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岩倉具視幽棲旧宅(岩倉散策3)
写真は、住宅と前庭
岩倉実相院の門を出て最初の角を右折後、次の角を左折したところに「岩倉具視幽棲旧宅(いわくらともみゆうせいきゅうてたく)」があります。
距離にして約180mです。
岩倉具視が38歳で追放されてからの5年間ここに棲んだそうです。
ちなみにここに来る前に居たのが「苔寺(西芳寺)」の“湘南亭”です。
通用門を入った正面右で受付をします。
参観料は300円です。
正面に資料館の対岳文庫、左手には池があり、その先の階段の上に主屋の鄰雲軒があります。
鄰雲軒は茅葺きの主屋と瓦葺の附属屋の2棟からなります。
昔は共に茅葺きだったそうです。
主屋の前には、大きな“岩倉具視お手植えの松”があります。
庭の大半は、この松の存在で占められています。
また主屋の右手には遺髪碑があります。
左手に柴折れ戸を出ると、左手に正門が、右手には鄰雲軒の玄関があります。
正門は通常閉めていますが、岩倉具視の命日である7/20に近い土曜日に開催されるイベントに参加すると普段は閉門している正門から入れます。
玄関から鄰雲軒に入ります。
玄関の3畳間の奥に6畳間が2つあります。
土日はガイドの方がおられ、解説して下さいます。
附属屋へは廊下伝いで入れます。
4畳半の間が4つあります。
土間にはおくどさんも残っています。
対岳文庫には、岩倉具視の書画や資料などの展示があります。
また対岳文庫を出た正面の6畳間にはお茶やコーヒーがサービスで頂けます。
岩倉具視に興味があれば、面白いでしょう。
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