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2018(平成30)年 春の非公開文化財特別公開の速報


写真は、妙教寺の戊辰戦争で東軍の砲弾が貫通した柱

京の冬の旅は、みなさん行かれたでしょうか。
京都市文化資源保護財団からの招待状は、2月末までしか使えないので、ご注意ください。
さて今回の話は早くも春、GWの非公開文化財特別公開です。

基本的な日程は、4/27(金)~5/6(日)です。
最近は直前の分析を行っていないので、今回分かっている範囲で個々にコメントもします。

分類の解説

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ。ないしは寺宝の展示が追加される。
2:通常拝観では入れない一角が公開される、非公開の重文クラス以上の文化財が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

A-1 上賀茂神社:いつもの本殿、権殿、高倉殿と寺宝。
C-3 大徳寺 本坊法堂もあり。
B-1 櫻谷文庫:若冲の作品も公開
D-1 仁和寺 金堂本坊:本坊で寺宝展示あり。
A-1 北野天満宮:公開場所、公開寺宝の内容など不詳。
E-3 相国寺 養源院:昨年の京の冬の旅と同様か。
A-1 岩倉具視幽棲旧宅:通常から公開あり。
B-2 下鴨神社:いつもの本殿、大炊殿、神服殿。
C-3 金戒光明寺 山門:近年は春と秋に定期的に公開あり。
C-3 知恩院 大方丈・小方丈:近年は春と秋に定期的に公開あり。
B-3 東福寺 龍吟庵:春と秋、涅槃会などで独自公開あり。
D-2 壬生寺:庭園は毎年GWの壬生狂言の際に独自公開あり。今回はそれに乗っかった感じ。
B-3 東寺 五重塔:いつものです。
A-1 城南宮:寺宝公開。
D-2 大黒寺:冬の旅でも公開があるところです。内容はほぼ同じでしょう。
E-2 長建寺:弁財天や宇賀神将像はお正月も公開あり。本堂内に上がれる公開は数年単位。
C-2 石清水八幡宮:今回は本殿のみ。書院はないようです。
E-3 法傳寺:国道1号線沿いの大手筋(蘇生会総合病院がある)の近く。一念寺も近いです。アクセスは、京阪の中書島駅から20系統が1時間1本、22系統が1時間2本で、国道大手筋下車です。本堂内部や戊辰戦争関係の品の展示。
E-3 妙教寺:京阪淀駅から徒歩圏です。通常でも予約すれば拝観可能です。本堂内部と戊辰戦争関係の品の展示。

今回レアと言えるのは、最後の2つでしょう。
次点が壬生寺の庭園でしょうか。

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