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大河内山荘2 特別観覧 大乗閣

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写真は、書院と奥の宸殿。

京都府のふるさと納税「文化財を守り伝える京都府基金」の返礼に、大河内山荘 特別観覧があります。
1万円の寄付で1名、2月に開催される特別観覧で大乗閣の内部を参観出来ます。
ふるさと納税なので、京都府民は寄付しても返礼を受けられないので注意して下さい。

指定日の13時に集合。
13:30からまずは茶席の辺りに集合し、簡単な説明があります。
大乗閣は数寄屋大工、笛吹嘉一郎の作品です。

中門を入ると正面の高台の上に大乗閣(登録有形文化財)があり、その左手の石段から玄関に進みます。
玄関を入ると6畳の玄関間があります。
まずは玄関間の右手へ。
右手には松に鷹の透かし欄間があり、10畳の書院です。
左手には大きな床の間、その奥に2畳の上段の間があります。
上段の間の背後は火頭窓で、左手には違い棚と天袋が、右手は奥の寝殿につながります。
上段の間の天井は花天井。
また右手は苔のきれいなお庭です。

書院の左手奥には雁行状に板の間の寝殿があり、庭に突き出ています。
寝殿にも火頭窓があり、格天井で天井から天蓋がぶら下がっています。
寝殿の窓は蔀戸になっています。

玄関間の左手へ。
縦に廊下が走り、廊下の正面奥には囲炉裏のある勝手とその奥におくどさんのある土間があります。

廊下を左手に進むと、突き当りに如庵写しの茶室があります。
茶室の右手奥には3畳の水屋があります。

大乗閣は約30分程で、以降は庭園の自由参観でそのまま解散でした。


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