通でがんす

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乳幼児の健康な成長を願って護国神社で行われる神事は?

2010年05月06日 | 広島の話題
5月5日(水)は、子どもの日でしたのう。

総務省の発表によると、15歳未満の子どもの推計人口(4月1日現在)は、前年より19万人少ない1694万人で、29年連続の減少。
しかも、1950年以降の統計で過去最少を更新したそうじゃ。



【問題】
子どもの日の5月5日(水)、生後6カ月から1歳半までの乳幼児の厄除けと健康な成長を願って、広島護国神社で行われた神事は、次のうちどれでしょうか?

1.一升もち背負い競技
2.ティッシュ早抜き競争
3.泣き相撲
4.ハイハイレース









【正解】
3.泣き相撲



【解説】
子どもたちの健やかな成長を願う「泣き相撲」が5日、広島市中区の広島護国神社であった。
生後6カ月から1歳半までの乳幼児と保護者約700組が出場した。

「泣く子は育つ」のことわざにちなみ、先に泣いた方が勝ちとなる。
乳幼児たちは保護者に抱えられ、紅白の鉢巻きに法被姿で畳敷きの舞台に登場。
行司が「のこった」と声を掛けると、どちらも泣きだして引き分けになったり、取組前から泣きやまずに勝利する子もいたりして、観客の笑いを誘った。

「決まり手は涙 広島泣き相撲」中国新聞 2010年5月6日)




こりゃ、ええのう。
わしの子どもも参加させりゃえかった。

↓くわしくは、こちら↓

「泣く子は育つ! 集まれ!赤ちゃん! 広島泣き相撲」広島護国神社



わしゃ「泣き相撲」自体、知らんかったんじゃが、全国各地にあるんじゃと。

ウィキペディアによると、「生子神社(いきこじんじゃ)の泣き相撲」が文献上もっとも古く、1861年には始められとったそうじゃ。
ちょうど、幕末のころじゃのう。

こちらの「泣き相撲」は、栃木県鹿沼市樅山町(もみやままち)の生子神社で、毎年9月に行われとるんじゃそうな。
国の選択無形民俗文化財。

土俵に白い鉢巻を締めた幼児が、力士姿の氏子に抱きかかえられ、「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声とともに3回高く抱き上げられる。
先に泣いた子が勝ちとなるが、現在では、両方に勝ち名乗りをあげている。

生子神社は、もとは樅山神社という名前じゃった。
1580年、氏子の赤ん坊が病死したとき、神主が3日3晩の祈祷を行って生き返ったというところから、生子神社と名を変えたそうじゃ。

↓くわしくは、こちら↓

「泣き相撲」鹿沼観光だより 四季彩のまち かぬま



岩手県にも「子泣き相撲」があって、こちらは先に泣いた方が負けというもの。
その年の農作物の吉凶を占う祭りとして発展している。

-とウィキペディアには書いてあったが、Web上では見つけることができんかった。



↓広島護国神社についての過去の記事は、こちら↓

広島カープが必勝祈願をおこなう神社は?



今日は、泣き相撲について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。



ほいじゃあ、またの。
コメント
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