちら↓

映画『時をかける少女』が新旧同時公開される、尾道市にある映画館は?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100321

映画監督・マキノ雅弘の作品を特集して上映する、広島市にある公共の施設は?
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100204



今日は、「少女たちの羅針盤」「出演者決定」「支援体制」について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。



ほいじゃあ、またの。

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