通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

HDリマスター『ウルトラセブン』

2014年09月04日 | まんが・テレビ・映画


ウルトラセブン 特別上映会

日時:2014年8月30日(土) 10:30~ 12:00~ 13:30~

場所:広島市西区民文化センターホール






「先週の土曜日は、「ウルトラセブン 特別上映会」があって、第3話「湖のひみつ」と第8話「狙われた街」の2作品が上映されたんじゃ」

「まだ、そういうのを観に行くお年頃かいね?」

「いうてもの、わしぐらいの年代の方か、あとは小さい子供を連れたお父さんお母さん方で、若い人らの姿が少なかったのが残念じゃったかの」

「それにしても、何で今ごろセブンを?」

「理由は2つある。
ひとつは、今年(2014年)11月21日(金)に、HDリマスター版のBlu-ray BOX『ウルトラセブン』が発売されること。
もうひとつは、9月14日(日)に西区民文化センター「こころの故郷 ひろしまコンサート」が行われること」

「HDリマスター版?」



HDリマスター(エイチディーリマスター)とは、映画などの映像をHDTV規格に基づいてリマスタリングする映像技術のひとつ。
主に高精細映像が求められるブルーレイディスクソフトやハイビジョン放送などのマスター制作で標準的に用いられている方式である。

(「HDリマスター」Wikipedia)




「『ウルトラセブン』が放送された1967年(昭和42年)、今から47年前になるんじゃが、このときの16mmフィルム原版をHDリマスターすることで、フィルムに記録されとった情報をあますところなく再現する」

「へぇ…」

「階調(かいちょう)、色や明るさの濃淡をはっきりさせる。俳優の表情の変化、衣装、セットや小道具に至るまで、被写体の色彩や質感を再現する。これをすることで、撮影当時のスタッフやキャストの意図を的確に伝える、というわけじゃ」

「うーん、そこまで技術は発達しとるんじゃね」

「モノクロで撮影された『ウルトラQ』(1966年)が、2011年(平成23年)にはカラー化されて『総天然色ウルトラQ』として発売されとるしの」

「えぇー、そんなこともできるん?」

「できるんよ」

「すごいねぇ」

「しかも、その『ウルトラセブン』を大画面で楽しめるんじゃけぇ、こりゃなにをさておいても観に行かにゃいけん。しかも、無料」

「で…?」

「いや、これがまたすごい。画面にシミひとつ見当たらんし、音に雑音が混ざったようなところもない。内容的に古さを感じさせるところはあるが、画面的には最近作られたような作品として楽しむことができるんじゃ」

「むかしのテレビ番組の再放送であったような、画面に傷があったりとか、ブツッとかいう雑音が混ざるということがないんじゃね」

「毒蝮 三太夫(どくまむし さんだゆう、放送当時:石井 伊吉(いしい いよし))演じるフルハシ隊員のヒゲ剃りあとが、妙に青いのが気になったがの」

「なんじゃそりゃ…?」

「あと、ピアノ線を発見!」

「ピアノ線って、特撮番組なんかで飛行機を飛ばすとき、その飛行機を上から吊っとるやつじゃろ?」

「そうそう、それそれ」

「それって、HDなんちゃら技術で消したりできの?」

「画面上のゴミや傷なんかは消してしまうんじゃろうが、ピアノ線なんかはわざと残しとってんじゃないんかの?」

「いらんもんは消すけど、要るものは残すと。ところで、子どもたちの反応は?」

「思うたより静かに観よったで。画面に合わせて、「セブン」とか「怪獣」とか言うて、もう少しにぎやかに見るんじゃないかと思うとったんじゃがの」

「で、2つ目の「こころの故郷 ひろしまコンサート」については?」

「それはの…、次回に続くじゃ」

「えぇー、そんな展開あり?」





↓HDリマスターBlu-ray BOX『ウルトラセブン』については、こちら↓

「『ウルトラセブン』Blu-ray BOX I 11/21(金)発売決定!」円谷ステーション




↓『総天然色ウルトラQ』については、こちら↓

「総天然色ウルトラQ」円谷ステーション





「今日は、今年11月に発売されるHDリマスター『ウルトラセブン』について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
コメント
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