「うー、寒いのう」
「今日は小寒(しょうかん)。寒の入りじゃけぇね」
「雪がちらついた一昨日、わしゃ宮島の町家通り(まちやどおり)を歩いてきたんよ」
「町家通り? どこにある通りかいね?」
「表参道商店街の一本奥、山の手側にある通りなんじゃ」
「うーん、行ったことがないねぇ…」
「わしは通ったことはあるんじゃが、意識して歩いたのは初めてなんよ」
「ほとんどの方が、表参道商店街を通って厳島神社に行かれとるよね」
「あとは、海岸沿いの有之浦(ありのうら)を通って行くかじゃの」
「町家通りって、どんなところなん?」
「ここは江戸時代初期に埋め立てられた、厳島神社へのメインストリートじゃったんよ」
「ほいじゃ、表参道商店街は?」
「江戸時代後期に埋め立てられて、昭和の高度成長期にメインストリートになったそうじゃ」
「表参道商店街ができるまでは、町家通りがメインストリートじゃったというわけじゃね」
「今日は、宮島の町家通りを紹介してみようかの」
「三浦正幸著『平清盛と宮島』(南々社 2011年)によると、宮島に残っている江戸時代の町屋は、この吉田家(写真上)一軒だけじゃそうな」
「レトロな建物がたくさんあるんじゃね」
「鎮火祭(ちんかさい)の松明(たいまつ)が飾ってあるね」
「鎮火祭は大晦日(おおみそか)に行われる宮島の神事で、松明の燃え残りは火災除けのお守りとされとるんじゃ」
「鹿戸(しかど)があるのも、宮島らしいね」
「鹿が家に入るのを防ぐためにつけられとるんじゃの」
「ほいじゃけぇ、開けたらすぐに閉めとかんにゃいけんのよね」
「あと、町家通りの所々に、この看板が取り付けてあるんじゃ」
「小粋な感じの看板じゃね」
「へぇ。宮島講というのもあるんじゃね」
「町家通りからは五重塔がよう見えるんじゃ」
「このアングルから五重塔を見るのは、初めてじゃね」
訪問日:2012(平成24)年1月4日
↓町家通りについては、こちら↓
「人と神々が共に生きる島~宮島 小路散策:滝小路・表参道」宮島観光公式サイト
「今日は、宮島の町家通りについて話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
「今日は小寒(しょうかん)。寒の入りじゃけぇね」
「雪がちらついた一昨日、わしゃ宮島の町家通り(まちやどおり)を歩いてきたんよ」
「町家通り? どこにある通りかいね?」
「表参道商店街の一本奥、山の手側にある通りなんじゃ」
「うーん、行ったことがないねぇ…」
「わしは通ったことはあるんじゃが、意識して歩いたのは初めてなんよ」
「ほとんどの方が、表参道商店街を通って厳島神社に行かれとるよね」
「あとは、海岸沿いの有之浦(ありのうら)を通って行くかじゃの」
「町家通りって、どんなところなん?」
「ここは江戸時代初期に埋め立てられた、厳島神社へのメインストリートじゃったんよ」
「ほいじゃ、表参道商店街は?」
「江戸時代後期に埋め立てられて、昭和の高度成長期にメインストリートになったそうじゃ」
「表参道商店街ができるまでは、町家通りがメインストリートじゃったというわけじゃね」
「今日は、宮島の町家通りを紹介してみようかの」
「三浦正幸著『平清盛と宮島』(南々社 2011年)によると、宮島に残っている江戸時代の町屋は、この吉田家(写真上)一軒だけじゃそうな」
「レトロな建物がたくさんあるんじゃね」
「鎮火祭(ちんかさい)の松明(たいまつ)が飾ってあるね」
「鎮火祭は大晦日(おおみそか)に行われる宮島の神事で、松明の燃え残りは火災除けのお守りとされとるんじゃ」
「鹿戸(しかど)があるのも、宮島らしいね」
「鹿が家に入るのを防ぐためにつけられとるんじゃの」
「ほいじゃけぇ、開けたらすぐに閉めとかんにゃいけんのよね」
「あと、町家通りの所々に、この看板が取り付けてあるんじゃ」
「小粋な感じの看板じゃね」
「へぇ。宮島講というのもあるんじゃね」
「町家通りからは五重塔がよう見えるんじゃ」
「このアングルから五重塔を見るのは、初めてじゃね」
訪問日:2012(平成24)年1月4日
↓町家通りについては、こちら↓
「人と神々が共に生きる島~宮島 小路散策:滝小路・表参道」宮島観光公式サイト
「今日は、宮島の町家通りについて話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」