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2024 6/23の拝観報告4(本願寺 西山別院 親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要)

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写真は、書院のお茶席。

いづ重を出て、四条通を西へ。
小雨が降っていました。
四条大橋を渡り、京都河原町駅から阪急電車に乗ります。
桂駅で下車し、徒歩でやって来たのが本願寺 西山別院です。
6/22と6/23は親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要が開催されていると、アマ会のhytさんから教えて頂きました。

法要期間は様々なイベントがあり、6/22には稚児行列や嘉門タツオさんのミニライブがありました。
そして我々が訪問した6/23には徳力善宗の本堂障壁画(重文)が本堂で展示され、さらに書院ではお茶席もありました。
2つも興味あれば、絶対に行きますよね(たぶん障壁画だけでも行っていましたが)。

14:10頃に到着。
お茶席は事前予約も可能でしたので、14:30の席を予約していました。
先に本堂へ。
本堂の右手に徳力善宗の障壁画、「桜に牡丹図」と「松に藤図」が展示されていました。
何も注意書きがなかったので、アホなフリして「写真撮っていいですか?」と係りの方に聞いてみると、「いいですよ」と。
いいんかいw
明日の本編はこの写真です。

そして本堂左手の研修会館に戻ると、14:30に席に呼ばれました。
研修会館奥の書院に入ります。
書院に入って左手にある6畳間が本席。
僕とさくらさん以外は3人だけ。
僭越ながらお正客をさせて頂きました。
主菓子は中村軒の水無月で、お正客のだけ抹茶でしたw
お正客はお点前して下さり、後は水屋からの点出し。
お道具の説明はすべて半東さんがして下さいました。

14:50頃に終了し、さくらさんとはこちらでお別れ。
僕は次へと向かいました。

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郭巨山会所

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写真は、2階の蔵と主屋の接合部分。

郭巨山会所は祇園祭の山である郭巨山(かっきょやま)の本部であり、明治40年から使われています。
耐震工事および手狭になったため、2022年に表の主屋と奥の蔵を接続する工事を行っています。

アクセス
四条西洞院の交差点の南側を東(烏丸通方面)に進みます。
約50m先右手の角に主屋があります。

今の会所は奥の間で、もともとは四条通側に中の間と表の間がありました。
しかし明治時代、四条通に市電が走る時の道の拡幅工事で削られました。

2023年11月の京都モダン建築祭で内部が公開されました。
表の主屋から入ります。
板の間できれいな広間になっています。
奥行半分ぐらいで鴨居のようなもので天井が仕切られます。
ここまでが元の主屋で、ここから奥は中庭をつぶして板敷にした部分です。
古木の風合いの柱がありますが、触ると鉄筋です。
さらにこの奥は土間になり、蔵があります。

板敷部分から階段で2階へ。
2階は主屋も蔵も元の屋根を残したまま、その間の上を新しい屋根でつないでいます。
また耐震性の観点から蔵とつなぎの間には隙間があり、密着していません。
1階の蔵の庇が2階の床下の隙間からみえて、接してしないのが分かります。

また主屋の2階は格天井で、鶴の釘隠しなぢ装飾が細かいです。
        
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