夏休みということもあって、あちこちで花火大会が行われとりますのう。
【問題】
毎年8月14日、廿日市市宮島町で行われる花火大会の名称は、次のうちどれでしょうか?
1.宮島十七夜祭花火大会
2.宮島水中花火大会
3.宮島納涼花火大会
4.宮島花火まつり
【正解】
2.宮島水中花火大会
【解説】
廿日市市宮島町で14日夜にある宮島水中花火大会に伴い、廿日市署は会場周辺で交通規制をする。
宮島口桟橋と国道2号を結ぶ市道4路線が、午後4~9時に車両通行禁止となる。
阿品(あじな)のフジグランナタリーから地御前(じごぜん)の沖島橋交差点までの海岸沿いの市道約700メートルは午後6時半~9時、広島から宮島方面への一方通行にする。
島内は、宮島桟橋周辺の沿岸部や厳島神社裏などを午後5時半~15日午前0時、車両通行止めとする。
(「宮島花火大会で14日交通規制」中国新聞 2010年8月13日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201008130008.html
宮島の花火は、水中花火船と呼ばれる船の上から、点火した花火玉を順番に海中に投げ込んでいくそうじゃ。
つまり、厳島神社の沖合から打ち上げる、ということになるんじゃそうな。
今日は、「プログラム」「宿の予約」「撮影ポイント」について調べてみようかの。
まずは、プログラムについて。
今年の宮島水中花火大会は、次のようなプログラムじゃそうな。
第1景 神鴉飛ぶ七浦の海水
第2景 うす紅に染まる桜の島
第3景 谷間の滝に舞う水蛍 こだまする鹿の声
第4景 貝の紋章 御馬の契り
第5景 凛として鏡の池に映る月
第6景 燈る回廊 雪の跡
第7景 蓬莱(ほうらい) 未来からのメッセージ
(「2010宮島水中花火大会 プログラム及び臨時便情報」社団法人宮島観光協会)
http://www.miyajima.or.jp/new/?p=683
打ち上げ時間は、19時50分から20時50分。
約5,000発の花火が打ち上げられるそうじゃ。
雨天の時は15日か16日に延期。
まぁ、今のところその心配はなさそうじゃの。
次に、宿の予約について。
実は、この花火大会は見に行ったことがないんじゃ。
人出が多いけぇ、宮島から船で帰るのに往生した(苦労した)という話をたくさん聞いとりますけぇの。
ということは、宮島で花火を見て、そのままゆっくりと宮島に泊まりたい、というのが人情じゃ。
ところが、その宿の予約を取るのも大変なようで…。
国民宿舎「みやじま杜(もり)の宿」(廿日市市宮島町)が募集していた来年の宮島水中花火大会開催予定日(8月14日)の宿泊予約抽選への申し込みが4千通を超えた。
倍率も140倍以上の「狭き門」となった。
8月中旬に受け付けを始め、9月28日の締め切りまでに広島県内をはじめ関東、関西地方などから4407通の応募があった。
杜の宿は客室数30室で競争倍率は146・9倍となる。
杜の宿は4日午後1時半から公開抽選会を実施。
杜の宿は例年、9月1日から翌年の花火大会当日の宿泊予約を電話による先着順で受け付けてきた。
しかし、電話回線が混雑するなどして苦情が多かった。
来年の予約から、はがきの応募による抽選に切り替えた。
(「宮島花火大会で14日交通規制」中国新聞 2009年10月2日)
最後に、撮影ポイントについて。
水中花火が炸裂すると、大鳥居がシルエットのように浮かび上がる。
ということは、花火と大鳥居を写すことができれば、「おお、こりゃ宮島の花火じゃん」と一目で理解してもらえるんじゃ。
当然、その撮影ポイントを狙って、半端でない数の写真愛好家の方が集まってこられるんじゃそうな。
この花火大会の日に限っては、ここほど写真愛好家の集まる花火大会は全国の花火大会の中でも、いや花火以外のジャンルでも全く類を見ないのではないだろうか。
その数、数百人か千人規模か、とにかく凄まじい量のカメラの放列だ。
あまりの撮影者の多さによる緊迫感で、写真愛好家同士は一触即発のピリピリの雰囲気。
不用意に三脚の位置を変えたり(前に出したり、高さを上げたり)しないようにしたい。
厳島神社の張り出し舞台のある場所はU字型の入り江になっていて、ちょうど口の開いた所に例の「鳥居」が立っている。
当然ながら「鳥居と花火が同一画面に入る」ような撮影ポイントは場所取りの超激戦地帯となる。
上記のU字型の入り江のあたり、平舞台を挟んだ両サイドが望ましい。
しかしこの場所一帯は凄い。
(「宮島水中花火大会」日本の花火)
http://www.japan-fireworks.com/guide/miyajima.html
と、撮影ポイントについて引用したんじゃが、このブログがアップするころは、写真愛好家の方たちは、すでに場所取りを済ませとられるんじゃろうの。
なにせ、前日の場所取りは禁止で、14日の午前0時(深夜!)から場所取りをされとるんじゃけぇ。
Webで探してみると、宮島花火大会の写真を見ることができるが、その写真を撮るためには、こんなご苦労をされとるんじゃのう。
今日は、「プログラム」「宿の予約」「撮影ポイント」について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。