平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2005年3月13日 献金

2007年02月10日 17時03分09秒 | Weblog
      献 金

 先週の総会において、牧師館取得の件が承認された。手狭ということで不便さを感じていただけに、ありがたいご配慮をいただいたと感謝の念にたえない。経済的な逼迫さに喘いでいる方々が少なからぬこの時代に、少々贅沢なことであった。
 長い目でみると、教会にとって損ではなさそうなので、心苦しさからは少しだけ解放されている。これからの10年の教会の経済事情が、これからも恵まれたものであることをお祈りしたい。また、平尾教会の会堂は、今年10年を迎えた。建築献金による返済も順調になされてきた。
 教会を建築したときの信徒の熱い思いは、多額の献金に表された。その方々は、一日も早い返済を願い継続して献金を続けておられる。それ以降に教会の群に加わった方々も建築献金をされているのは喜ばしい。
 ただ、致し方のないことではあるが、それぞれの思いには温度差があり、当時の方々ほどに、建築献金の課題の大きさが理解されているとは言い難い。このたび、牧師館取得という運びになり、教会会計の総予算が若干膨らむ。それぞれの収入が増え、生活が豊かになったところでの話なら、献金の増額も考えられよう。
 しかし、状況はそうでないから、生活費と献金の問題はかなりの緊張を生む話である。まず、献金を聖別してから、次に生活費をと考えるのが順番と教えられてきた。献金の姿勢は信仰のバロメーターとも言われてきた。これらのことを、今、どのように受け止め考えるだろうか。


  平良 師

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