通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

小田定用水と大歳神社 ぶらり中郡道(その3)

2015年05月09日 | 見て歩き
中郡道

小田定用水

大歳神社





戦国時代末期、毛利輝元は天正17年(1589)広島城築城にあたり、吉田郡山城から広島まで、人の往来や資材の運搬に適した平坦で最短距離の路を在地領主に命じて普請しました。

この路が中郡道(なかごおりどう)です。

(『中郡古道散策地図』より)






前回 は、その中郡道の教圓寺と平野神社を紹介したんじゃけど…」

「今回は、小田定用水と大歳神社を紹介してみようかの」







「平野神社を出て西(太田川)に向かって進み…」







「芸備線の線路を渡って行くと…」









「小田定用水がある」

「太田川のすぐ近くなのに…?」

「江戸時代、新田開発に伴って灌漑用水の整備も必要になった。そこで明暦元年(1655年)、小田庄の庄屋・丸子市兵衛が、長さ一里二丁二十間(約4.2キロメートル)、幅一間余(約2メートル)の農業用用水路である小田定用水を作ったそうじゃ」







「アメンボなんて久しぶりに見たね」



















「鳥居に、「天保十三年壬寅五月吉日」とあった」

「天保(てんぽう)いうたら、江戸時代の三大改革のひとつ「天保の改革」があったころじゃけぇ、幕末か」

「天保13年は1842年じゃけぇ、大政奉還(たいせいほうかん)のあった慶応3年(1867年)より25年前にあたるんじゃの」









大歳神社(広島市安佐北区口田南2丁目)



「大歳(「大年」とも)の「歳(年)」は稲の実りのことで、大歳は農耕の神様として祀られとるんじゃの」







「見晴らしがえぇね」

「大歳神社は杉崎山の上にあるんじゃ」

「それで見晴らしがええんじゃね」

「大歳神社は、山の名前から「杉崎神社」とも呼ばれとるそうじゃ」











↓中郡道については、こちら↓

てくてく中郡古道/フォトコンテスト/写真展





【参考HP】

「ふるさと口田(口田の神社・仏閣・お地蔵さん)」広島市立口田小学校





訪問日:2015年4月29日





「今日は、中郡道にある小田定用水と大歳神社を紹介させてもらいました」

次回 は、弘住神社を紹介する予定じゃ。ほいじゃあ、またの」
コメント
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