通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

湯来町のブランドマークを作ったのはどこ?

2010年05月19日 | 広島の話題

湯来町(ゆきちょう)といえば湯来温泉と湯の山温泉、コンニャク、乳製品などが有名じゃのう。



【問題】
佐伯区湯来町をPRするためにブランドマークを作成したのは、次のうちどれでしょうか?

1.湯来町温泉文化研究会
2.湯来観光物産開発会議
3.湯来のまち再生プロジェクト協議会
4.湯来ふるさと創生学会









【正解】
3.湯来のまち再生プロジェクト協議会




【解説】
広島市佐伯区湯来町の住民と市でつくる「湯来のまち再生プロジェクト協議会」が、町のブランドマークを作製した。
同町の国民宿舎湯来ロッジなどで販売する特産品にシールを張り、観光PRにつなげる。

温泉やチョウザメ、ササユリなど湯来の名物をモチーフにした12個のイラストを並べ、「1度来ただけでは知り尽くせない湯来の魅力」を表現している。
協議会が広島市立大芸術学部の及川久男教授にデザインを依頼。
及川教授の指導でロシア出身の研究生ナターリヤ・ガリャーシンさん(28)たち学生4人が手掛けた。

湯来ロッジの売店や隣の特産品市場館で販売する地元産の野菜やこんにゃくなどの加工品に張る。
マーク入りの手ぬぐいやTシャツなどの販売も計画している。

「湯来ブランドPRへマーク」中国新聞 2010年4月18日)




湯来の12の魅力とは…、



1.白鷺(しらさぎ)…傷ついた白鷺が湯浴(ゆあ)みをしているのを見た村人が発見したと伝えられる湯来温泉。
旅館街にある足湯は、「白鷺古湯」と名付けられている。

2.もみじの葉…秋には湯来の山々は、目もさめるような紅葉で染まる。石ヶ谷峡(いしがたにきょう。県指定名勝)や加下峡(かしたきょう)など紅葉の名所も多く、朱に染まった散策も楽しめる。

3.温泉…湯来には、傷ついた白鷺が湯浴みをしているのを見た村人が発見したと伝えられる湯来温泉と、江戸時代に広島藩主・浅野公の湯治場(とうじば)として栄えた湯の山温泉という2つの温泉がある。
1991(平成3)年に環境庁(現・環境省)から両温泉が保健的利用に適していると「国民保健温泉地」に指定された。

4.滝…江戸時代、広島藩士で絵師としても活躍した岡岷山(おか みんざん)の写生旅行の記録「都志見往来日記」にも描かれている多羅多羅の滝(たらたらのたき)や白井の滝(しらいのたき)など、湯来の奥山には急峻(きゅうしゅん) な山々から湧き出る清水を源に大小27もの滝が点在している。

5.チョウザメ…チョウザメの卵が、世界三大珍味の一つ、キャビア。
湯来の清流を使ってチョウザメが養殖されており、地元の新たな食材として注目されている。

6.雲…来訪者を心和ませる湯来の山里をゆったりとたなびく雲。
春や秋に湯来の山々に登れば、雲海を見ることができる。

7.星…夜空にちりばめられた無数の星。
湯来の澄みきった夜空では、四季折々の天体ショーが繰り広げられる。

8.ササユリ…旧湯来町の町花であったササユリ。
ササユリは人工栽培が難しく、湯来が豊かな自然に包まれている証でもある。

9.ホタル…湯来の清流で自然繁殖したホタル。
毎年6月下旬~7月上旬にホタル祭りが開催され、幻想的な飛翔が楽しめるほか、昔懐かしい「ホタルかご作り」も体験できる。

10.牛…湯来の南部の丘陵地帯は酪農の郷でもある。
ここで製造された乳製品は、地域のブランドとして人気の商品となっている。

11.コンニャク芋…湯来特産品として人気のコンニャク。
皿に薄く切り盛りした刺身コンニャクは、フグの刺身に似ているところから、「山フグ」と呼ばれている。

12.水(川)…湯来を流れる清流「水内川(みのちがわ)」は、広島市中心部を流れる太田川(おおたがわ。一級河川)の源流の一つで、アユ、アマゴの渓流釣りや川遊びの人気スポットとなっている。
また、オオサンショウウオ、カジカ、モリアオガエル、ホタルの生息地でもある。



↓湯来ブランドマークについては、こちら↓

「湯来ブランドマークの制作と活用について」広島市ホームページ



一番気がかりなのは、宮崎県の口蹄疫(こうていえき)の被害拡大を受けて、牛乳メーカーの砂谷(さごたに)が、本社近くの牛舎の見学を4月末から中止していることじゃ。



「湯来のまち再生プロジェクト協議会」では、「広島ツーリズム大学」の入学者を6月30日(水)まで募集されとります。
これは、広島及び周辺地域における自然、歴史、文化などの地域資源を活用した交流体験型観光の推進や地域の活力を担う人材を育成するための大学じゃそうな。



↓広島ツーリズム大学については、こちら↓

「「広島ツーリズム大学」の入学者募集について」広島市ホームページ



湯来ロッジは昨年11月にリニューアルオープンしたんじゃが、4月30日(金)には、宿泊客が早くも1万人を達成したそうじゃ。



1万人目は、6人で訪れた東広島市八本松町の公務員武田幹雄さん(43)の家族。
ロビーで川崎孝利支配人(41)から、認定証やこんにゃくなどの特産品、入浴回数券を受け取った。
武田さんは「家族旅行のいい思い出になった」と喜んでいた。

湯来ロッジは年1万5千人の宿泊を目標としており、計画より2カ月早い達成となった。

「新湯来ロッジ宿泊客1万人に」中国新聞 2010年5月1日)




湯来温泉ホタル祭りは、6月27日(日)に開かれるそうじゃ。



↓湯来ロッジについては、こちら↓

国民宿舎湯来ロッジ ホームページ



湯来町には県立湯来南高校があるんじゃが、同校の和太鼓部が、昨年のけんみん文化祭和太鼓フェスティバル最優秀賞を受賞されとります。



広島県立湯来南高校和太鼓部(藤原康行顧問、24人)が11月29日に三原市であった、「けんみん文化祭09ひろしま 和太鼓フェスティバル」の一般の部で最優秀賞に選ばれた。
創部5年目で、2年前に続く受賞。
部員たちは喜びや涙で達成感を分かち合った。

「明るく個性のあるメンバー。まとまっている」と言うのは、花岡誠部長(3年)。
最初は部員に強く言うのが辛(つら)かったようだが、「1年生が入って責任感が出た」。

受賞の瞬間、「うれしさと悲しさがあった」と振り返る。
理由は、「もう引退かぁ」。

各種大会が控えているため、練習の熱は冷めない。
「もっと体で表現せにゃあ」、「今のは大きく。カッ、と気持ち良く出して」。
自身も演奏する藤原顧問の声が響く。
思いは、「人としての礼儀が大切。何か自信を持って卒業してほしい」 ―。

「けんみん文化祭で最優秀 湯来南高和太鼓部が受賞」Webデイリー西広島タイムズ 2009年12月18日)



3月27日(土)には、定期演奏会を行われとります。



広島市佐伯区湯来町の湯来南高和太鼓部が27日、同町の湯来交流体験センターで初めての定期演奏会を開き、オリジナル曲などを披露した。

卒業生6人を含む27人が、法被(はっぴ)姿で屋外ステージに登場。
顧問の藤原康行教諭(39)と部員たちが、神楽のリズムを取り入れて作曲した「郷の音(さとのね)」など12曲を披露した。

「息ピタリ 和太鼓の初演奏会」中国新聞 2010年3月28日)



↓湯来ロッジについての過去の記事は、こちら↓

湯来(ゆき)ロッジに併設される施設は?



今日は、湯来ブランドマークと湯来町について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。



ほいじゃあ、またの。

コメント
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