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『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』 RCCで放送決定!

2018年12月16日 | まんが・テレビ・映画
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』

2019年1月6日(日)から、広島のテレビ局RCCで放送開始

監督の羽原信義さんは広島県出身






アニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(以下、『2022』と略す)の第1話「西暦2202年・甦れ宇宙戦艦ヤマト」が来年、2019年1月6日(日)の深夜1時50分から、RCC(アールシーシー。中国放送)で放送されることが決まりました!

第2話「緊迫・月面大使館に潜行せよ」は、1月13日(日)の深夜1時50分から、

第3話「衝撃・コスモリバースの遺産」が、1月20日(日)の深夜1時45分からの放送。

第4話「未知への発進!」からは通常の時間帯、毎週日曜の深夜1時25分からの放送となるそうです。





↓アニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』については、こちら↓

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち





↓RCCについては、こちら↓

RCC中国放送





テレビ東京、テレビ愛知、テレビ大阪の3局でしか放送されていない『2022』が、なぜ広島で放送されることになったのか?

それは、『2022』の監督を務める羽原信義(はばら のぶよし)さんが広島県福山市の出身だから。

2017年2月から劇場で先行上映されている『2022』(全7章)も、最初は広島の映画館での上映はなかった。

こちらも同じ理由で、第二章「発進篇」(2017年6月上映)から広島バルト11で上映されるようになったんじゃの。







(宇宙戦艦ヤマト2202 第二章「発進篇」 2週目入場者プレゼント)





↓羽原信義さんについては、こちら↓

羽原信義@航海中(@NobuyoshiHabara)さん | Twitter





調べてみると、羽原さんはわしと同じ1963年生まれで、血液型も同じくB型。

1982年に高校を卒業後、アニメーターとして葦プロダクション(以下、「葦プロ」と略す)に入社。

『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(1982年。制作:葦プロ)が、アニメーターとしての初仕事。

以後、いろんな作品に原画、メカデザイン、演出家、監督として参加。

現在は、『2022』を制作しているアニメ制作会社・XEBEC(ジーベック)代表取締役社長に就いておられます。





↓『魔法のプリンセス ミンキーモモ』については、こちら↓

「魔法のプリンセス ミンキーモモ 前期OP (ver.A) [STEREO]」YouTube





羽原さんが関わられた作品は、残念ながらほとんど観ていないない。

テレビ作品は、

『亜空大作戦スラングル』(1983年。担当:動画)、

『特装機兵ドルバック』(1983年。制作:葦プロ。担当:メカデザイン、メカ作監、原画)、

『超獣機神ダンクーガ』(1985年。制作:葦プロ。担当:作画監督、メカ作画監督)。

OVAでは、『THE八犬伝』(1990年。担当:原画)くらいか。



…我ながら、最近のアニメを観とらんのう。





↓『亜空大作戦スラングル』の後期オープニングテーマ(作詞:小林和子、作・編曲:新田一郎)については、こちら↓

「亜空大作戦スラングル 後期OP「FIGHTING ON」」YouTube





↓『THE八犬伝』のオープニング(作・編曲:くどう隆(THE TOPS))については、こちら↓

「Hakkenden op」YouTube





…以下、余談。







(劇場版『宇宙戦艦ヤマト』パンフレット)


『宇宙戦艦ヤマト』は、今さら説明する必要もないかもしれんが、今から44年前の1974年に放送されたテレビアニメ。

26話で打ち切りとなるも、再放送で火がつき、テレビ版を再編集した劇場版が1977年に公開され大ヒット、「アニメブーム」の火付け役となる。

それまで「テレビ漫画(マンガ)」と呼ばれとったのが、これ以降は「テレビアニメ」と呼ばれるようになったんじゃの。







(劇場版『さらば宇宙戦艦ヤマト』パンフレット)


『2202』は、『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編にあたる。

また、今から40年前の1978年8月に公開された劇場アニメ『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(以下、『さらヤマ』と略す)と、その後に制作されたテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト2』のリメイクに相当するんじゃ。





『さらヤマ』は、敵・白色彗星帝国の戦いの中、ヤマト乗組員のほとんどが戦死。

古代進は、森雪のなきがらを抱いて、ヤマトとともに白色彗星帝国へ特攻をかける。

ラストでは、「ヤマトを愛してくださったみなさん、さようなら。もう二度と姿を現すことはありません」というテロップとともに、沢田研二さんが歌う「ヤマトより愛をこめて」(作詞:阿久悠、作曲:大野克夫)が流れた。

このころから「愛」をやたらと強調し始めた西崎プロデューサーも、「この作品で、ヤマトを最後にしたい」と発言されとった。

当時、中学3年生じゃったわしは、映画館の暗闇の中から「さらば、ヤマトよ」と別れを告げたもんじゃ。

余談ついでに言うと、個人的に2番目に泣けた映画(アニメ以外も含む)が、この『さらヤマ』。

一番泣けた映画は、『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』(1992年)じゃったりする。





↓『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』についての関連記事は、こちら↓

追悼 さくらももこさん





それから2ヶ月もたたんうちに始まったのが、テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト2』。

こちらは、映画で死んだはずの主要キャラクターが生き残った。

これは、監督で漫画家の松本零士さんの「若者は生きて苦難に立ち向かう」という意見と、続編を作りたい西崎プロデューサーの意向によるものといわれる。

個人的には、ヤマトは『さらヤマ』で終わとると思うとるけぇ、その後の続編『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(1979年)、『ヤマトよ永遠に』(1980年)は観とらん。







漫画版を描いたひおあきらさんのコメント

(『ロマンアルバム・エクセレント(54) 宇宙戦艦ヤマト PERFECT MANUAL 2』徳間書店 1983年)






その後、

佐渡先生の誤診で死んだことになったという理由で、沖田艦長が再登場(苦笑い)した『宇宙戦艦ヤマト 完結編』(1983年)

からヤマトを見始めて…、

豪快な花火を打ち上げ、ラストで「第一部完」と大見得を切った(←ほめているつもりです!)ものの、西崎プロデューサーの死によって続編はなくなった(???)『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』(2009年)、

『ヤマト』プラス『さらヤマ』と、おいしいところだけ盛り込んだ、実写版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010年)、

総監督:出渕裕さんのこだわりが楽しめた『宇宙戦艦ヤマト2199』(劇場版:2012年~13年、テレビ:2013年)、

そして『2022』と、なんだかんだと言いながらも、ヤマトは今でも見続けとる。





『2022』のシリーズ構成を担当されとる、小説家の福井晴敏さんのコメントを紹介して、今回の締めとしよう。



多分、ほとんどの昭和40年男たちは『さらば』で涙を流した後は『ヤマト』で一滴も泣いていないと思います。

今回はそういう意味で言うと泣けるように作っているつもりですので、そこはぜひ目撃していただけるとありがたいと思います。

(『昭和40年男』クレタパブリッシング 2017年2月号)




確かに、あれ以来、『ヤマト』では一滴も泣いたことがない。

来年は、『2022』で、腹の底から思いっきり泣きたいぞ!





来年、2019年は、テレビ放送が始まった1974年から45年目にあたる。





今日は、アニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』が、来年から広島のテレビ局・RCCで放送されることについて話をさせてもらいました。

ほいじゃあ、またの。

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